お久しぶりでございます。三日坊主です。起こりましたね政権交代。いやあ大爆笑でした。とりあえず政権交代が実現しない事には何も始まりませんので、第一関門はなんとか突破出来たという感じでしょうか。
今までは与党であった自民党や公明党に対して、それこそ目の敵のようにボロクソに批判してきましたが、これからは今までのように集中攻撃的に批判はしません。批判の矛先は権力を握った民主党という事になります。なので今まで民主党を応援してきたかのようなスタンスを取ってきましたが、政権党になったからには容赦せずに問題があればボロクソに(今までも書いてきましたけれど)批判します。代わりに野党に下った政党には多少甘くなるでしょう。もちろん今まで行ってきた事のツケは彼らに責任があります。比例で薄汚い連中が復活してるので許しがたい事は沢山あるでしょうけれど、民主主義を健全に機能させる為には野党がしっかりしないと上手く行きません。したがって応援しないわけにはいかない。自分のスタンスは反権力が基本ですので。
さて、ずいぶんとブログを書けない日々を過ごしてしまいましたが、衆院選ではもはや書くべき事は書き尽くした感がありましたし、何しろパソコンが壊れちまいまして、自力で修復しようと奮闘しましたが上手く行かず、修理しようか買い替えようか、買い替えるとしたらマックかウインドウズかって事で、いろいろと迷ってしまっていたわけであります。映画を観たり本を読んだり楽器を弾いたりしながら迷っているうちにグズグズと時間が過ぎてしまい、今にいたる次第です。
何しろ二台あったパソコンがオーマイゴッド両方イカれちまいまして、非常に不便な日々を送っております。パソコンがないとこんなに不便なのかとビックリです。今まではマックとバイオを利用していたのですが、さすがに二台は必要ないかなとも思いまして、買い替えるのならウィンドウズ系かマックかどちらかにしようと決めたはいいのですが、普通に一台だけにするのならマックじゃ何かと不便だし、ウィンドウズ系でいいかな、と思って電気屋に行ってマックを見ると、やっぱマックのがかっこいいしな・・・・かといって二台買うんじゃカネもかかるし、それじゃ修理すればいいかなと思い至るも、電気屋で真新しいパソコンに触れていると、やっぱ新品欲しいしなと迷ってしまって修理も躊躇し、バラで部品を買って組み立てるかなとか思ってみるもやっぱめんどくせえし、通販で買えばいいじゃんと思ってもパソコンねえから出来ねえし・・・・・・
何かを決めるときに普通こんなに迷わないのですけれど、何となく最近のパソコンの向かっている方向性というのが自分が求めていない余計な機能が(テレビが見れるとか、ブルーレイがついているとか)ついていて、あんまり欲しいと思えない。かといって、シンプルなものにするとデザインがかっちょわるいし、じゃあノートにすればいいじゃないかという感じもしないでもないのですが、基本ノートは好きじゃないので、欲しいと思うものが無いというかズレている。その機能いらねえんだよなって感じで、付加価値が付加価値になっていない。なんか需要不足の原因の一端はここにありって感じがしてしまいます。
ぶっ壊れた当初は壊れたショックと、パソコンが無いという事の不便さに発狂しそうになりましたが、迷っているうちにだんだん慣れてきてしまい、不便だとわかっているのに、パソコンのない日々を過ごしてしまっています。したがってブログも放置プレーになっていたわけです。おかげで本日も人のパソコンを拝借して更新する次第です。政権交代が起こってからしばらく経つというのに何も書かないのもアレですし。
さて溜まりに溜まった夢精寸前状態ですので、長くなるかもしれませぬが気にせずおっぱじめます。
政権交代が起こっても尚この国の現状は八方ふさがりである事は事実であり、その状況を打開する方法は簡単じゃありません。というか多分そういう政策は打てっこない。まず今の日本の現状を考えると、人口を増やすか?人口増を諦めて人口のバランスが適正化するまでしばらくは貧しくなる事を受け入れるか?大雑把に言うとこの二択しか無い。人口減で逆ピラミッド型の社会でありながら経済も右肩上がりというのはなかなか難しいでしょう。ただその方法が無いわけではなく、そこに至るまでの道のりを考えると、かなり分厚い壁がある。
そして官僚政治の打破という事を民主党は言っていましたが、官僚を上手く使わない事には必ず行き詰まるでしょう。政治家ごときがスペシャリストである役人と専門分野でしのぎを削ったって太刀打ち出来るわけがない。何百人議員を送り込んだって無理です。
もうすでに結構取りざたされていますけれど、鳩山代表の論文問題、脇の甘さに目眩がします。民主党の弱点と言いますかこういう政党であるという事はわかってはいましたが、官僚を頼らないという事は自分達でキッチリハンドリングしなけりゃ国益を損なってしまう。
官僚を頼ってきたが故に癒着構造が生まれ腐敗の温床にもなってきたのだから官僚との距離を保ちながら上手く使いこなすという事は重要ですけれど、あんたら本当にそれで大丈夫か?って感じは否めません。
論文と言うかエッセイの類いであり、たいした話は書いてありません。主にアメリカ批判の下りにアメリカ側が反発しているわけですが(またそれに対する反応も、左派系の新聞、例えば朝日のような所が中国などにご注進報道を行い政府を批判していたのと同じで、読売や産経のようなバカ保守系の売国新聞社がアメリカ批判なんてとんでもないと批判しているのも笑っちゃう、いずれにせよこの国の報道はベクトルが逆を向いていても総じてすべて同じような行動作法であって国益とは何の関係もないズレている。まあ自分達の権益護持に必死なんでしょう醜い連中です。)グローバル化やアメリカの市場原理主義云々を批判したい気持ちはわかるけれど、それを言って筋が通るのはアメリカ国民だけであり、それを何の自覚も無く受け入れ、それを支持してきた日本国民自身が問題なんであってアメリカが悪いわけではない。アメリカはアメリカの国益の為に交渉してプラットフォームを押し付けてきているわけで、嫌ならそれをはねつければいいだけの話です。それを散々受け入れてきて結果的に社会が空洞化したからと言っても、それを無策でただ受け入れてきたこの国自体の問題であるわけです。
サブプライムの問題にしても、アメリカに問題があるのは確かですしムカつくのはわかりますが、それがあったから外需依存のこの国も恩恵を受けていた事もあるわけだし、確実にその構造で儲かっていた部分もあったわけで、そのまま儲かっていて景気もそこそこであっても同じように文句を言うのか?と言えば、崩壊したからこそ文句を言っている部分も間違いなくある。散々その構造に乗っかって儲けてきたくせに、損したらアメリカのせいというのでは、言われた方は反発してしまう。
グローバル化というのは確かに先進国にとっては企業が海外へ進出し、雇用が減ってしまったりしますので、相対的に貧しくなってしまったり、社会が空洞化してしまったりする部分はある。だけど資本が国境線を超えて移動する事によって、これまで貧困で喘いでいた国が食えるようになっているという事も間違いなくある。フェアネスという観点から考えれば先進国が勝ち続ける構造から、BRICs諸国が台頭してきたように、貧しい国でも裕福になれるチャンスを生み出した事は間違いない。それは悪い事ではないわけで、泥沼の内戦で餓死者が大勢出るよりはマシなわけです。日本人から言えば残念だという話でしかない。もっと言えばグローバル化の中でも経済成長を続け日本ほど社会も空洞化せずに上手く舵取りしている国だって沢山ある。要するにドメスティックな問題であってアメリカ批判はお門違いな話です。
