若い頃、演劇をしていました。
何日か続く公演の中で
観客の反応も良く、自分でも満足がいった次の日に落とし穴がありました。
役者は毎回同じセリフを繰り返しますが
相手のセリフやアクションに対して、初めての感覚で応えることが求められます。
ところが、一度上手くいくと
どうしても、それを再現したくなるんですね。
そうすると「すでに知っている」という感覚になってしまいます。
自分では初めて聞くつもりで演技をしていても
上手くいったやり方をなぞることになるのです。
このように、成功体験が自分を縛ることがよくあります。
一回限りの成功であれば、まだ良いのですが
長年のものとなると、かなり頑丈なものとなってしまいします。

例えば企業の中で
その道一筋でやってこられた方。
若い頃は失敗したり
上司に叱責されながら
そのやり方を踏襲し、自分自身も上手くやってこられた時に
時代が大きく変わっているのは頭では理解していても
自分のスタイルを変えるのは
今までご自身が何十年間か積み上げてきたものを否定するようで
心理的な抵抗が強く出てしまうのでしょう。
そういった例だけではなく
私たちは、自分が過去にやってきた成功体験を「正しいもの」として認識し、他の事例にも当てはめてしまいがちです。
感情を横に置いて
ニュートラルに見直すことが
自分自身の人生を前に進めていく上でも
大切なことなのだろうと思います。
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