皆様正月ボケはどうでしょう?脱正月はいかがでしょう?筋トレに励み、読書を満喫し、音楽に満たされ、正月などとっくの昔に忘却している三日坊主でございます。
さてアメリカの大統領選、この国の政治のアホっぷり、いろいろと突っ込みたいネタはありますが、今日の話題は思いっきり夢も希望もない話になると思います。こんなくだらない事で右往左往している場合ではないと思うような話です。
テレビでは何かと大食い系のバラエティというか下品なくだらないテレビが増えています。下らないネタで笑ったりするのは別に悪い事ではないと思うのですが、自分は食べ物に関しては生きて来た背景上どうしても、まあしょうがねぇかと見過ごせないのでありますが、それはちょっとわきにおいておきます。それを言い出すと終わらなくなりそうですので。
昨日テレビを人の家で観ていましたところ、またよりにもよってそういう類いのネタの番組が流れていました。いちいち腹を立ててもしょうがないので、流してみてましたが、現在のこの国の消費へのマインド、飽食時代の狂った感覚が生み出している現状は非常に見るに耐えない、麻痺している感覚が蔓延っているような気がします。
が、こういう事を娯楽にしていられる時代はもうすぐ終わりをむかえようとしています。今の所それに対抗するような対策は全く打っていないのが現状です。
アンテナには、ニッケル、チタン、ホウ素。
液晶ディスプレイには、インジウム。
発光ダイオード、LEDには、ガリウム。
発信器に、チタン、チタン酸バリウム。
コンデンサに、タンタル、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム。
スピーカー、マイクに、ネオジ、鉄ボロン、サマリウム、コバルト、ジルコニウム。
コネクターに、ベリリウム。
電力増幅器に、ガリウム。バッテリーに、コバルト、マンガン、リチウム、ニッケル、希土類。
たった一個の携帯電話にこれだけのレアメタルが微量ですが使われています。
グローバライゼーションを突き進む世界、資源インフレというか製品デフレというか、そういう状況が続いています。今年始まって早々、原油の価格が1バレル、159リットルあたり、100ドルを突破しました。円高も進み日本の株式市場は散々な状況です。原油価格の高騰は昨年のサブプライム問題が大騒ぎした当たりから、更に拍車がかかり、サブプライムで大損ぶっこいた、投機マネーが更に流れ込んでいます。
原油だけではありません。資源価格、レアメタルの高騰、そしてバイオエタノールなどの影響もあり、穀物の値段もどんどん上がっています。そして間もなく水までもが、争奪戦が始まろうとさえしております。
今の状況は高くなったと騒いでおりますが、そういったものの価格が上がれば上がるほど、そこにはその矛盾を突いて儲けようと、投機マネーが流れ込みます。だからどんどん高くなります。産油国や資源国は高ければ高いほど当たり前ですが儲かりますのでいいに決まっています。
しかしそれならまだいい方です。金さえ出せば高くても手に入るうちはまだ何とかなりますが、近い将来金を出しても、原油にしろ資源にしろ食料にしろ、最悪水でさえ、手に入らない時代が来る可能性があります。
そういう時代が目の前にあるのに、食い物を相変わらず無駄にする、大量消費の腐った豚の生活、家畜の生活が延々と続くかのような幻想がこの国では依然としてあり、全く緊張感がありません。
国の舵取りをしている連中でさえ全くそういう危機感もなく、くだらんポピュリズム的、政治バラエティに半ばレギュラー化している政治家とは名ばかりのゴミ野郎、次の選挙までの事しか考えていないバカばかり、己の権益確保に忙しいクソ役人、全く国家100年の計もクソもあったもんじゃありません。短期的な逃げ切り野郎ばかりです。昔の右翼や愛国者なら真っ先にぶち殺されるような、かつての筋の通った左翼ならテロで爆破されるような、売国奴や国賊に溢れていて気が滅入る思いです。
第四次中東戦争で第一次オイルショックが、そしてイラン革命パフラビ政権が変わったときに第二次オイルショックがダラダラと起こりました。湾岸戦争の時にも一瞬上がり、現在の原油高騰はイラク戦争がきっかけですが、その後は一本調子でどんどん上がっています。