アメリカ的なるものを無自覚に受け入れる構造のもとでの権益分捕り合戦をこの国の統治権力や企業が行ってきた事や、バカメディアが翼賛してきた事や、その事に対して無自覚に受け入れ支持してきた国民に問題があるだけです。
そういうオヤジの繰り言的な愚痴を書きたい気持ちはわかる。しかし一国の首相になる可能性のある人間が、古い左翼の戯言みたいな事を書いて、書くだけならまだしも、鳩山代表は寄稿した覚えは無いととぼけておりますが、海外のメディアが勝手に取り上げるわけはないわけで、明らかに鳩山サイドが編集権も委ねて、事前にチェックする事無く許してしまったという失点がある。実際には秘書がそれを許している。編集されたと言ったって、書いてない事を書かれたわけではなくて、論文自体を短く切っているだけ。そういう風に使われて誤解されかねない事を書いたのは間違いない。そのおかげで最初のオバマとの電話会談の時点ですでに、日米関係はこれからも大切です。なんて釈明しなきゃならない状況を作り出してしまった。沖縄米軍基地の問題なんかでこれからバトルがありそうなのに、最初の時点で釘を刺されてしまっている。一体何やってんだ?って話です。
友愛の哲学を説明する為に一例としてグローバル化の負の側面に言及したという事は全体を読めばわかりますが、それをアメリカに責任を押し付けるのも問題があるし、書くだけならまだしもそれがアメリカの目に触れて、交渉のカードをみすみす渡してしまっている。これは大失態です。野党の党首気分じゃ困る。
さらに言えばそれをまわりの人間が、アメリカ批判の部分をアメリカはアメリカの国益の為に交渉しているのであって、それを無自覚に受け入れてきた今までの日本の問題なんだから、ここまでアメリカ悪者説と捉えられかねない事を書くのはマズいんじゃないの?勘違いされかねないよ。という事を誰も言ってあげてないというのも問題です。完全にバカ殿状態であるのなら麻生と変わらない。仮にそれを回りに言われても話を聞かないというのならもっと始末に負えない。
まだ総理になる前、政権交代前の出来事だったから救いもあるけれど、こういう軽はずみな交渉のカードをみすみす手放すような失態を繰り返すのなら、民主党政権も長くはないでしょう。それでは何の為の政権交代なのか?せっかく不可能と思われていた政権交代が起こったのだから、最低限やる事やってくれよって話で、次の選挙で審判を受ける前に、バカマスコミの世論誘導で支持率が激減し、何もなさないうちにお終いでは、益々この国の復活の経路は閉ざされてしまう。しっかりやってほしいもんです。
さていきなり久しぶりに書いて、早速新たな権力者を批判したわけですが、この国では自民党から政権交代で権力を奪っても、真の意味での自民党によって権益を護持してきてもらい同時に支えてきた権力があります。今の時点では民主党はまだまだ劣勢で、これからその権益にいかに突っ込んでいけるかどうかが、本当の意味での政権交代になる。なのでそういう意味ではこの国はまだ真の政権交代はなされてはいないとも言えます。まだ民主党は何もなしていませんし、これからが本当の戦いだとも思いますので、新人権力者イジメはこのくらいにして、真の問題点に突っ込んでいこうと思います。
確かに鳩山代表の振る舞い方には問題があったし、論文の内容も気持ちはわかるけれど、ああいう書き方をしてしまったのでは真の問題点に切り込む前に撃沈してしまう。この場合アメリカ批判をするのではなく、アメリカの要望である事を装ってアメリカのせいにしながら、そのもとでアメリカからの要望が激しいのでしょうがないと言い訳をたらたらいって国民を欺き、権益をむさぼってきた国内の売国奴どもが真の問題なんだから、アメリカを敵に回してどうすんだよって話で、アメリカ自体は味方に付けて、アメリカのせいにしていい加減な事をやってきた連中の問題に対処する為に、アメリカに協力を要請するような書き方をすべきだった。というのが大前提ではあるものの、アメリカのもとで保守を装う売国マスコミを筆頭にして、リベラルを装うクソ新聞社、経済新聞を装うゴミ新聞社、及びそれらのもとにあるテレビ局、要するに大手マスコミや御用学者、財界の連中が大々的に行っている民主党批判は全くの的外れです。
例えばジェラルド・カーチス教授が外国人特派員協会の記者会見で、鳩山代表を批判していた。そして「対等な日米関係」というのならフリーライドしている現状の問題はどうなるのか?NoではなくなにがYesなのか?ポジティブなメッセージが伝わらないと酷評していた。確かに言いたい事はわかるけれど、それをありがたがって流用して日本人が対等な日米関係の危険性や、アメリカに文句を言うのはいいけれど、フリーライダー問題をどうするのか?といったような親米バカ保守系のクズ野郎どもの言い分の受け売りを、そのままアメリカ隷属利権をむさぼる売国奴どもの権益護持に加担して、一般市民までコントロールされて民主党批判している状況に対しては如何なものかと思える。
ジェラルド・カーチス教授はアメリカ人なんだから自国の国益の最大化の為にも、鳩山政権に釘を刺しておくという意味もあるだろうし、アメリカ人がそれを言うのはわからない話じゃない。だけど日本人が言うのはどうなんだ?って話です。対等な日米関係というと、アメリカの戦争のお手伝いをする為に海外に軍隊を派兵しなきゃならないかのようにほざく連中が多すぎる。全くロジックが狂っている。もちろん外交というのは相手があっての話ですから、日本が政権交代したからと言って、ホイホイ政策を変更してしまえば、信頼を失ってしまう事も事実なので、慎重さにかけた舵取りの批判ならわかるけれど、どうもそういう感じではない。
例えばアメリカのホワイトハウスのすぐ目と鼻の先や、ハワイなんかに、アメリカが土地を貸してくれて、アメリカが費用を負担してくれて、日本の自衛隊の基地を提供してもらって、アメリカの領土内において何らかの軍事衝突があった場合のみ、集団的自衛権を行使するという話なら論理的に正しい。アメリカに基地を提供してもらって費用負担もしてもらっているにもかかわらず、アメリカ本土がどこかの国から攻撃を受け、人が死に国土が破壊されても、アメリカ軍の本土防衛に手を貸すこと無く、日本には関係ありませんと無視を決め込んでいたとしたら、フリーライドするな!という言い分も百歩譲って成り立つ。本当はそれでも成り立たないのだけれど。
しかし日本の領土の中に、基地を貸してやって、その費用まで負担して、アメリカ本土の防衛でもないのに、ノコノコ外に出かけて集団的自衛権の行使なんて話は、1ミリも正当性の無い論理矛盾もいいところ、破綻した話です。日本人でありながら、それをする事が対等な日米同盟であるかのような事をほざいて危険だと言っている連中が何を守りたくてそう言っているのか?それを理解する必要があります。
日本の国土をアメリカに貸して基地として使わせているだけだって、十二分に貢献している。その上費用も負担し、移転費も出せと言ってきているのに対して、それをはねつける事のどこにフリーライドがあるのか?なぜここまでやっているのに、アメリカの戦争の手伝いをしないと対等と言えないと思うのか?こういう批判をしているバカ共は頭がどうかしている。
