腱鞘炎にて書くに書けない日々を過ごしつつ、悶々としておりました三日坊主でござ候。

気にかけて頂いた皆様、申し訳ございません。せっかく治りそうになるタイミングに、力仕事。治りかけているので安心しきっていると悪化。

そんなこんなでブログと言うかパソコン自体を断念し、しばらく静養しておりました。治りそうだと前エントリーでほざいておりましたが、治りそうだと言う事で甘く見て調子こいて力仕事をしましたら、再び悪化。自分をコントロール出来ない未熟者でございます。

おかげで趣味の筋トレも出来ず、腕立てやダンベルで筋肉を虐める事が出来ずに自暴自棄になっておりました。

何せ右手なので、箸をつかうのも四苦八苦、ぽろぽろこぼれる始末、無論オナる事も出来ないし、女性を喜ばすゴールドフィンガーもお休みせざるを得ませんでした。

気にかけて下さった方々、まことに恐悦至極でございます。まだ完璧というわけでもないのですが、少しずつ復帰しようと思っております。また仲良くして下さいませ。

ブログを書かない間、痛みを堪えて何度も書いちまおうかと逡巡しましたが、実際の世の中の出来事を体感するにつけ、バカバカしいので書く気も失せていたわけでございます。

政治、経済、そして社会と、様々に噴出する腐りきった構造、世も末だと思いながら悶々としておりました。

それでは久方ぶりにおっぱじめます。何せ書く事がありすぎて、欲求不満で夢精寸前でしたから、乱れまくると思いますがご容赦下さい。

それにつけても経済の大打撃、これはとんでもない様相を呈しております。実体経済の喉元をじわじわと締め付け、今後10年くらいは暗い時代になりそうです。

こういったバブルがはじけると、ダイレクトに万人が実感するような実体経済への絶望的な実感というのは中々来ません。少しずつバッファを削り取って行きます。日本のバブル崩壊もその後すぐに地獄になったわけではありません。じわじわと実体経済を傷つけて行き15年以上たってもそれが残っている。

小泉改革で格差拡大と言いますが、彼はたいした事は何もしてませんので格差が拡大したように感じたのはバブル崩壊以降、失われた10年のツケが出て来たからに他ならない。

今度のはその当時よりも日本の実体経済は弱まっていますしリソースも何もかもが無くなってます。しかも90年代のようなバッファがもうありませんから、より素早くダイレクトに跳ね返り、相当手痛い打撃になるでしょう。

バブル崩壊以降何も変わらず、今また何も変わらないどころかその当時のスキームに戻そうと、財金合体みたいな事をやってるんですから、しばらくはお先真っ暗、ロスジェネという言葉も意味がなくなる。

ここ数年だけロストされなかった世代がいて、その後は今後10年から20年くらいはロストされ続けるという感じに最悪なるでしょう。

それにつけてもこの期に及んでまだ日本の実体経済は悪くない的な事を言うバカ閣僚がいます。他人事ってわけです。日本が悪いんじゃなくて全部サブプライムのせいだと。事ここに至ってまだそんな事を言っている。

これだけ株価が下がっているのに日本の問題じゃないというわけですから、バカとしか言いようがありません。現に日本の株式市場が暴落しているわけで、関係あろうが無かろうがもう日本の問題であるわけです。この当事者性のなさというか、他人事感が余計悪化を招いている事に気付かない。

実体経済に影響懸念と言った感じの言い方をするバカまでいます。もうすでに実体経済にも影響を及ぼしている。欧米の対策待ちの姿勢では、別に日本の政治家なんて必要ないという事に他なりません。何の役にも立たない。

単なるお飾り。むしろ害悪ですらある。政治的な空白を作ってはならない云々言ってますが、別に日本の政治が空白になったって何も出来ないのだから意味がありません。変わらない。とっとと選挙やれって事です。

「日本の実体経済とは全く関係がないなという印象を持ちます」当時、町村官房長官。

「来週、米大手銀行の決算が出るので心配している。若干下がる恐れもある」当時、額賀財務大臣。

「もはや日本は『経済一流』と呼ばれる状況では無くなった」当時、太田内閣府特命担当大臣。

書き出すとキリが無いので止めますが、サブプライムというのはずっと前から懸念されていた事です。そして日本は一番被害が少ないという話であるにもかかわらず、昨年の株価は五十数カ国のなかでビリから二番目。