80年代後半から原油は1バレル、20ドル近辺だったものが、今は100ドルとか騒いでいるわけですから、4、5倍上がった事になります。しかしオイルショック当時は2ドルが40ドルまで上がっていたのでもっと厳しかったのは確かです。それゆえ産業構造を変えざるを得ない状況に叩き込まれた。この高騰で資源開発が一気に進み、その結果80年代に入ると価格が暴落するという状況になります。調整に25年、現在は資源国が猛烈な勢いで工業化して、資源を使うようになっている事が資源高騰につながっています。とにかく中国が猛烈な勢いで資源を吸い込んでいます。需要と供給のバランスが00年代になって崩れはじめ、供給過剰から不足に変わり始めました。
今回の原油高騰の原因は80年代後半からの原油価格のどん底状態の時期に、投資や開発の意欲がなくなり、儲からないので当たり前なのですが、その状況の中、中国が確実に経済成長を遂げて来たという事が大きな要因としてあります。当然供給に開発投資を行っていないのですから、対応出来なくなります。肝腎なのは実際にどうかという問題とは別に、そう見えるという事が何より重要です。でも今回のこの問題は実態と見えている状況が相当重なっているようです。
00年代になると経済規模も1兆ドルの規模になり、日本は当時4兆ドルで、今もたいして成長していません。中国は新しい成長軌道に乗る為にWTOに加盟します。戦略としては三つあって、一つが輸出で成長をする。二つ目は外資の導入によって成長する。三つ目が成長に必要な資源は海外の資源を使う。という戦略に切り替えるわけです。
それから中国は2001年がGDP成長率が8%、02年が9%、03、04、05、06、07、5年連続10%を超える成長を続けまさに加速しています。
中国の成長は工業化、その為のインフラの整備、港湾の整備、高速道路、発電所、一気に資源の需要が拡大して持続的な成長を遂げているので、累積的な需要の増加につながっていて、これに対して供給がおぼつかなくなっているのが現状です。
通常世界の石油需要は、だいたい右肩上がりで90年代以降ずっと来ていて、日量50万バレルくらいずつ増えていたわけなんですが、00年代に入ってくると100万バレル以上に増えてきて、03年~04年にかけて300万バレル以上増えました。この三分の一が中国、二割がアメリカ、これだけで増えたうちの半分くらい消費しています。
これによってずっと開発投資をしてこなかったという事もあり、供給余力が無くなるのではないか?OPECも日量ベースで4~500万バレルのスペア・キャパシティ、何事かあった場合には一ヶ月以内に増産出来て、その増産体制を少なくとも半年は維持出来る能力を有していたものが、それが100万バレルを割って来てしまいました。
するとここに投機マネーが入ってくる、で、一気に値段が上がるという状況になる。ファンドのスペキュレーションによって上がったという話にばかりフォーカスが当たりますが、その前に需給関係の大きな変化が起こっている事が重要で、その矛盾点をファンドがついているわけです。
90年代というのは需給が緩んだ状況だったので、ファンドも儲からないものには投機しません。戦争や災害などがあって、一次的に需給バランスが崩れて、例えば供給中断懸念があれば投機マネーは流れて来たりしますが、問題が解消されれば、基本的には供給過剰だったので、マネーはあっという間に逃げていく。今回継続的に入ってくるというのは、需給のバランスが崩れ、供給不安がベースになっているので、その矛盾を突いて金がどんどん入り込んでくるわけです。
第一次及び第二次オイルショックの当時は、需要先である先進国が身を削るような思いをしてなんとか乗り切ったのですが、今回の主な原因は中国を筆頭に、BRICs諸国だったりするので、彼らは人口も多いし、まだまだ追いつけ追い越せで先に行かねばならないというインセンティブがあるので、身を削ってどうのこうのという動機付けが生まれにくい。だから一過性のものではない。現在、開発投資を行っているがこれが市場に流れてくるまでには時間がかかるので、それまで現在の原油価格が続くどころか、更に上がる可能性もあります。