民主党はあくまでも派兵するにしろ国際協力するにしろ原理原則を定めると言っているだけで、現状のアメリカの戦争に無原則でお手伝いする事に対して異を唱える為に国連を持ち出してきて主体的に判断すると言っている。あくまでも国連の承認は必要条件であると。十分条件だとは言っていない。普通に考えれば無原則に派兵するよりはマシだと思うのですが、危険だという話になる。憲法9条があっても現状は無原則で何の縛りも無くアメリカに言われたという事を利用して実際に派兵してしまっているのに。
アメリカ人がフリーライドだと文句を言うなら(もちろんムカつきますが)まだいいけれど、日本人がよく恥ずかしげも無く言えたもんです。バカでわからないのか、本当にアメリカの手先として国を売って権益を貪っているのか知らないけれど、そういう連中の戯言に乗せられているようじゃ、民主党政権の掲げる市民の引き受ける政治なんて100年経っても不可能でしょう。自分の頭で考えて情報を精査出来ないのであれば、政治に無関心な方がマシです。
投票に行けと、この国の大人達は常識人面を装っていいますが、はっきり言って、自分の頭で思考出来ない人間は投票に行かない方がいい。最低限自分が投票した政党の政策や理念くらいちゃんと理解してから投票すべきであって、誰かがよくないと言っているからつられてよくないと思ってしまうような思考法で反対したり支持しておいて文句を言うのは最悪です。それは投票に行けと説教している大人だって半分以上そうでしょう。
支持した政党の言っていた事とやっている事が乖離している場合に文句を言うのならわかるけれど、それを情報の精査もなくして、誰かさんのネガティブキャンペーンに乗せられて文句を言い出すようでは、有権者としては必要最低限の能力が欠落している。
だいたい小泉自民党にあれだけ支持した人がいっぱいいたのに、なんで自民党に対してこれだけ逆風が吹き荒れたのか?本当に自分達の頭で考えて自民に反対票を投じたのか?郵政民営化にみんな賛成していたのに、なぜか今は反対の人がいっぱいいる。そもそもなんで賛成したのか?なぜそれが今は反対しているのか?理由があるとしてそれは情報を吟味して自分の頭で考えてそう思っているのか?市民政治を駆動させる為にはこの辺が大きな壁となるでしょう。
これは以前も書いた事ですが、現時点でもアメリカ軍に日本は守ってもらっていない。アメリカ軍も自衛隊が日本に存在して安全だから日本にいる。人数や兵器の数を考えても、日本は自衛隊が守っている。陸上部隊が米軍1万3千(補給部隊が多くて実力は2000人程度)、自衛隊14万9千、空母、護衛艦が米軍10隻、自衛隊53隻、戦闘機、米軍42機、自衛隊373機、戦車、米軍0、自衛隊910輌、このバランスを見れば誰でもわかる話ですが、アメリカは外に出て行く為に待機しているだけで、軍事力によって日本を防衛するという意味においては何の役にも立ってない、金の無駄、いなくても全然変わらないわけです。
しかもアメリカが沖縄に基地をおいているのは安全性があるからであって、旧ソ連の戦闘機の行動範囲外、爆撃機が沖縄に到達するまでに、自衛隊の戦闘機が撃墜してくれるから安全なんだと、アメリカ自身が自国で説明する時に言っていたわけです。アメリカは海外に派兵する為に日本の基地がただでしかも費用もとりたい放題だから日本にいるだけで、もし有事があったって日本の事なんて守るわけが無い。ちゃんと97年のガイドライン改訂ではっきりとそうなっている。
しかもその事を当時の自民党政府は受け入れている。その事を日本人に隠している。プライマリー・リスポンシビリティと、日本で何らかの紛争が起こった場合、防空、日本船舶、商船の保護、敵が日本に上陸して来た場合の阻止撃退、ようするに国防に関しては、自衛隊が一義的に責任を背負うと英文でハッキリ書かれてあって、日本政府も合意している。
要するにアメリカは関係ありません日本の問題であり自衛隊の問題だとはっきり書かれている。それを訳すときに、自衛隊が主体的に対処する、というインチキ翻訳にすり替わっている。全然ニュアンスが違う。アメリカには責任が無くて、日本が全責任を負うという話になってない。誤摩化しているわけです。だから仮にアメリカ本土に自衛隊の基地を貸してもらってその費用を負担してもらったとして、アメリカ本土が攻撃を受けて本土防衛の為の集団的自衛権だとしても、本当は無視していても構わない。先ほど「本当はそれでも成り立たない」と言った理由です。
現実としてアメリカ軍に日本は守ってもらっていないし、在日米軍にそんな能力は無い、だから現実の追認としてガイドラインの改訂になったわけですが、その事をきちんと説明した政治家なり役人なりマスメディアなり見た事があるでしょうか?多くの人が皆無でしょう。にもかかわらず対等な日米関係の意味をはき違えてまるで日本が危険に陥るかのような事を吹聴して回っている連中が何を守ろうとしているのか?自覚しろって話です。それが市民政治に必要不可欠なまなざしです。
アメリカに依存しているという状態にしておきたい、つまりアメリカ依存体制で権益を握っている連中にとってこの構造は都合がいいわけです。もちろん一般的なアメリカ人も知りませんので、日米ともに日本はアメリカに守って貰っているというフィクションが蔓延っているわけです。したがって中国脅威論とか、北朝鮮脅威論というのは誰にとって都合がいいのか考えた方がいい。アメリカにとって中国はもう重要なビジネスパートナーですし、北朝鮮なんてハナクソみたいにしか思っていない。
中国の軍事費を大騒ぎしますが、日本とたいして変わりません。あの国の面積から言っても、周辺事情から言っても、どこか一カ所に軍事を集中して展開するなんて事は出来ません。それが出来ない以上、守るべき面積の差から軍事費を考え、しかも日本は防空に特化して戦えるわけですから、軍事的な中国脅威論も嘘です。
そもそも中国脅威論は冷戦終結の直後から出て来た話で、アメリカ軍の縮小を阻止する為に、アメリカの軍関係者が使ったネタです。兵器の近代化と喚いていますが、日本も韓国も台湾もおこなって来た事で、兵器の近代化なんてそんなの当たり前の話です。
核兵器の脅威はもちろんあります。ありますがこれはアメリカ軍がいようが、いくら軍備に金かけようが、軍事で何とかするのなら、核が無くちゃ抑止にはならない。中国が核実験に成功したのは60年代の事で、これも今更騒ぐような事でもないし、MDなんてのは役に立たない。単なる利権でしょう。アメリカ軍は日本を守るとは言っていませんので、当然核の脅威があるからアメリカが必要というロジックも成り立たない。日本に核が撃ち込まれてもアメリカは何もしないとハッキリそう言っている。日本もそれを受け入れている。その事を国民にちゃんとディスクローズしてこなかったし、マスコミも報じてこなかった。もちろん中国や北朝鮮が本当に脅威なんだとしてもしかりです。アメリカに頼ってもどうにもならない。軍事と外交を駆使して日本がなんとかするべき事です。
08年度の予算、日本が米軍に負担している総額は6252億、そのうち思いやり予算が2083億円、地位協定の範囲内のものが667億、特別協定の範囲内のものが1416億、日米安保条約による地位協定、24条には、合衆国軍隊の日本駐留に伴うすべての経費は(高速道路の料金のようなものや税金、土地代を除き)、この協定の存続期間中日本に負担をかけないで合衆国が負担する事が合意される、となっています。
