我侭で無類の浪費家、マリー・アントワネット。
14歳で嫁ぎ18歳で即位。
世継ぎを求める声・陰口・夫との関係・しきたりまみれの窮屈な宮廷生活。
ゴージャスな暮らしぶりは見ているものの、マリーをあくまで1人の女性・それも孤独な女性として、内面の多くを語る事はないですが繊細に描かれています。
いろんな未知に囲まれて生活するマリーにのしかかる、華やかさと儚さ。
その切り口がとてもキレイでした。
ヴェルサイユでの撮影や有名メゾンの協賛なんかもあって映像はとにかく華美です!
世界一有名な建造物であるヴェルサイユ宮殿。
バルコニーからの荘厳な庭園の眺めはホントに素晴らしい!!!
実際この目で見てみたいです!!!
スクリーンいっぱいに映し出される色とりどりのスイーツは、1862年創業のフランスの老舗”ラデュレ”のものだそうです☆
ヘアスタイルも必見ですね。
日本は”ヘアメイク”でヘアもメイクも同じ人がやるのが殆どですが、アメリカやヨーロッパじゃヘアとメイクは別な人がやります。
ヘアドレッサー・メーキャップアーティスト。
そのスタッフの数が多いこと多いことw
衣装さんも多かったね。
この映画のために数百着作られたそうです。
んで、語る要素はいろいろある気がするんですが、とにっかくマリーを演じたキルスティン・ダンストが愛らしくて仕方ないね!
嫁ぎたての頃はまだ初々しくてあどけないんだけど、メイクの力でだんだん老けていく(笑)
老けてもスッゲー可愛いの!!!!
でで、マリーの言葉・表情・仕草を繊細に撮ってて、直接的な語りは少ないんだけどとても豊かな物語に仕上げてます。
まぁあえて突っ込むなら。
高校の世界史でやったと思うけど、マリーアントワネットて死刑になるじゃないですか。
そこまで撮ってほしかったなぁなんて。
夫のルイ16世と同様、ギロチンで死刑です。
夫がされたみたいに、ギロチンの場合は落ちてくる歯が見えないようにうつ伏せにねて首切られるんです。
でもマリーの場合は違って、仰向けに寝かされたんです。
民衆の憎悪がどんだけだったのかはそれで解りますね。。
うーんでもソコまでやったら別な映画になっちゃうか。
「どんなに奇麗な洋服を着てどんなに贅沢な暮らしを送っても、心の中までは飾ることはできなかった」
ソフィア・コッポラ監督が描きたかったのはソコなんだと思うし。
いい映画でしたv