80年代につけた高値である1バレル40ドルという価格をつけてから25年以上経っています。先進国の消費者物価指数は毎年2~3%上がっているので25年経つとだいたい2.5倍くらいになる。今、原油価格が100ドルだと大騒ぎしていますが、この事を踏まえれば40ドルを2.5倍すると100ドルになるので、ようやく原油価格が実質ベースで一般物価に追いついて来たという見方も出来ます。今までが安過ぎた。ゆえに南北問題、資源の浪費、地球温暖化、等の問題を引き起こしている状況もあるわけで、安過ぎたので好き勝手やって、贅沢して、二酸化炭素をまき散らしていたという見方も出来るわけです。
これに対して一時的だ、マネーゲームだという言い方で見てしまうと構造の変革は起きないので、同じ問題を延々と抱える事になります。
先進諸国は二回のオイルショックによって産業構造を高度化して成熟化しました。アメリカも経済全体にしめる製造業の割合は17~18%、日本が2割をちょっと超えているくらいです。後はサービス産業が占めている。だから成長してもエネルギー、資源などの需要はそれほど増えない。
しかし今、世界経済を引っ張っているのは、人口30億人のBRICsだったりするわけで、こういう所が成長すれば、エネルギー、資源、食料と需要は莫大に伸びる。60年代の日本のような成長パターンに入って来ている。なんと言っても人口の多さが圧倒的なので、当然需給環境が逼迫する。中国が伸びているという言い方をしていますが、実際には国際資本が流れてそうなっているわけで、日本も当然そのなかに入っている。
ここに温室効果ガスの問題も帰結してくる。中国が環境破壊をしている言い方は完全に間違っちゃいないのでしょうけれど、先進国はもの作りをそういった国の安い労働力を使ってまかなっているので、ここの問題を考えないでただ中国叩きをしても解決出来ない。中国も叩かれるのは心外だと思うに決まっています。それに13億人という人口をどう考えるのかという事も大切で、単純にそれを割れば、一人頭で考えれば日本人の8分の1平均くらいにしかエネルギーの使用量はならない。二酸化炭素もそう。
日本では何かっつうと、高くなったと大騒ぎしていますが、何事も今までが安過ぎたという見方も出来るわけです。
つづく!!
さてアメリカの大統領選、この国の政治のアホっぷり、いろいろと突っ込みたいネタはありますが、今日の話題は思いっきり夢も希望もない話になると思います。こんなくだらない事で右往左往している場合ではないと思うような話です。
テレビでは何かと大食い系のバラエティというか下品なくだらないテレビが増えています。下らないネタで笑ったりするのは別に悪い事ではないと思うのですが、自分は食べ物に関しては生きて来た背景上どうしても、まあしょうがねぇかと見過ごせないのでありますが、それはちょっとわきにおいておきます。それを言い出すと終わらなくなりそうですので。
昨日テレビを人の家で観ていましたところ、またよりにもよってそういう類いのネタの番組が流れていました。いちいち腹を立ててもしょうがないので、流してみてましたが、現在のこの国の消費へのマインド、飽食時代の狂った感覚が生み出している現状は非常に見るに耐えない、麻痺している感覚が蔓延っているような気がします。
が、こういう事を娯楽にしていられる時代はもうすぐ終わりをむかえようとしています。今の所それに対抗するような対策は全く打っていないのが現状です。
アンテナには、ニッケル、チタン、ホウ素。
液晶ディスプレイには、インジウム。
発光ダイオード、LEDには、ガリウム。
発信器に、チタン、チタン酸バリウム。
コンデンサに、タンタル、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム。
スピーカー、マイクに、ネオジ、鉄ボロン、サマリウム、コバルト、ジルコニウム。
コネクターに、ベリリウム。
電力増幅器に、ガリウム。バッテリーに、コバルト、マンガン、リチウム、ニッケル、希土類。
たった一個の携帯電話にこれだけのレアメタルが微量ですが使われています。
