Plextor M5M on ThinkPad X230 | KT Studio Works

Plextor M5M on ThinkPad X230

大変ご無沙汰しております。

SEOに有利なアメブロさんだけあって、記事は書かなくとも完全放置でも順調にアクセス数を伸ばして模様。中でも特にSONYのヘッドホン、MDR-CD900STのメンテナンスに関する記事には多くの方に訪問いただいているようです。ありがとうございます。

さて、更新しなかったこの1年以上もの間、私自身色んなコトがありまして。幸いにして大病を患ったとかそういったことではなくて幸いでしたが、7年弱勤めた会社を退職したり、プライベートではいろんな出会いがあったりと、何もかもが順調というわけではありませんが、充実しております。

そんな中、会社を辞めた今でも仕事の片腕として活躍し続けてくれていたThinkPad X220がある日難病にかかりまして、その後釜としてX230を手に入れたよ、という備忘録です。

8月半ば、真っ盛りのある日にそれは起こりました。確か山のように貯まった見積書の作成中、電卓を叩きながら悩んでいる最中に突然電源が落ちてしまいました。本当に突然のこと。どんなメーカーのサポートでも間違いなく案内されるであろう、バッテリ外し、メモリ外し、暫く放置してみる、あらゆるコトを試しても復活しない。ACアダプタを繋いでも通電しないという有様。結局レノボのスマートセンターへ問い合わせることに。ユーザーサポートを日々の業務にしている者が、こうした窓口のお世話になる時というのは何ともやるせない。でもサポートを受けると言うよりは、「あらゆることを既に試してどうにもならないので、修理お願いします」という問い合わせ。

結果的に、ハードウェアの故障であることは間違いないので、リペアセンターに送るように、との指示。予想通り。メインボードだとさぞ高く付くだろうと思っていたところ、その予想を遙かに超えていました。もらった見積もりがコレ。

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\159,102 也!!

一昨年の暮れにレノボ公式のショッピングサイトでカスタマイズして購入した個体ですが、何と当時の購入金額より高い。下手したらこれと同等の機種が2台買えてしまうかもしれない、超エクスペンシブなお見積もり。でもまーメーカー修理なんて購入時にいくらだったかなんて関知しないので、妥当とは言えないけどそういうこともあって当然かなと仕事柄思うわけですが、これがクレームになることもあるんだろうなと。

リペアセンターで診断してもらうと、例えキャンセルであっても送料と診断料を徴収されます。今回は¥6,980、内送料が¥3,000、微妙ですなー。でも支払いを早々に済ませました。

この間頑張ってくれていたのは、予備で持っておいたX201。でも日本語キーボードは慣れない、早く後釜を手に入れなければ、という事で、現行のCore-i5仕様のX230と、今回はカスタマイズではないので英語キーボードを別途手配。換装用のSSDも会社の近くで購入。今回はPlextor M5M、mSATAにしてみました。後から気づいたことですが、X230/220のmSATAスロットってSATAIIだそうで。つまり3.0Gbps、素直に2.5インチ買った方が速度は有利だったかもね。最大限軽量化してみたいという思いから。

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初mSATA。ちっちゃい。

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MLC NANDはTOSHIBAでした。

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本体到着。

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手にしてみて気づいたことですがこのモデル、カメラなし。ビジネスモデルですから個人的には不要。

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届くやいなや、初期搭載のHDDで一度も起動しないままM5Mを実装。このオリジナルHDDは元箱でそっと保管。
mSATAスロットはこんな感じに空いており、

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装着するとこんなん

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すんなり認識。

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メモリも足していざリカバリ。並行して英語キーボードもこれまたeBayで手配。

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んで、一通り初期セットアップが完了したところで、M5Mのベンチマークを。




通常のSATAポートはSATAIII 6Gbpsですが、mSATAスロットはSATAII 3Gbpsです。M5MはSATAIIIたいおうですが、本来の性能は発揮できていません。分かっていたことですが、2.5インチSSDより数g軽いはずで、勉強がてら試してみたかったし、何より体感上はあまり変わらない気がするのでいいんじゃないでしょうか。満足。

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ちなみに、X220とM5Proの組み合わせで使っていたときのスコアはこちら。

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参考までにこのM5Pro、代理店から特に個口のないまま仕様が改悪されたとして一時騒ぎになった後に入手したものです。でも個人的には十分な性能でした。


で、こうしている間にも、突然起動出来なくなったX220何とかして起動させて、ファイルベースではないエクスポート処理を必要とする諸々のデータを取り出したく、ついては問題のメインボードを安く手に入れる方法はないかと考えはじめ、早速手配掛けてしまった。さー、X220は復活するのか?それはまた次回。