DUY EverPack と DaD Tape Native 導入しました! | KT Studio Works

DUY EverPack と DaD Tape Native 導入しました!

先週、何十年かぶりに84円台という円高のニュースが飛び込んできまして、「いい機会じゃないか」と。

昨年暮れにも、今回ほどではないながらも円高になって、WAVESのGold Bundle に Renaissance Maxx を追加してみたり、無知だった頃に開設してしまったiLokアカウントに入っているライセンスをトランスファーしてみたり、そこそこ得しました。


WAVESだったら日本ではメディアインテグレーションが代理店業務を行っているので(Native版ね。TDM版は確かAvid)、日本語でやりとりすれば良いものを、そもそもを海外から買っているがために、その辺の保証はありません。今後もアップグレードは慣れない英語との戦い。


そして今回の円高。

いま進めている制作がまだミックス段階に入っていないというか相当先の話になりそうなので全然急いでおらず、OS9時代にお世話になっていたプラグインの収集はだいぶ落ち着いていたんですが、「それでもあったら便利かも」とちょっと背中のかゆい思いをしていたコレを購入。


KT Studio Works

DUY EverPack & DaD Tape


Z-Roomに限っては最近フリーになったばっかりで、速攻試してて「なんかいい感じ」って思っていた矢先、実質有償で買い直した気分。


DaD Tape だけでも良かったんですが、ここはまた自分的新規開拓の意味でEverPackも買ってみました。

DUYは日本に代理店がないので、DUY STOREから直、PayPalで初めて決済しました。

手続きしてからiLok.comになかなかデポジットされなくて、少々不安な時間を半日以上過ごすことになりましたが無事にデポジットされ、使えるようになりました。

iLok.comに落ちてくるまでに待ちきれなくて15日間のデモでどんなもんかと試してみたら、何秒かおきに「ピキーン」ってノイズが入る始末。しかも、そのノイズの前後はちゃんとFI/FOしてる。

あと、プラグインの多くはiLokやCnR方式でオーサライズされるので、インストール時にシリアルの入力を要求されないことが多いように思うのですが、DYUはご丁寧にインストール用のシリアルがメールで送られてくる。


ちなみに、DUY STOREっていっつもセールやってるんだけど、その期限が切れていてもセール価格なんだよね。

本当に安くなってるのかって? 実際安い!と思う。


K2 Worksのブログ(仮)


実際、この2つで$340 / €274。

手続きを行った8月11日の時点で、PayPayによる日本円換算が\31,000くらい。


K2 Worksのブログ(仮)

「通貨換算オプション」というのが用意されていて。標準ではPayPalに計算させるんでしょうが、カード会社任せにする?的なオプションも選べるので、敢えて後者の換算方式を選択。これが吉と出るか凶とでるか。

微妙に\30,000オーバーだったので、\29,000位になればいいななんて淡い期待σ(^-^;)


前から気にはなっていたとはいえ、円高が後押しした衝動買いのようなもの。

一番の狙いだっDaD Tapeは、同じテープサチュレーションのシミュレートなら既に愛用中のMcDSP Analog Channel でも事足りそうだし、EverPack に含まれるマキシマイザー・MAX DUYは WAVES L1とかあるわけで、今回はミックス時のバリエーションを増やした感じですが、悪く言えば迷いのもとをを増やしてしまったような。


音ですが、どれもWAVESやMcDSPなどに比べてややローファイな感じ?

最近移行したPtoTools LE 8.0.4やMacOS 10.6との組合せにも起因しているでしょうけど、当然のことなら個性があっておもしろい。


今年はサンレコ毎年5月号恒例のミックスダウンコンテストがなかったり、ミックスだけをやってみる機会がなかなかないので、昔のセッションを引っ張り出してきて、全てのセンド、インサート、フェーダーレベルをニュートラルにして、今の自分と環境がどんな音を作るのか、たまに試したりしています。