グローバライゼーションを突き進む世界、資源インフレというか製品デフレというか、そういう状況が続いています。今年始まって早々、原油の価格が1バレル、159リットルあたり、100ドルを突破しました。円高も進み日本の株式市場は散々な状況です。原油価格の高騰は昨年のサブプライム問題が大騒ぎした当たりから、更に拍車がかかり、サブプライムで大損ぶっこいた、投機マネーが更に流れ込んでいます。
原油だけではありません。資源価格、レアメタルの高騰、そしてバイオエタノールなどの影響もあり、穀物の値段もどんどん上がっています。そして間もなく水までもが、争奪戦が始まろうとさえしております。
今の状況は高くなったと騒いでおりますが、そういったものの価格が上がれば上がるほど、そこにはその矛盾を突いて儲けようと、投機マネーが流れ込みます。だからどんどん高くなります。産油国や資源国は高ければ高いほど当たり前ですが儲かりますのでいいに決まっています。
しかしそれならまだいい方です。金さえ出せば高くても手に入るうちはまだ何とかなりますが、近い将来金を出しても、原油にしろ資源にしろ食料にしろ、最悪水でさえ、手に入らない時代が来る可能性があります。
そういう時代が目の前にあるのに、食い物を相変わらず無駄にする、大量消費の腐った豚の生活、家畜の生活が延々と続くかのような幻想がこの国では依然としてあり、全く緊張感がありません。
国の舵取りをしている連中でさえ全くそういう危機感もなく、くだらんポピュリズム的、政治バラエティに半ばレギュラー化している政治家とは名ばかりのゴミ野郎、次の選挙までの事しか考えていないバカばかり、己の権益確保に忙しいクソ役人、全く国家100年の計もクソもあったもんじゃありません。短期的な逃げ切り野郎ばかりです。昔の右翼や愛国者なら真っ先にぶち殺されるような、かつての筋の通った左翼ならテロで爆破されるような、売国奴や国賊に溢れていて気が滅入る思いです。
第四次中東戦争で第一次オイルショックが、そしてイラン革命パフラビ政権が変わったときに第二次オイルショックがダラダラと起こりました。湾岸戦争の時にも一瞬上がり、現在の原油高騰はイラク戦争がきっかけですが、その後は一本調子でどんどん上がっています。
80年代後半から原油は1バレル、20ドル近辺だったものが、今は100ドルとか騒いでいるわけですから、4、5倍上がった事になります。しかしオイルショック当時は2ドルが40ドルまで上がっていたのでもっと厳しかったのは確かです。それゆえ産業構造を変えざるを得ない状況に叩き込まれた。この高騰で資源開発が一気に進み、その結果80年代に入ると価格が暴落するという状況になります。調整に25年、現在は資源国が猛烈な勢いで工業化して、資源を使うようになっている事が資源高騰につながっています。とにかく中国が猛烈な勢いで資源を吸い込んでいます。需要と供給のバランスが00年代になって崩れはじめ、供給過剰から不足に変わり始めました。
今回の原油高騰の原因は80年代後半からの原油価格のどん底状態の時期に、投資や開発の意欲がなくなり、儲からないので当たり前なのですが、その状況の中、中国が確実に経済成長を遂げて来たという事が大きな要因としてあります。当然供給に開発投資を行っていないのですから、対応出来なくなります。肝腎なのは実際にどうかという問題とは別に、そう見えるという事が何より重要です。でも今回のこの問題は実態と見えている状況が相当重なっているようです。
00年代になると経済規模も1兆ドルの規模になり、日本は当時4兆ドルで、今もたいして成長していません。中国は新しい成長軌道に乗る為にWTOに加盟します。戦略としては三つあって、一つが輸出で成長をする。二つ目は外資の導入によって成長する。三つ目が成長に必要な資源は海外の資源を使う。という戦略に切り替えるわけです。
それから中国は2001年がGDP成長率が8%、02年が9%、03、04、05、06、07、5年連続10%を超える成長を続けまさに加速しています。
中国の成長は工業化、その為のインフラの整備、港湾の整備、高速道路、発電所、一気に資源の需要が拡大して持続的な成長を遂げているので、累積的な需要の増加につながっていて、これに対して供給がおぼつかなくなっているのが現状です。
