Roland - SRV-2000 | KT Studio Works

Roland - SRV-2000

Roland SRV-2000

SDE-3000/3000A と並んで、同社が誇る名機だと思います。

K2 Worksのブログ(仮)

80年代の、もうかれこれ20年前に生産された製品なのに、その質感はまだ色褪せていないと個人的には思うのであります。80年代に誕生した製品はホントに良いものが多い。熱を持ち、重量がある(笑)

"時代の音"がありますが、今の時代の音ではないと思いつつ、しかもプラグイン全盛となった今ではスタジオでもその姿を見なくなったとはいえ、まだまだ現役で使う場面はあります。特に歌!なぜ歌か。INPUTがMONOなんですよ!自ずと使い道は限られてきます。

ラフミックスだったらPlug-inを使ってしまうけど、本ch MIXの時は使うなー

下のSONY DPS-D7/R7はあまり活躍してません。(>_<)

スタジオ見習い時代のある日、必ずSRV2000を使うエンジニアが入るというプログラムの直前に常設機が壊れて、でも当時既にメーカー修理の受付が終わってる上にカスタムパーツ部分の故障と分かったらしく、先輩エンジニアさんが頭を抱えていたのを思い出します。

現在2台所有しています。実際に使える状態なのは1台。

最初に入手した1台の状態がとにかく悪かった。きっといろんな人の手に渡り、もしかするとどこかのスタジオで酷使されていたのかもしれないような。「EQUALIZER」ボタンの文字は押しまくられたために消え、青と緑の怪しい色で光る独特のLEDも暗くなっていて数値が読み取れない。"名誉の負傷"満載のこの個体は2台目に入手した個体のスペアパーツとして持っています。もうメーカーは修理を受け付けてくれませんから、スペアと共に大切に使っていく計画です。