かつて一世を風靡したビーチボーイズ、ブライアン・ウィルソンの前衛的な実験精神が生み出した、ペットサウンズ、これは玄人受けはしたものの一般受けはしなかった。メンバーからも反発をくらい、傷つきながらも、更にそのペットサウンズの独創性を発展させて、完成させるはずだった、スマイル。
スマイル/ブライアン・ウィルソン

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その独創性やプログレッシブな前衛精神に期待した、同時代のミュージシャン達の思いも虚しく、ビーチボーイズが作り上げてしまったイメージ、世間が期待するもの、レコード会社がビジネスとして期待するもの、メンバーの無理解、繊細な心を持つブライアンの誰も理解してくれないのではないかという恐れ、独りよがりなのでは、とんでもない駄作をつくっているのではないかという恐怖、しかし同時代のビートルズのような実験精神に対抗意識を持ち、自分にだってやれるはずだという核心の狭間での葛藤。
その圧倒的な混沌に向き合い、ブライアンはプレッシャーに心を折ってしまい、アルバムは未完成のままお蔵入り、そして精神を病み、クスリに逃避し、引きこもって壊れてしまった。
断片的に切り刻まれて、その後のアルバムに顔を見せていたものの、その完成形を聞く事なんて夢だと思っていた、二度と日の目を見る事はないと思っていた、このスマイルというアルバムが、何と37年ぶりにブライアンのソロ名義で完成させた。当時完成させていれば、間違いなくビートルズのサージェント・ペパーズに匹敵する、歴史に残る作品になったであろうものが、はたしてどうなっているのか、老いて、当時の美しい歌声を失っているブライアン、半ば廃人同然で人生を棒に振ってしまった男がつくるものが、単なる懐古主義的な昔のファン向けの内輪受けで終わってしまわないか?
このプロジェクトが進んでいると聞いたとき、正直聞くまでそういう不安を持っておりましたが、発売されて、速攻聞いた瞬間に体中に電撃が走り、涙があふれて来ました。そうだよ、最初から自信を持てば、みんな貴方を愛していたのだから、随分遠回りしたけれどお帰りなさい。そんな気持ちになりました。
これがあの時代に発表されていたら、そんな仮定の話をしてもしょうがありませんが、つくづくもったいない。当時の完璧なビーチボーイズのメンバーで聞きたかった。そう思いますが、それは決してこのアルバムが年老いた昔のスターが懐古的なものを揺さぶる為だけにつくられたものではなく、この完成度は凄まじい唯一無二のサウンドを奏でています。確かにブライアンの歌声はかつての身も心も奪われるような歌声ではなくなっているかもしれませんが、彼をサポートしている周りの人々の力もあり、決して見劣りなどしない素晴らしい出来です。
自分はビーチボーイズは大好きで、特にペットサウンズは、自分の中ではフェイバリット・アルバムだと人に進める事の出来る数少ない名盤の一つです。何度聞いても飽きない。音楽は楽しく、そして美しく、儚く、素晴らしいものであるという事を感じさせてくれます。一番ビックリする事は片耳の聞こえない男が、どうしてこんなに凄いものをつくれるのか不思議でした。しかしその後のブライアンがたどった運命を知っていますと胸の痛くなる思いも同時にありました。
ビーチボーイズ・サウンド、所謂サーフとかホットロッドとかそういうイメージが彼らを有名にしましたが、同時にそれが足枷となってしまい、ブライアンの独創性を傷つけて行きます。度重なるツアーの最中、ブライアンの精神が崩壊寸前となり、ツアーから脱退してしまいます。そしてブライアンの独創性、実験精神は解き放たれ、ビートルズのラバーソウルに触発されて、引きこもってペットサウンズのバックトラックを完成させてしまう。ツアーから戻ったメンバーはそのあまりの変貌ぶりに困惑し、ブライアンに反発するものも出ました。なんとか完成させたものの、商業的には失敗、ブライアンは傷ついて行きます。
しかしブライアンはペットサウンズで培ったスタジオワークを更に追求し、彼にとっての理想の完成形であるスマイルに着手します。商業的な受けをねらえばそういったものをつくれたはずですが、彼は自分の信じた理想を追い求めますが、やがてそのプレッシャーによってクスリに溺れ、精神を病み、後一歩と迫った完成間近でスマイルもブライアン自身も崩壊してしまいます。ペットサウンズに影響を受けたポール・マッカートニーはサージェント・ペパーズを完成させ、ビートルズは大成功を収めます。伝説になったビートルズ、伝説になりきれなかった男、ブライアン・ウィルソン。
まあビーチボーイズ自体の功績を考えれば十分伝説のバンドだと思いますし、ブライアンが残した楽曲達は不滅の名曲であり、伝説といって差し支えないと思いますが、スマイルでの崩壊という暗い影があり、どうしてもそれさえなければという思いがありました。
しかし37年の時を経て、スマイルの完成形を世に送り出したわけです。感無量。自分もこのアルバムを聞くまでは半信半疑でした。ファン向けのファンが喜びそうな金儲けかと思っていたら、とんでもない、聴いた当時はそれこそ繰り返し繰り返し聴いたもんです。
人間は弱い生き物です。それは人が知恵を獲得し、精神という概念に気付いてしまったからでもあります。他人の評価を気にしてしまい、右往左往してしまう。このブライアンもそうです。誰しも天才だと思うような才能を持ち、心を引き込まれるような歌声を持ち、成功を収め富を手にしていても、周りから承認を得られず、プレッシャーに押しつぶされてしまい、人生のおよそ半分をウジウジ暮らしてしまう。彼は人一倍、繊細であったのかもしれませんが、例え商業的に失敗したって、周りから承認を得ていたら、彼はこんなに傷つく事もなかったのではないかと思ったりするわけです。ちょっとくらい売れようが売れなかろうが、彼が天才で凄い奴だと言う事は、誰だってわかっていた事のはずです。彼が弱く、甘ちゃんだったという事もあるのでしょうが、彼に承認を与えるものは、クスリや享楽的な生活となり、自分の殻に閉じこもって傷つかないように、精神が壊れる事によって自己防御をしてしまう。
昔いた職場の女の子で、何度も何度もリストカットを繰り返し、何かっつうと死ぬ事ばっかり考えている子がいました。グズグズ悩んで摂食障害になってしまったりしていましたので、相談に乗った事があります。何を悩んどるんだと。そうしますとまあいろいろ下らない事で悩んでいるわけです。アホかの一言で終わってしまうようなどうでもいい事で、よっぽどバカじゃねえか甘ったれるなと怒鳴りつけてやりたくなりましたが、まあそんな事を言って自殺でもされたらかなわないので、とりあえず聞いてやるわけです。かいつまんで言うと、ようは周りにバカにされている、仕事が出来ない事についてや、まあプライベートでもという事なんでしょうが、それを延々とグジグジ悩んで、死にたくてしょうがないわけです。漢字も書けない、かけ算九九も出来ない、仕事も出来ないバカのくせに、バカを直す事は何にもしないで、バカと言われたとウダウダ悩んでいる。まあそれでも、それなりにアドバイスをしたわけです。
バカと言われないようにお前は何か努力しているのか?バカと言われた事を悔やんでいるヒマがあったら、バカじゃなくなる努力をしたほうがよっぽどいいんじゃないか。少しくらいバカと呼ばれたって別にいいじゃないか、事実なんだから。だいたい他人に面と向かってバカ呼ばわりする人間なんて、俺も含めてそうだけどたいした人間じゃない。たかがしれている。人をバカ呼ばわりする事によって、どれくらい傷つくのかわかったのだから一つ賢くなっただろ。それにお前がバカだという事をアドバイスしてくれていると思えば、ありがたいと思って、悩むよりやるべき事があるだろ、その方が賢いぞ。
とまあそんな感じの事をアドバイスするわけです。それ以来、何かを悟ったのか、彼氏もできて、メキメキ仕事も覚えて、どんどん自信もついて明るく元気になって行きました。仕事の休憩時間にいっちょまえに、新聞読んだり本読んだりしているわけです。以前は携帯いじってだらだら休憩していたのが、何かが変わった。
一番は彼氏が出来てお幸せになったという事なんだと思うのですが、ちょっと考え方を変えると、案外、袋小路にいると思っているものも、簡単に出られる事がある。周りに否定されて承認不足に陥っている人間も、ちょっとした感じ方の変化で承認不足を補い、彼氏まで出来てしまう。まあ比べる次元が違うとは思いますが。
人間の存在とは関係性の結節点であるといいます。結局、周りの人がいなければ自分を定義付けも出来ないが、その事によって傷つく事もある。そして弱っちい心を支えるのも結局周りとの関係性によってでもある。ブライアンはほんの一歩踏み出す勇気を失ってしまい、人生の半分をモヤモヤしていたわけですが、彼が復活出来たのも、周りが支えてくれたからでもあります。
壊れてしまった弱い心、失ってしまった時間、いったん諦めてしまったものを、周りに支えられて、勇気を取り戻し、心を取り戻し、音楽を楽しむ事を取り戻す。
人生は辛い事もあるけれど、素晴らしい、そんな事を感じさせてくれるアルバムです。聞き終わった後は笑顔になる事間違いなしです。
スマイル DVD