通常世界の石油需要は、だいたい右肩上がりで90年代以降ずっと来ていて、日量50万バレルくらいずつ増えていたわけなんですが、00年代に入ってくると100万バレル以上に増えてきて、03年~04年にかけて300万バレル以上増えました。この三分の一が中国、二割がアメリカ、これだけで増えたうちの半分くらい消費しています。
これによってずっと開発投資をしてこなかったという事もあり、供給余力が無くなるのではないか?OPECも日量ベースで4~500万バレルのスペア・キャパシティ、何事かあった場合には一ヶ月以内に増産出来て、その増産体制を少なくとも半年は維持出来る能力を有していたものが、それが100万バレルを割って来てしまいました。
するとここに投機マネーが入ってくる、で、一気に値段が上がるという状況になる。ファンドのスペキュレーションによって上がったという話にばかりフォーカスが当たりますが、その前に需給関係の大きな変化が起こっている事が重要で、その矛盾点をファンドがついているわけです。
90年代というのは需給が緩んだ状況だったので、ファンドも儲からないものには投機しません。戦争や災害などがあって、一次的に需給バランスが崩れて、例えば供給中断懸念があれば投機マネーは流れて来たりしますが、問題が解消されれば、基本的には供給過剰だったので、マネーはあっという間に逃げていく。今回継続的に入ってくるというのは、需給のバランスが崩れ、供給不安がベースになっているので、その矛盾を突いて金がどんどん入り込んでくるわけです。
第一次及び第二次オイルショックの当時は、需要先である先進国が身を削るような思いをしてなんとか乗り切ったのですが、今回の主な原因は中国を筆頭に、BRICs諸国だったりするので、彼らは人口も多いし、まだまだ追いつけ追い越せで先に行かねばならないというインセンティブがあるので、身を削ってどうのこうのという動機付けが生まれにくい。だから一過性のものではない。現在、開発投資を行っているがこれが市場に流れてくるまでには時間がかかるので、それまで現在の原油価格が続くどころか、更に上がる可能性もあります。
80年代につけた高値である1バレル40ドルという価格をつけてから25年以上経っています。先進国の消費者物価指数は毎年2~3%上がっているので25年経つとだいたい2.5倍くらいになる。今、原油価格が100ドルだと大騒ぎしていますが、この事を踏まえれば40ドルを2.5倍すると100ドルになるので、ようやく原油価格が実質ベースで一般物価に追いついて来たという見方も出来ます。今までが安過ぎた。ゆえに南北問題、資源の浪費、地球温暖化、等の問題を引き起こしている状況もあるわけで、安過ぎたので好き勝手やって、贅沢して、二酸化炭素をまき散らしていたという見方も出来るわけです。
これに対して一時的だ、マネーゲームだという言い方で見てしまうと構造の変革は起きないので、同じ問題を延々と抱える事になります。
先進諸国は二回のオイルショックによって産業構造を高度化して成熟化しました。アメリカも経済全体にしめる製造業の割合は17~18%、日本が2割をちょっと超えているくらいです。後はサービス産業が占めている。だから成長してもエネルギー、資源などの需要はそれほど増えない。
しかし今、世界経済を引っ張っているのは、人口30億人のBRICsだったりするわけで、こういう所が成長すれば、エネルギー、資源、食料と需要は莫大に伸びる。60年代の日本のような成長パターンに入って来ている。なんと言っても人口の多さが圧倒的なので、当然需給環境が逼迫する。中国が伸びているという言い方をしていますが、実際には国際資本が流れてそうなっているわけで、日本も当然そのなかに入っている。
ここに温室効果ガスの問題も帰結してくる。中国が環境破壊をしている言い方は完全に間違っちゃいないのでしょうけれど、先進国はもの作りをそういった国の安い労働力を使ってまかなっているので、ここの問題を考えないでただ中国叩きをしても解決出来ない。中国も叩かれるのは心外だと思うに決まっています。それに13億人という人口をどう考えるのかという事も大切で、単純にそれを割れば、一人頭で考えれば日本人の8分の1平均くらいにしかエネルギーの使用量はならない。二酸化炭素もそう。
日本では何かっつうと、高くなったと大騒ぎしていますが、何事も今までが安過ぎたという見方も出来るわけです。
つづく!!