これは1960年の安保改定の時に盛り込まれたもので、その当時はアメリカが日本から補助金をもらうなんていう構図はアメリカだって想像していなかったというのもあるでしょう。ベトナム戦争に負けて、経済が失速しドルの価値が下がり、円の価値が上がってくると、アメリカが払わないとゴネ始めて日本側が折れる。78年に62億出す事になった。何の根拠もないので何の為に出すのか?という話になり、金丸が思いやりの気持ちでと言ったわけです。87年に後付けで特別協定を締結し、法的根拠を調達する。これは地位協定の改定であり、即ち安保改定でもある。
基地の従業員の給料を全額出せ、基地の光熱費を負担せよ、施設の立て替え費を出せ、最初は土地代という話だったのが施設込みでという話にすり替わってくる。当然その工事にまつわる権益も当たり前ですが発生します。駐留米軍の総数3万3500、日本が負担している総額をこれでわると一人頭1800万以上になる。世界各国でアメリカ駐留軍への負担割合を見てみると、ダントツのぶっちぎりで1位です。日本は桁が違います。一人当たりの負担で考えると2位の5倍払っている。そこにはこの構造で膨大な基地利権によって暴利を貪っている売国奴共がいる。
78年頃が米軍の駐留のピークで4万5千、その時の基地従業員が2万1千、米軍がどんどん減っているのと反比例して、基地従業員は増えている。今は2万5千くらい、米兵100人に対して基地従業員が75.8人、娯楽施設への負担、コック、ウェイトレス、ウェイター、バー関係、ゴルフ場管理、ボウリング施設の管理、床屋、動物世話係、観光ガイド、映画映写技術者、劇場業務監督、エアロビのインストラクター等々、実に様々なものを負担しています。しかもその検証が日本政府にはキチンと出来ない。
チェーンのハンバーガーショップなんかもあって、米兵も金を払って食っているのですが、そこの光熱費や人件費も日本政府が負担している。ただ同然で利益が出る構造がある。しかもその金が何に使われているのかもわからない。
周辺への騒音対策や、移転への経費、酷いのになると、教会なんかの建設費にまで金を出している。宗教団体に対する支出ではなくて、アメリカ軍への支出であるから憲法違反にはならないと逃げているわけです。
日本に駐留しているのは情報機関が多い。かつてはソ連の情報を盗聴したりしていたわけですが、冷戦以降は明らかに日本への情報戦を仕掛けているわけで、そういう所への負担を日本政府が、というか我々の税金で賄っている。このバカバカしさ。日本の技術資料を収集し、英語に翻訳してアメリカに送るというような、産業スパイ的な行為を公然とやっていたりした。そこの基地従業員は日本人で、日本が負担をしていた。
こういう背景がありながら、日本がただ乗り国家だなんて話はふざけんなって話で、それをアメリカ人が言うならまだしも、日本人が言うのは完全なお門違いです。読売や産経と言った保守を装う連中の実態は、保守でも何でもありません。自衛隊には自衛する能力が無いかのように装う事によってアメリカ基地利権の既得権益を保守しているだけで、日本国民にとっては売国奴以外の何者でもない。
そしてそれは右を装うバカ共だけの問題ではない。左を装うバカ共も同様です。この状況を放置して、アメリカは海外にばんばん派兵している状況を放置して平和主義?ふざけんなって話で、こういうアメリカに日本は守ってもらっているというフィクションがあるから、憲法9条だの平和主義だのといった恥知らずなことを言えてきた。日本は軍事力で自衛する能力は現時点であるのだから、それを否定せずに追認するだけで、自立しようと思えばいつでも出来る。しかし軍事を否定する事によって正統性を得ようとするあまり、国民もアメリカがいないと自衛出来ないと思い込まされ、いつまでもアメリカ依存のもとでの売国奴連鎖を許し続けてきた。
基地労働者達の組合系の問題もあるわけだから、その意味では野党の責任も重い。基地従業員がこれだけバカみたいに沢山いるのも元を正せば、旧社会党が全駐労をバックアップして、思いやり予算によって日本政府がアメリカの負担の肩代わりをした事が出発点になっている。もちろんそれを受け入れたのは与党ですから自民党にも責任は等しくある。
そしてその事をアメリカが主張してきた事やこういう要求を日本政府に突きつけてきたとするのなら、その事にムカつく気持ちはわかるけれど、それらはすべて日本のドメスティックな問題であって、はねつければ済む話です。アメリカが要求してきているので断れないかのように言い訳を垂れ流しながら、この利権構造でカネと票を集める仕組みが回っていた。役人の天下り先の確保にもなるだろうし、ブラックボックスである事をいい事に利権が生まれ、与党議員に献金としてキックバックがかえっていく。こういう構造を保守しようとしている連中が、要するに民主党的理念にケチを付けているわけで、それにまんまと乗せられて批判しているような連中にちゃんと教えてあげましょう。そして組合系の問題も絡むので、そこに切り込めなければ当然民主党自体の問題にもなる。そういう意味でキッチリ新たな与党である民主党をチェックする必要がある。最低限これくらいの前提は共有しないと、引き受ける政治もクソも無い。
という事で、冒頭ではこれからは民主党をばんばんチェックしていくと書きましたが、与党になった彼らの政策がザルだったり、骨抜きだったりした場合もちろん徹底的に書きます。しかし当面はその効果にしろ骨抜きにしろ、見えているわけではない。それよりも現段階ではマスコミ及び役人、そして財界のステークホルダー共が、主権者である民意によって政権交代した政党のマニフェストに対して公然と反対を表明している。マニフェストにこだわるななんて事を報じる始末。それで実行しなきゃしないでブレたと叩くくせに。
これはとんでもない話で、主権者である我々との契約がマニフェストであり、それを実行する事が選ばれた政党や政治家にとっては彼ら自身の命よりも重要な事です。それが政治家の責務に含まれている。それを主権者の契約を無視して己の利権を守る為に、立場や報道を通して妨害するという事は完全に民主主義の精神を逸脱している。百歩譲って財界の連中はまだいい。しかし役人が裏で糸を引いてそういうネガティブキャンペーンを行うなど言語道断。普通の民主国家であれば犯罪行為です。
もちろんマスコミもしかり。自分達に都合がいいような報道によって人々を先導しようとしている。これではどこに主権があるのかわからない。そして一番最悪なのは、国民自身が民主党を支持して政権交代させたにもかかわらず、自民党にお灸を据えただけだという話になっていて、民主党の政策は支持していないなんて事をいう輩が結構な数でいる。マニフェストも読んでいないくせに、役人及びマスコミや財界のステークホルダー共のネガティブキャンペーンに乗せられて、やれ財源が無いだの、高速無料化は賛成出来ないだの、バラマキは反対だの、成長戦略がないだのと、本当に情報を吟味してそう思っているならまだしも、コントロールされて自分の頭で考えているかのように錯覚している輩が多すぎる。もちろんマスコミの世論調査はインチキであれ、そういう連中が結構な数いるのは事実でしょう。したがって当面はその辺の問題について書かないわけにはいかない。
本当の政権交代は自民党を下野させるだけでは足りません。財界やマスコミの連中も含め、ステークホルダーの連中をある意味政権交代させないと、この国の本当の問題点は是正出来ない。そして我々のマインドもこれまでの常識のとらわれて、自分の頭で考えない古い思考を持つ輩が多すぎる。そういう人間の頭の中身も入れ替えないと、真の政権交代には届かない。最初に書いたようにまだ第一関門を突破しただけですので、民主党をボロクソに書く前に考え方を変えない以上退場してもらう必要がある連中が大勢いる。