サブプライムの発信源であったアメリカですら、NYダウが+7.3%、ナスダック+9.3%、どうせだから書きますが、イギリスFT100+3.8%、ドイツDAX+22%、フランスCAC+0.7%、そしてこれが凄まじい、中国上海A株+92%、香港ハンセン+39%、インドSENSEX+46.7%、そして日本の日経平均 -11.6%、これは昨年の主要国の指数ですが、一人負けの状態だったわけです。

それなのに今回の下落に連鎖してまた凄まじく下がっているわけですから、サブプライム問題が顕在化した時点で他人事であったという事自体、問題どころではなくて、自民党のクズ共の無能さを雄弁に物語っています。

こういった発言の数々を思い出してみても、心配しているとか、関係ないとか、注視して行く(だけ)とか、若干下がる恐れがあるとか、一喜一憂する事は無いとか、政府は株価にコメントする立場に無いとか、挙げ句の果てに経済一流ではなくなったとか、他人事というか全く当事者意識のかけらも無い。

株価は経済を映す鏡であるわけで、無関係であるわけが無い。日本経済の信頼が揺らいでいる時に知らん顔をしていたわけです。

だからと言って政府が経済の信用を取り戻すような、国家としての政策を打ち出していたのかと言えば、独立行政法人の改革など、解体とか民営化は全く無し、誤摩化しで細かいのをちょこっといじくっただけで、実際の所サブスタンスは何も無し、公務員改革も先送りしたあげく殆ど中身はカラッポ、規制緩和改革も殆ど骨抜き、福田の無能さもさることながら、まさに旧態依然とした体制から何も変われない日本という事で官製暴落なんて言われていた。

一人当たりの名目成長率で見ると2000年代に入って日本は平均で0.3%程度しか伸びなかった。OECD加盟国だと平均で5.1%くらい伸びている。

この差で日本というのは成長力が無いと評価を下げて来て、昨年の世界の企業の時価総額トップ500で見てみると中国に40数社持たれて逆転されている。一昨年トップ10に唯一トヨタが入っていたのがトップ10から落ち、トップ100で見てもトヨタ、三菱UFJフィナンシャル、任天堂、NTT位しか無い。世界的に見て割安の銘柄があっても全然買われない。サブプライムとは関係ないとかいいながらも、常に世界のマーケットを主導して下げて来ている。

金融はダメだがモノ作りが秀でているみたいな話がよくあるわけですが、競争力がある製造業は電子部品の一部でしかなく、トヨタや新日鉄のような大企業は多少例外と言えるとしても、殆ど国際競争力はない。家電メーカーの大半は管理会計一つ持っていないのが現状でもある。

善いか悪いかは別にして、少なくとも80年代から90年代くらいまでは、どうやって日本の国力を強化するかが政府の経済政策では最大の優先順位でありコンセンサスでもあったのに、それが全く無くなっている。

一般には全く実感出来なかったと思いますが、景気がいいとちょっと前までほざいてました。成長率にすると実質2%くらい、しかし輸出と設備投資が殆どなので内需は関係が無かった。グローバル化した現在どうやって連動して成長出来るのかという事、ようするにGDPの2割、働く人は1割以下しか恩恵を受けられないので、それ以外をどうするのかが全く無い。

アメリカ型の成長システムでの結果がこれで、しかもバブルに行き着いてお終いというパターンだったわけなので、オルタナティブを考えなければならない時に、かつての古い成功体験に基づいたスキームに戻しましょうなんて話になるわけだから、つくづく終わってます。

福田のアホたれが騒いでいた消費者庁なんて話がありましたが、消費者はその前に労働者であるわけで、所得を増やす事を考えずに権益増大、挙げ句の果てに増税路線をひた走っているわけですから何も言う気にならないくらいバカげた構造です。パイが減っている時に少ないパイから踏んだくることしか考えていない。高コスト構造を解体する事が全く無くなってしまっている。

日本の場合、一番の景気対策がなんであるのか書くまでもありません。にもかかわらず今回の景気対策もしかりで、この期に及んで不安を煽って権益増大をやっているわけです。自民の不人気を理由に国民経済を人質にとって与党の座を手放してなるものかとやってるんですから終わってます。

