前回のエントリーでの補足を多少したいと思います。まあ補足と言っても、世論の吹き上がりを見て、思い出した作品があります。
自分の大好きな本で、カミュの「異邦人」という本があります。これは有名な本ですのでおわかりの方も多いと思います。不条理小説の中でも傑作であると思います。自分の読書人生の中でも非常に意味のある本でした。その中の主人公であるムルソーは、母親の葬儀で涙を流さず、その翌日に海水浴を楽しみ、女性との情事を楽しみ、映画で大笑いし、とあるつまらない事件に巻き込まれ、人を銃で撃ち殺してしまう、しかも四発の銃弾を撃ち込んで。そして動機を尋ねられると「太陽のせい」と答える。
異邦人/カミュ

¥420
Amazon.co.jp
客観的事実だけで考えれば、この男は間違いなく凶悪犯であり、実際に大多数の人間が拍手喝采をして死刑へと送られてしまう。母親の死に涙を見せぬ男であり、その翌日に楽しめる男であり、人を殺すのに四発もの銃弾を撃ち込んだ男であるわけです。
しかしこの本は、人間そんな単純なものではない。白黒ハッキリわかりそうな客観的事実でも、実は人間の不完全な感情が複雑に絡み合っているのだ、という事を描ききった素晴らしい作品です。善悪というものは物事の一面を見ての事でしかありません。それを教えてくれた作品です。
だからなんだというわけではありませんが、今の世論の吹き上がりに辟易しながら、読み返しているというだけなんですが。
まあこの本の素晴らしさは自分ごときが書くまでもないと思いますので、今日はこれにて。
もう一つあるのですが、それは次という事で今日は短めに。
自分の大好きな本で、カミュの「異邦人」という本があります。これは有名な本ですのでおわかりの方も多いと思います。不条理小説の中でも傑作であると思います。自分の読書人生の中でも非常に意味のある本でした。その中の主人公であるムルソーは、母親の葬儀で涙を流さず、その翌日に海水浴を楽しみ、女性との情事を楽しみ、映画で大笑いし、とあるつまらない事件に巻き込まれ、人を銃で撃ち殺してしまう、しかも四発の銃弾を撃ち込んで。そして動機を尋ねられると「太陽のせい」と答える。
異邦人/カミュ

¥420
Amazon.co.jp
客観的事実だけで考えれば、この男は間違いなく凶悪犯であり、実際に大多数の人間が拍手喝采をして死刑へと送られてしまう。母親の死に涙を見せぬ男であり、その翌日に楽しめる男であり、人を殺すのに四発もの銃弾を撃ち込んだ男であるわけです。
しかしこの本は、人間そんな単純なものではない。白黒ハッキリわかりそうな客観的事実でも、実は人間の不完全な感情が複雑に絡み合っているのだ、という事を描ききった素晴らしい作品です。善悪というものは物事の一面を見ての事でしかありません。それを教えてくれた作品です。
だからなんだというわけではありませんが、今の世論の吹き上がりに辟易しながら、読み返しているというだけなんですが。
まあこの本の素晴らしさは自分ごときが書くまでもないと思いますので、今日はこれにて。
もう一つあるのですが、それは次という事で今日は短めに。