もうしばらくはその辺を書く必要がありそうですね。本日はこれまで。
今までは与党であった自民党や公明党に対して、それこそ目の敵のようにボロクソに批判してきましたが、これからは今までのように集中攻撃的に批判はしません。批判の矛先は権力を握った民主党という事になります。なので今まで民主党を応援してきたかのようなスタンスを取ってきましたが、政権党になったからには容赦せずに問題があればボロクソに(今までも書いてきましたけれど)批判します。代わりに野党に下った政党には多少甘くなるでしょう。もちろん今まで行ってきた事のツケは彼らに責任があります。比例で薄汚い連中が復活してるので許しがたい事は沢山あるでしょうけれど、民主主義を健全に機能させる為には野党がしっかりしないと上手く行きません。したがって応援しないわけにはいかない。自分のスタンスは反権力が基本ですので。
さて、ずいぶんとブログを書けない日々を過ごしてしまいましたが、衆院選ではもはや書くべき事は書き尽くした感がありましたし、何しろパソコンが壊れちまいまして、自力で修復しようと奮闘しましたが上手く行かず、修理しようか買い替えようか、買い替えるとしたらマックかウインドウズかって事で、いろいろと迷ってしまっていたわけであります。映画を観たり本を読んだり楽器を弾いたりしながら迷っているうちにグズグズと時間が過ぎてしまい、今にいたる次第です。
何しろ二台あったパソコンがオーマイゴッド両方イカれちまいまして、非常に不便な日々を送っております。パソコンがないとこんなに不便なのかとビックリです。今まではマックとバイオを利用していたのですが、さすがに二台は必要ないかなとも思いまして、買い替えるのならウィンドウズ系かマックかどちらかにしようと決めたはいいのですが、普通に一台だけにするのならマックじゃ何かと不便だし、ウィンドウズ系でいいかな、と思って電気屋に行ってマックを見ると、やっぱマックのがかっこいいしな・・・・かといって二台買うんじゃカネもかかるし、それじゃ修理すればいいかなと思い至るも、電気屋で真新しいパソコンに触れていると、やっぱ新品欲しいしなと迷ってしまって修理も躊躇し、バラで部品を買って組み立てるかなとか思ってみるもやっぱめんどくせえし、通販で買えばいいじゃんと思ってもパソコンねえから出来ねえし・・・・・・
何かを決めるときに普通こんなに迷わないのですけれど、何となく最近のパソコンの向かっている方向性というのが自分が求めていない余計な機能が(テレビが見れるとか、ブルーレイがついているとか)ついていて、あんまり欲しいと思えない。かといって、シンプルなものにするとデザインがかっちょわるいし、じゃあノートにすればいいじゃないかという感じもしないでもないのですが、基本ノートは好きじゃないので、欲しいと思うものが無いというかズレている。その機能いらねえんだよなって感じで、付加価値が付加価値になっていない。なんか需要不足の原因の一端はここにありって感じがしてしまいます。
ぶっ壊れた当初は壊れたショックと、パソコンが無いという事の不便さに発狂しそうになりましたが、迷っているうちにだんだん慣れてきてしまい、不便だとわかっているのに、パソコンのない日々を過ごしてしまっています。したがってブログも放置プレーになっていたわけです。おかげで本日も人のパソコンを拝借して更新する次第です。政権交代が起こってからしばらく経つというのに何も書かないのもアレですし。
さて溜まりに溜まった夢精寸前状態ですので、長くなるかもしれませぬが気にせずおっぱじめます。
政権交代が起こっても尚この国の現状は八方ふさがりである事は事実であり、その状況を打開する方法は簡単じゃありません。というか多分そういう政策は打てっこない。まず今の日本の現状を考えると、人口を増やすか?人口増を諦めて人口のバランスが適正化するまでしばらくは貧しくなる事を受け入れるか?大雑把に言うとこの二択しか無い。人口減で逆ピラミッド型の社会でありながら経済も右肩上がりというのはなかなか難しいでしょう。ただその方法が無いわけではなく、そこに至るまでの道のりを考えると、かなり分厚い壁がある。
そして官僚政治の打破という事を民主党は言っていましたが、官僚を上手く使わない事には必ず行き詰まるでしょう。政治家ごときがスペシャリストである役人と専門分野でしのぎを削ったって太刀打ち出来るわけがない。何百人議員を送り込んだって無理です。
もうすでに結構取りざたされていますけれど、鳩山代表の論文問題、脇の甘さに目眩がします。民主党の弱点と言いますかこういう政党であるという事はわかってはいましたが、官僚を頼らないという事は自分達でキッチリハンドリングしなけりゃ国益を損なってしまう。
官僚を頼ってきたが故に癒着構造が生まれ腐敗の温床にもなってきたのだから官僚との距離を保ちながら上手く使いこなすという事は重要ですけれど、あんたら本当にそれで大丈夫か?って感じは否めません。
論文と言うかエッセイの類いであり、たいした話は書いてありません。主にアメリカ批判の下りにアメリカ側が反発しているわけですが(またそれに対する反応も、左派系の新聞、例えば朝日のような所が中国などにご注進報道を行い政府を批判していたのと同じで、読売や産経のようなバカ保守系の売国新聞社がアメリカ批判なんてとんでもないと批判しているのも笑っちゃう、いずれにせよこの国の報道はベクトルが逆を向いていても総じてすべて同じような行動作法であって国益とは何の関係もないズレている。まあ自分達の権益護持に必死なんでしょう醜い連中です。)グローバル化やアメリカの市場原理主義云々を批判したい気持ちはわかるけれど、それを言って筋が通るのはアメリカ国民だけであり、それを何の自覚も無く受け入れ、それを支持してきた日本国民自身が問題なんであってアメリカが悪いわけではない。アメリカはアメリカの国益の為に交渉してプラットフォームを押し付けてきているわけで、嫌ならそれをはねつければいいだけの話です。それを散々受け入れてきて結果的に社会が空洞化したからと言っても、それを無策でただ受け入れてきたこの国自体の問題であるわけです。
サブプライムの問題にしても、アメリカに問題があるのは確かですしムカつくのはわかりますが、それがあったから外需依存のこの国も恩恵を受けていた事もあるわけだし、確実にその構造で儲かっていた部分もあったわけで、そのまま儲かっていて景気もそこそこであっても同じように文句を言うのか?と言えば、崩壊したからこそ文句を言っている部分も間違いなくある。散々その構造に乗っかって儲けてきたくせに、損したらアメリカのせいというのでは、言われた方は反発してしまう。
グローバル化というのは確かに先進国にとっては企業が海外へ進出し、雇用が減ってしまったりしますので、相対的に貧しくなってしまったり、社会が空洞化してしまったりする部分はある。だけど資本が国境線を超えて移動する事によって、これまで貧困で喘いでいた国が食えるようになっているという事も間違いなくある。フェアネスという観点から考えれば先進国が勝ち続ける構造から、BRICs諸国が台頭してきたように、貧しい国でも裕福になれるチャンスを生み出した事は間違いない。それは悪い事ではないわけで、泥沼の内戦で餓死者が大勢出るよりはマシなわけです。日本人から言えば残念だという話でしかない。もっと言えばグローバル化の中でも経済成長を続け日本ほど社会も空洞化せずに上手く舵取りしている国だって沢山ある。要するにドメスティックな問題であってアメリカ批判はお門違いな話です。
