私は一人っ子なのですが
ずっと小さい頃から
「お兄さん」が欲しかった。
実際の兄ではなくても
そんな存在を求め続けていたのだと思います。
私自身
自分で言うのもなんですが
そこそこに頭も良くて、何でもできて
何かをはじめると
すぐに人より抜きん出ていました。
内面的にも
男性性も女性性もバランス良く持っている
と言われます。
だから
自分の不足を埋めたいわけではなかった。
なんか多分
そういう力関係のバランスとは違うところで
私はずっと「お兄さん」を求めていたのでしょう。
年齢でも、力関係でもなく。
ふと、そんなことに気づいた。
愛って、理不尽。
行為でも行動でもなく
ましてや、意思でもなく
もう既にあるもの。
だから何?
とかもなく、丸ごと全部を受け入れてしまっている。
気がつけば、ね。
全世界を敵に回しても
アナタを信じる。
何の根拠もなくても。
意志の力ではなく
最初からそうである。
そんな、世界がある。