子供が大人になる切なくも希望に満ちた瞬間を切り取った感動の物語

というコピーだったんですが・・・
ネタバレなので
これから映画観る予定の人は、この先は読まないでくださいね。
男にだらしなく
子どもを育てきれない母。
それでも主人公の少年は
どこまでも母を求めて信じているわけです。
きっと迎えにきてくれる
きっと帰ってきてくれる
どこにいるのかと
小さな弟の手を引いて
3日間、考えうるところを探し回り
ボロボロになって。
やっと帰ってきた母は
抱きしめてくれるし
愛していると言ってくれる。
でも
少年は気づいてしまうんですね。
母が自分達のことを忘れていたことを。
子ども達よりも、自分の恋愛が大切だということを。
少年が母を求め続けていた間
母は、少年と弟のことは頭になく、男のことしかなかったことを。
そして
少年は、諦めるのです。
この女性のことを。
母親のことを。
きっとまた、この人は同じことを繰り返す。
翌日
まだ母親が寝ているうちに
少年は弟を連れて施設に戻ります。
少年は、母親を諦めました。
正確には
この母が諦められたのです。
コラム覚書 【諦められるメカニズム】この
③です。深いつながりに積極的だった人が、この人にそれは無理だなと諦める。
それが
他人ではなく
自分の母親ですよ。
1番、愛を求めていた人を諦める。
なんて辛いことなのでしょう。
そして、このチラシのコピー

その日、
僕らは大人になることを決めた
この日
少年の中で、何かが死にました。
目が完全に変わりました。
(この俳優の子、スゴイ演技力。この作品がデビュー作だそうです。)
ここから少年は、小さな弟を守るため
自分の中のたくさんのものを抑えて
世界と闘って行くのでしょう。
彼が再び愛を取り戻すことを願ってやみません。
(映画の中の話だけど)
子供が大人になる切なくも希望に満ちた瞬間を切り取った感動の物語」
希望に満ちてませんけど!!
ダメ母を見限って、自立したことを希望と言ってるんでしょうか・・・
彼の中に生まれたのは、希望じゃなくて絶望だと思うんだけどね。
映画を観ると
いろんなことを考えます。
自分の人生は1度きりだけど
(ここでは生まれ変わりの話は置いといて)
映画を観たり、小説を読んだり
ほかに、いろんな人の体験を聞くと
疑似体験というのかな
知覚が広がるし
人には様々な考え方、感じ方があるのだということが理解できるようになります。
人を相手に仕事をしている人は
徹底的にやってみるといいですよね。
かずこ
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