アメリカ的なるものを無自覚に受け入れる構造のもとでの権益分捕り合戦をこの国の統治権力や企業が行ってきた事や、バカメディアが翼賛してきた事や、その事に対して無自覚に受け入れ支持してきた国民に問題があるだけです。
そういうオヤジの繰り言的な愚痴を書きたい気持ちはわかる。しかし一国の首相になる可能性のある人間が、古い左翼の戯言みたいな事を書いて、書くだけならまだしも、鳩山代表は寄稿した覚えは無いととぼけておりますが、海外のメディアが勝手に取り上げるわけはないわけで、明らかに鳩山サイドが編集権も委ねて、事前にチェックする事無く許してしまったという失点がある。実際には秘書がそれを許している。編集されたと言ったって、書いてない事を書かれたわけではなくて、論文自体を短く切っているだけ。そういう風に使われて誤解されかねない事を書いたのは間違いない。そのおかげで最初のオバマとの電話会談の時点ですでに、日米関係はこれからも大切です。なんて釈明しなきゃならない状況を作り出してしまった。沖縄米軍基地の問題なんかでこれからバトルがありそうなのに、最初の時点で釘を刺されてしまっている。一体何やってんだ?って話です。
友愛の哲学を説明する為に一例としてグローバル化の負の側面に言及したという事は全体を読めばわかりますが、それをアメリカに責任を押し付けるのも問題があるし、書くだけならまだしもそれがアメリカの目に触れて、交渉のカードをみすみす渡してしまっている。これは大失態です。野党の党首気分じゃ困る。
さらに言えばそれをまわりの人間が、アメリカ批判の部分をアメリカはアメリカの国益の為に交渉しているのであって、それを無自覚に受け入れてきた今までの日本の問題なんだから、ここまでアメリカ悪者説と捉えられかねない事を書くのはマズいんじゃないの?勘違いされかねないよ。という事を誰も言ってあげてないというのも問題です。完全にバカ殿状態であるのなら麻生と変わらない。仮にそれを回りに言われても話を聞かないというのならもっと始末に負えない。
まだ総理になる前、政権交代前の出来事だったから救いもあるけれど、こういう軽はずみな交渉のカードをみすみす手放すような失態を繰り返すのなら、民主党政権も長くはないでしょう。それでは何の為の政権交代なのか?せっかく不可能と思われていた政権交代が起こったのだから、最低限やる事やってくれよって話で、次の選挙で審判を受ける前に、バカマスコミの世論誘導で支持率が激減し、何もなさないうちにお終いでは、益々この国の復活の経路は閉ざされてしまう。しっかりやってほしいもんです。
さていきなり久しぶりに書いて、早速新たな権力者を批判したわけですが、この国では自民党から政権交代で権力を奪っても、真の意味での自民党によって権益を護持してきてもらい同時に支えてきた権力があります。今の時点では民主党はまだまだ劣勢で、これからその権益にいかに突っ込んでいけるかどうかが、本当の意味での政権交代になる。なのでそういう意味ではこの国はまだ真の政権交代はなされてはいないとも言えます。まだ民主党は何もなしていませんし、これからが本当の戦いだとも思いますので、新人権力者イジメはこのくらいにして、真の問題点に突っ込んでいこうと思います。
確かに鳩山代表の振る舞い方には問題があったし、論文の内容も気持ちはわかるけれど、ああいう書き方をしてしまったのでは真の問題点に切り込む前に撃沈してしまう。この場合アメリカ批判をするのではなく、アメリカの要望である事を装ってアメリカのせいにしながら、そのもとでアメリカからの要望が激しいのでしょうがないと言い訳をたらたらいって国民を欺き、権益をむさぼってきた国内の売国奴どもが真の問題なんだから、アメリカを敵に回してどうすんだよって話で、アメリカ自体は味方に付けて、アメリカのせいにしていい加減な事をやってきた連中の問題に対処する為に、アメリカに協力を要請するような書き方をすべきだった。というのが大前提ではあるものの、アメリカのもとで保守を装う売国マスコミを筆頭にして、リベラルを装うクソ新聞社、経済新聞を装うゴミ新聞社、及びそれらのもとにあるテレビ局、要するに大手マスコミや御用学者、財界の連中が大々的に行っている民主党批判は全くの的外れです。
例えばジェラルド・カーチス教授が外国人特派員協会の記者会見で、鳩山代表を批判していた。そして「対等な日米関係」というのならフリーライドしている現状の問題はどうなるのか?NoではなくなにがYesなのか?ポジティブなメッセージが伝わらないと酷評していた。確かに言いたい事はわかるけれど、それをありがたがって流用して日本人が対等な日米関係の危険性や、アメリカに文句を言うのはいいけれど、フリーライダー問題をどうするのか?といったような親米バカ保守系のクズ野郎どもの言い分の受け売りを、そのままアメリカ隷属利権をむさぼる売国奴どもの権益護持に加担して、一般市民までコントロールされて民主党批判している状況に対しては如何なものかと思える。
ジェラルド・カーチス教授はアメリカ人なんだから自国の国益の最大化の為にも、鳩山政権に釘を刺しておくという意味もあるだろうし、アメリカ人がそれを言うのはわからない話じゃない。だけど日本人が言うのはどうなんだ?って話です。対等な日米関係というと、アメリカの戦争のお手伝いをする為に海外に軍隊を派兵しなきゃならないかのようにほざく連中が多すぎる。全くロジックが狂っている。もちろん外交というのは相手があっての話ですから、日本が政権交代したからと言って、ホイホイ政策を変更してしまえば、信頼を失ってしまう事も事実なので、慎重さにかけた舵取りの批判ならわかるけれど、どうもそういう感じではない。
例えばアメリカのホワイトハウスのすぐ目と鼻の先や、ハワイなんかに、アメリカが土地を貸してくれて、アメリカが費用を負担してくれて、日本の自衛隊の基地を提供してもらって、アメリカの領土内において何らかの軍事衝突があった場合のみ、集団的自衛権を行使するという話なら論理的に正しい。アメリカに基地を提供してもらって費用負担もしてもらっているにもかかわらず、アメリカ本土がどこかの国から攻撃を受け、人が死に国土が破壊されても、アメリカ軍の本土防衛に手を貸すこと無く、日本には関係ありませんと無視を決め込んでいたとしたら、フリーライドするな!という言い分も百歩譲って成り立つ。本当はそれでも成り立たないのだけれど。
しかし日本の領土の中に、基地を貸してやって、その費用まで負担して、アメリカ本土の防衛でもないのに、ノコノコ外に出かけて集団的自衛権の行使なんて話は、1ミリも正当性の無い論理矛盾もいいところ、破綻した話です。日本人でありながら、それをする事が対等な日米同盟であるかのような事をほざいて危険だと言っている連中が何を守りたくてそう言っているのか?それを理解する必要があります。
日本の国土をアメリカに貸して基地として使わせているだけだって、十二分に貢献している。その上費用も負担し、移転費も出せと言ってきているのに対して、それをはねつける事のどこにフリーライドがあるのか?なぜここまでやっているのに、アメリカの戦争の手伝いをしないと対等と言えないと思うのか?こういう批判をしているバカ共は頭がどうかしている。
民主党はあくまでも派兵するにしろ国際協力するにしろ原理原則を定めると言っているだけで、現状のアメリカの戦争に無原則でお手伝いする事に対して異を唱える為に国連を持ち出してきて主体的に判断すると言っている。あくまでも国連の承認は必要条件であると。十分条件だとは言っていない。普通に考えれば無原則に派兵するよりはマシだと思うのですが、危険だという話になる。憲法9条があっても現状は無原則で何の縛りも無くアメリカに言われたという事を利用して実際に派兵してしまっているのに。
