さて、【カンフーかずこ物語】スタートします。
いろいろありすぎた(笑)人生を、振り返って書いてみますね。
今までの話 ①
私は、阪急電車沿線の池田市という町に、両親ともにO型魚座の家庭に一人っ子として生まれました。
読書や人形遊びが好きな大人しい子どもでしたが、一人っ子の習性として
周りの大人を観察し、感情や空気を読む
ということをキッチリと身につけ、ご近所でも評判の
いつも良い子のかずこちゃん
でありました。
成績も良く、宿題も早め早めに済ませ、午後8時には寝る
という生活。
算数ドリルと珠算教室が趣味で、ほうっておけば何時間でも没頭していたのを覚えています。
今から思えば、なんと手のかからぬ子だったことでしょうか。
そんな優等生の私も体育は苦手。
走るのはかろうじて人並くらいでしたが、体操系が全くダメで、跳び箱は飛べない、逆上がりもできないという運動音痴だったのです。
(まさかそんな自分が、大人になってカンフーをやることになろうとは・・・)
また当時は、ちょっとしたオカルトブームで、
世界の不思議な現象などにハマり、初めてタロットカードを手にして占いの世界に足を踏み入れたのもこの頃でした。
(小6の頃 5歳下のいとこと)
そんな小学5年生のある日。
私は、突然
人は死んだらどうなるのだろう?
無となってしまうのだろうか?
という考えに取りつかれ、眠れなくなってしまいました。
もともと内省的な性格なので、考え始めると止まらないのです。
恐ろしさに震えながら3日3晩考えて、当時10歳の私はある結論にたどり着きました。
人は必ず死ぬ。
そのことを恐れていてもしかたがない。
今この時を後悔しないように
精一杯生きることが大切なのだ。
本当に、ませた子どもですねぇ
けれど、この時に自分で出した答えが、その後の私の人生の指針となっていくのです。
(つづく)
お・ま・け
(3歳 砂場の砂を頭からかけては、シャンプーごっこをして母を困らせていた頃)
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