昨日、脳内アウトプットで
「幸福な王子」のお話が好きだった、と書きました。
http://ameblo.jp/systemed/entry-12095665926.html
そうしたら
先程ふらりと立ち寄った書店のリユースコーナーにこの絵本があり(!)購入してきました。
絵がとても美しいです。
剣のルビーを病気の少年に
眼のサファイアを劇を書いている貧しい若者に
もう一つのサファイアをマッチ売りの女の子に
ツバメは仲間とアフリカに行くことを諦め
王子の側に残り、王子の眼の代わりをすることを決心しました。
王子の身体についている金を剥がして、貧しい人達に分け与えた後
ツバメは凍えて動けなくなりました。
「僕、もうだめです。
さようなら、王子さま。
いいことをして、僕、幸せでした。」
こうしてツバメは力尽き
王子の心臓は、寒さと悲しみに耐えかねてはじけてしまいました。
このお話
子どもの頃からずっと好きでした。
ツバメが、仲間が旅立つ時に葛藤しながらも王子の元に残るところとか
ツバメが死んだ時に、王子の心臓が張り裂けるところとか
そういえば
何度も読んでは泣いていました。
今も読んで泣いてます。
振り返ってみれば
誰かのために身を捧げられる強さを
私はずっと美しいと感じていたのかもしれません。