アメリカ人がフリーライドだと文句を言うなら(もちろんムカつきますが)まだいいけれど、日本人がよく恥ずかしげも無く言えたもんです。バカでわからないのか、本当にアメリカの手先として国を売って権益を貪っているのか知らないけれど、そういう連中の戯言に乗せられているようじゃ、民主党政権の掲げる市民の引き受ける政治なんて100年経っても不可能でしょう。自分の頭で考えて情報を精査出来ないのであれば、政治に無関心な方がマシです。
投票に行けと、この国の大人達は常識人面を装っていいますが、はっきり言って、自分の頭で思考出来ない人間は投票に行かない方がいい。最低限自分が投票した政党の政策や理念くらいちゃんと理解してから投票すべきであって、誰かがよくないと言っているからつられてよくないと思ってしまうような思考法で反対したり支持しておいて文句を言うのは最悪です。それは投票に行けと説教している大人だって半分以上そうでしょう。
支持した政党の言っていた事とやっている事が乖離している場合に文句を言うのならわかるけれど、それを情報の精査もなくして、誰かさんのネガティブキャンペーンに乗せられて文句を言い出すようでは、有権者としては必要最低限の能力が欠落している。
だいたい小泉自民党にあれだけ支持した人がいっぱいいたのに、なんで自民党に対してこれだけ逆風が吹き荒れたのか?本当に自分達の頭で考えて自民に反対票を投じたのか?郵政民営化にみんな賛成していたのに、なぜか今は反対の人がいっぱいいる。そもそもなんで賛成したのか?なぜそれが今は反対しているのか?理由があるとしてそれは情報を吟味して自分の頭で考えてそう思っているのか?市民政治を駆動させる為にはこの辺が大きな壁となるでしょう。
これは以前も書いた事ですが、現時点でもアメリカ軍に日本は守ってもらっていない。アメリカ軍も自衛隊が日本に存在して安全だから日本にいる。人数や兵器の数を考えても、日本は自衛隊が守っている。陸上部隊が米軍1万3千(補給部隊が多くて実力は2000人程度)、自衛隊14万9千、空母、護衛艦が米軍10隻、自衛隊53隻、戦闘機、米軍42機、自衛隊373機、戦車、米軍0、自衛隊910輌、このバランスを見れば誰でもわかる話ですが、アメリカは外に出て行く為に待機しているだけで、軍事力によって日本を防衛するという意味においては何の役にも立ってない、金の無駄、いなくても全然変わらないわけです。
しかもアメリカが沖縄に基地をおいているのは安全性があるからであって、旧ソ連の戦闘機の行動範囲外、爆撃機が沖縄に到達するまでに、自衛隊の戦闘機が撃墜してくれるから安全なんだと、アメリカ自身が自国で説明する時に言っていたわけです。アメリカは海外に派兵する為に日本の基地がただでしかも費用もとりたい放題だから日本にいるだけで、もし有事があったって日本の事なんて守るわけが無い。ちゃんと97年のガイドライン改訂ではっきりとそうなっている。
しかもその事を当時の自民党政府は受け入れている。その事を日本人に隠している。プライマリー・リスポンシビリティと、日本で何らかの紛争が起こった場合、防空、日本船舶、商船の保護、敵が日本に上陸して来た場合の阻止撃退、ようするに国防に関しては、自衛隊が一義的に責任を背負うと英文でハッキリ書かれてあって、日本政府も合意している。
要するにアメリカは関係ありません日本の問題であり自衛隊の問題だとはっきり書かれている。それを訳すときに、自衛隊が主体的に対処する、というインチキ翻訳にすり替わっている。全然ニュアンスが違う。アメリカには責任が無くて、日本が全責任を負うという話になってない。誤摩化しているわけです。だから仮にアメリカ本土に自衛隊の基地を貸してもらってその費用を負担してもらったとして、アメリカ本土が攻撃を受けて本土防衛の為の集団的自衛権だとしても、本当は無視していても構わない。先ほど「本当はそれでも成り立たない」と言った理由です。
現実としてアメリカ軍に日本は守ってもらっていないし、在日米軍にそんな能力は無い、だから現実の追認としてガイドラインの改訂になったわけですが、その事をきちんと説明した政治家なり役人なりマスメディアなり見た事があるでしょうか?多くの人が皆無でしょう。にもかかわらず対等な日米関係の意味をはき違えてまるで日本が危険に陥るかのような事を吹聴して回っている連中が何を守ろうとしているのか?自覚しろって話です。それが市民政治に必要不可欠なまなざしです。
アメリカに依存しているという状態にしておきたい、つまりアメリカ依存体制で権益を握っている連中にとってこの構造は都合がいいわけです。もちろん一般的なアメリカ人も知りませんので、日米ともに日本はアメリカに守って貰っているというフィクションが蔓延っているわけです。したがって中国脅威論とか、北朝鮮脅威論というのは誰にとって都合がいいのか考えた方がいい。アメリカにとって中国はもう重要なビジネスパートナーですし、北朝鮮なんてハナクソみたいにしか思っていない。
中国の軍事費を大騒ぎしますが、日本とたいして変わりません。あの国の面積から言っても、周辺事情から言っても、どこか一カ所に軍事を集中して展開するなんて事は出来ません。それが出来ない以上、守るべき面積の差から軍事費を考え、しかも日本は防空に特化して戦えるわけですから、軍事的な中国脅威論も嘘です。
そもそも中国脅威論は冷戦終結の直後から出て来た話で、アメリカ軍の縮小を阻止する為に、アメリカの軍関係者が使ったネタです。兵器の近代化と喚いていますが、日本も韓国も台湾もおこなって来た事で、兵器の近代化なんてそんなの当たり前の話です。
核兵器の脅威はもちろんあります。ありますがこれはアメリカ軍がいようが、いくら軍備に金かけようが、軍事で何とかするのなら、核が無くちゃ抑止にはならない。中国が核実験に成功したのは60年代の事で、これも今更騒ぐような事でもないし、MDなんてのは役に立たない。単なる利権でしょう。アメリカ軍は日本を守るとは言っていませんので、当然核の脅威があるからアメリカが必要というロジックも成り立たない。日本に核が撃ち込まれてもアメリカは何もしないとハッキリそう言っている。日本もそれを受け入れている。その事を国民にちゃんとディスクローズしてこなかったし、マスコミも報じてこなかった。もちろん中国や北朝鮮が本当に脅威なんだとしてもしかりです。アメリカに頼ってもどうにもならない。軍事と外交を駆使して日本がなんとかするべき事です。
08年度の予算、日本が米軍に負担している総額は6252億、そのうち思いやり予算が2083億円、地位協定の範囲内のものが667億、特別協定の範囲内のものが1416億、日米安保条約による地位協定、24条には、合衆国軍隊の日本駐留に伴うすべての経費は(高速道路の料金のようなものや税金、土地代を除き)、この協定の存続期間中日本に負担をかけないで合衆国が負担する事が合意される、となっています。
これは1960年の安保改定の時に盛り込まれたもので、その当時はアメリカが日本から補助金をもらうなんていう構図はアメリカだって想像していなかったというのもあるでしょう。ベトナム戦争に負けて、経済が失速しドルの価値が下がり、円の価値が上がってくると、アメリカが払わないとゴネ始めて日本側が折れる。78年に62億出す事になった。何の根拠もないので何の為に出すのか?という話になり、金丸が思いやりの気持ちでと言ったわけです。87年に後付けで特別協定を締結し、法的根拠を調達する。これは地位協定の改定であり、即ち安保改定でもある。