株価が下がっているという事は必ず実体経済に影響を及ぼします。そんな事はバカでもわかる事で、サブプライムだってもっと問題が大きくなるであろう事も言われていた、散々無策、他人事でしらばっくれて来たあげく、散々勝手に総理が投げ出して政治空白を作り続けてきたあげく、負けそうになると、今はまず景気対策とか、政治的な空白を作るわけにはいかないとか言っているんですから、もう死ねよって感じです。本当目障り。

書くのもアホらしいですが、総裁選の茶番からの一連の流れ、実は麻生が解散しないかもしれないという事は、総裁選の盛り上がらなさの時点で、自分のまわりの人には言っておりました。なので想定の範囲内。不人気も想定の範囲内。

11月にはアメリカの大統領選があり、ほぼオバマで決まりでしょう。アメリカは製造業は弱く、金融と軍事の国になっています。何も作ってないけれど、金ばっかり借金して無駄遣いしている国だとも言える。

彼らが無駄遣いしてくれるから作っている国が潤うので、お金を上げて国債なんかを買ってあげて、どんどん消費をしてもらうというシステムに組み込まれています。彼らがそう出来るのは、資本主義というゲームの基軸通貨がドルであるからでもある。胴元が儲かるシステムになっている。

しかしドルの信用が揺らいでいる。そしてアメリカの強みであった金融がサブプライムによるリスクテイクバブル、リスクをテイクする事によってリスクがリスクでなくなるような錯覚を生み出す錯覚に気付いてバブルが崩壊してしまった。

こういった仕組みはグリーンスパンなんかが金融の安定化にはいいのだ的な事を言ってましたが、ソロスなんかはそんな事は有り得ないと言ってました。まあ当たり前ですね。実際に有り得なかったわけですが、バブルが崩壊すると、リーマンのCEOなんかがこんな事になるとは思いもよらないみたいな事を言ってますが100%嘘です。バブルのときはみんなバブルだってわかっている。その熱狂が冷めて残ったのは絶望とアメリカ的な金融システムの破綻。

そしてもう一つの強みである軍事もイラクには勝てない、アフガンでは負けそうという事で、軍事もたいした事無いのではないか?というのが露呈してしまった。何も作っていない、金融は破綻、軍事も金かけている割には弱いし、世界的に不人気になる。

アメリカが威張っていられたのは、アメリカのソフトパワーによって、アメリカはいい国なんだと騙せるから人気を保てたわけですが、そういうものもブッシュがぶち壊しにしてしまった。したがってアメリカの信用も無くなり、ドルの信用も揺らいでいる。

この局面に来て、いくらなんでも自由放任はマズいんじゃないのか?と、今のアメリカには何も無いという事に、さすがにアメリカ人も気付いている。大手メディアの世論調査的な手法では拮抗しているかに見えますが、オバマはハナっからテレビのような従来のメディアは相手にしていません。

ネットでの草の根レベルからもの凄い広がりを見せている。だからあれだけ献金を集められるわけです。ネットを見るとどこをみてもオバマだらけだといいます。すでに勝負あったとみていいでしょう。この期に及んで経済オンチのマケインでは役不足の感は否めません。

ペイリン効果なんてのが言われたりしましたが、マケインは高齢です。ひょっとすると任期中にポックリ逝っちゃったり、そこまで行かなくとも病気で倒れたりって可能性はあり得る。そうなるとペイリンがその代わりを勤める事になるわけで、いくら何でも役不足です。

もちろんオバマも経験不足という事と未知数であるという感は否めませんが、そういう事を感じさせないような戦略が上手過ぎる。なのでオバマで勝負ありという感じじゃないでしょうか。

となると、アメリカ大統領、オバマ、民主党(アメリカの)、政権交代、という言葉が紙面を踊るに決まっている。そうなれば流されやすい日本人、勝ち馬現象が大好きな日本人的特性から考えると、日本の政局にも確実に政権交代の空気が今よりも加熱する。

その前に総選挙が出来ない以上、後に伸ばせば伸ばす程、益々勝機は無くなって行く確率が高いので、来年、最悪任期満了となる可能性もあるのではないかとも思う。

それにテロ特の延長を騒いでいます。民主も積極的に反対はしないみたいな感じになっていますが、次期大統領が撤退を言っているのに、ガソリンだけ給油しに行くというこのアホらしさ。益々人気が上がる要素が見つかりません。したがって選挙も遠ざかるような気がする。

まだまだ!!つづく!