物欲が...
数日経ってしまいましたが、アップルがこの時期恒例の新製品ラッシュだったので、感想書いてみます。
発表の翌々日にはあんまり興味をそそられないWindows 7の発売劇があったわけですが、アップル的にそれを意識したのかしなかったのか、かなり大掛かりなモデルチェンジでした。
■MacBook
MacBook(非Pro)もとうとうガラスタッチパッドと効率のいいリチウムポリマー・バッテリー搭載になりました。なんといっても価格が10万円を切っているという点が革新的。ただし、個人的には今後MacBookは購入の選択肢から外れることになりそうです。たった1つ、FireWire端子が省かれたから。
今のMacBookはチップセットがintelからnVidiaに切り替わった直後のモデルで、当時はFireWireが省かれたユニボMacBookとこのポリカMacBookは併売されていました。「MacBookは今後ユニボに移行し、FireWireが欲しかったらMacBook Proを買えってことなのね」とがっかりしていた矢先のモデルチェンジだったので、それはそれは喜んで買ったものです(笑)
その後、FireWireなしユニボMacBookにはFW800が搭載されMacBookProに、今回のアップデートで価格改定が行われ、13.3インチMacBook Proは所有しているポリカMacBook購入当時と同じ値段になりました(涙)
そんなFireWireの事情や、使ったことないですが、AppreRemoteが省かれているなど確実にコストダウンが行われているわけで、10万円を切るという価格設定も当然の結果なのかなと思っています。
■iMac
27インチってデカすぎじゃないかい?でも昔じゃ信じられない値段。
CTOでCore i5を選択出来るそうです。
来年1月の発表が噂されるMacProはXeonからCore i7に移行となるかも知れませんね。
Display Port接続で、ただの液晶モニタとしても使えるというのは、アップルが最近環境問題に真剣に取り組んでいる証といえます。数年先ですが、今回のiMacが使い物にならなくなっても、重くてデカイことを除けば再利用できるわけです。地味だけど、他のメーカーがやらなかったことをやってくるのがアップル。
■Mac mini
Snow Leopard Server搭載のMac miniってのは予想外。
しかも光学ドライブ非搭載でその分あんな小さい筐体にHDD 2基入れちゃってるいう(汗)
CTOで、FW800接続対応のPromise RAID ストレージが選択できるようになっています。
1年程前に仕事で、Macを多用しているデザイン会社さんのメンテを担当したことがあります。
G4 MDDをファイルサーバーにしていて、OSはTiger Serverでしたが、RAIDはなく、バックアップもマニュアルでやっているという環境。それが、ある日OSを起動できなくなってしまったという出来事が。
「出来るだけ低価格で新しいファイル共有環境を」というコンセプトで、まだFW400搭載だった当時のMac miniと、LaCieの4Bigを提案したことがあります。
全モデルからFW800搭載になったことで、Mac miniもビジネスシーンに投入できるというアップルの戦略が見て取れます。そうなると変な話、1年前は一歩先行く提案が出来ていたのかな?と思います。結局発注はいただけませんでしたが。