基地の従業員の給料を全額出せ、基地の光熱費を負担せよ、施設の立て替え費を出せ、最初は土地代という話だったのが施設込みでという話にすり替わってくる。当然その工事にまつわる権益も当たり前ですが発生します。駐留米軍の総数3万3500、日本が負担している総額をこれでわると一人頭1800万以上になる。世界各国でアメリカ駐留軍への負担割合を見てみると、ダントツのぶっちぎりで1位です。日本は桁が違います。一人当たりの負担で考えると2位の5倍払っている。そこにはこの構造で膨大な基地利権によって暴利を貪っている売国奴共がいる。
78年頃が米軍の駐留のピークで4万5千、その時の基地従業員が2万1千、米軍がどんどん減っているのと反比例して、基地従業員は増えている。今は2万5千くらい、米兵100人に対して基地従業員が75.8人、娯楽施設への負担、コック、ウェイトレス、ウェイター、バー関係、ゴルフ場管理、ボウリング施設の管理、床屋、動物世話係、観光ガイド、映画映写技術者、劇場業務監督、エアロビのインストラクター等々、実に様々なものを負担しています。しかもその検証が日本政府にはキチンと出来ない。
チェーンのハンバーガーショップなんかもあって、米兵も金を払って食っているのですが、そこの光熱費や人件費も日本政府が負担している。ただ同然で利益が出る構造がある。しかもその金が何に使われているのかもわからない。
周辺への騒音対策や、移転への経費、酷いのになると、教会なんかの建設費にまで金を出している。宗教団体に対する支出ではなくて、アメリカ軍への支出であるから憲法違反にはならないと逃げているわけです。
日本に駐留しているのは情報機関が多い。かつてはソ連の情報を盗聴したりしていたわけですが、冷戦以降は明らかに日本への情報戦を仕掛けているわけで、そういう所への負担を日本政府が、というか我々の税金で賄っている。このバカバカしさ。日本の技術資料を収集し、英語に翻訳してアメリカに送るというような、産業スパイ的な行為を公然とやっていたりした。そこの基地従業員は日本人で、日本が負担をしていた。
こういう背景がありながら、日本がただ乗り国家だなんて話はふざけんなって話で、それをアメリカ人が言うならまだしも、日本人が言うのは完全なお門違いです。読売や産経と言った保守を装う連中の実態は、保守でも何でもありません。自衛隊には自衛する能力が無いかのように装う事によってアメリカ基地利権の既得権益を保守しているだけで、日本国民にとっては売国奴以外の何者でもない。
そしてそれは右を装うバカ共だけの問題ではない。左を装うバカ共も同様です。この状況を放置して、アメリカは海外にばんばん派兵している状況を放置して平和主義?ふざけんなって話で、こういうアメリカに日本は守ってもらっているというフィクションがあるから、憲法9条だの平和主義だのといった恥知らずなことを言えてきた。日本は軍事力で自衛する能力は現時点であるのだから、それを否定せずに追認するだけで、自立しようと思えばいつでも出来る。しかし軍事を否定する事によって正統性を得ようとするあまり、国民もアメリカがいないと自衛出来ないと思い込まされ、いつまでもアメリカ依存のもとでの売国奴連鎖を許し続けてきた。
基地労働者達の組合系の問題もあるわけだから、その意味では野党の責任も重い。基地従業員がこれだけバカみたいに沢山いるのも元を正せば、旧社会党が全駐労をバックアップして、思いやり予算によって日本政府がアメリカの負担の肩代わりをした事が出発点になっている。もちろんそれを受け入れたのは与党ですから自民党にも責任は等しくある。
そしてその事をアメリカが主張してきた事やこういう要求を日本政府に突きつけてきたとするのなら、その事にムカつく気持ちはわかるけれど、それらはすべて日本のドメスティックな問題であって、はねつければ済む話です。アメリカが要求してきているので断れないかのように言い訳を垂れ流しながら、この利権構造でカネと票を集める仕組みが回っていた。役人の天下り先の確保にもなるだろうし、ブラックボックスである事をいい事に利権が生まれ、与党議員に献金としてキックバックがかえっていく。こういう構造を保守しようとしている連中が、要するに民主党的理念にケチを付けているわけで、それにまんまと乗せられて批判しているような連中にちゃんと教えてあげましょう。そして組合系の問題も絡むので、そこに切り込めなければ当然民主党自体の問題にもなる。そういう意味でキッチリ新たな与党である民主党をチェックする必要がある。最低限これくらいの前提は共有しないと、引き受ける政治もクソも無い。
という事で、冒頭ではこれからは民主党をばんばんチェックしていくと書きましたが、与党になった彼らの政策がザルだったり、骨抜きだったりした場合もちろん徹底的に書きます。しかし当面はその効果にしろ骨抜きにしろ、見えているわけではない。それよりも現段階ではマスコミ及び役人、そして財界のステークホルダー共が、主権者である民意によって政権交代した政党のマニフェストに対して公然と反対を表明している。マニフェストにこだわるななんて事を報じる始末。それで実行しなきゃしないでブレたと叩くくせに。
これはとんでもない話で、主権者である我々との契約がマニフェストであり、それを実行する事が選ばれた政党や政治家にとっては彼ら自身の命よりも重要な事です。それが政治家の責務に含まれている。それを主権者の契約を無視して己の利権を守る為に、立場や報道を通して妨害するという事は完全に民主主義の精神を逸脱している。百歩譲って財界の連中はまだいい。しかし役人が裏で糸を引いてそういうネガティブキャンペーンを行うなど言語道断。普通の民主国家であれば犯罪行為です。
もちろんマスコミもしかり。自分達に都合がいいような報道によって人々を先導しようとしている。これではどこに主権があるのかわからない。そして一番最悪なのは、国民自身が民主党を支持して政権交代させたにもかかわらず、自民党にお灸を据えただけだという話になっていて、民主党の政策は支持していないなんて事をいう輩が結構な数でいる。マニフェストも読んでいないくせに、役人及びマスコミや財界のステークホルダー共のネガティブキャンペーンに乗せられて、やれ財源が無いだの、高速無料化は賛成出来ないだの、バラマキは反対だの、成長戦略がないだのと、本当に情報を吟味してそう思っているならまだしも、コントロールされて自分の頭で考えているかのように錯覚している輩が多すぎる。もちろんマスコミの世論調査はインチキであれ、そういう連中が結構な数いるのは事実でしょう。したがって当面はその辺の問題について書かないわけにはいかない。
本当の政権交代は自民党を下野させるだけでは足りません。財界やマスコミの連中も含め、ステークホルダーの連中をある意味政権交代させないと、この国の本当の問題点は是正出来ない。そして我々のマインドもこれまでの常識のとらわれて、自分の頭で考えない古い思考を持つ輩が多すぎる。そういう人間の頭の中身も入れ替えないと、真の政権交代には届かない。最初に書いたようにまだ第一関門を突破しただけですので、民主党をボロクソに書く前に考え方を変えない以上退場してもらう必要がある連中が大勢いる。
もうしばらくはその辺を書く必要がありそうですね。本日はこれまで。