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DVDのも面白すぎます。この中でのブライアンの笑顔は涙がチョチョギレます。世の中捨てたもんじゃないという事を感じる事が出来るのではないでしょうか。
昔の映像でSurf's Upをブライアンが一人で歌うシーンがあるのですが、全盛期のまるで何かに取り付かれたような美しい歌声は、呼吸を忘れてしまうくらい引きつけられます。これほど素晴らしい全盛期をウジウジ過ごしてしまった事は何とももったいないと思ってしまいますが、結果的に時間はかかりましたが、スマイルを完成させる事が出来たわけですから、迷って苦しんで、グズグズしていた事も、彼にとっては決してマイナスばかりではないのかもしれません。
政治ネタにうんざりしましたので、久々に大好きな音楽ネタをつらつらと書いてみました。
ペット・サウンズ/ザ・ビーチ・ボーイズ

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ラバー・ソウル/ザ・ビートルズ

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サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド/ザ・ビートルズ

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スマイル/ブライアン・ウィルソン

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その圧倒的な混沌に向き合い、ブライアンはプレッシャーに心を折ってしまい、アルバムは未完成のままお蔵入り、そして精神を病み、クスリに逃避し、引きこもって壊れてしまった。
断片的に切り刻まれて、その後のアルバムに顔を見せていたものの、その完成形を聞く事なんて夢だと思っていた、二度と日の目を見る事はないと思っていた、このスマイルというアルバムが、何と37年ぶりにブライアンのソロ名義で完成させた。当時完成させていれば、間違いなくビートルズのサージェント・ペパーズに匹敵する、歴史に残る作品になったであろうものが、はたしてどうなっているのか、老いて、当時の美しい歌声を失っているブライアン、半ば廃人同然で人生を棒に振ってしまった男がつくるものが、単なる懐古主義的な昔のファン向けの内輪受けで終わってしまわないか?
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これがあの時代に発表されていたら、そんな仮定の話をしてもしょうがありませんが、つくづくもったいない。当時の完璧なビーチボーイズのメンバーで聞きたかった。そう思いますが、それは決してこのアルバムが年老いた昔のスターが懐古的なものを揺さぶる為だけにつくられたものではなく、この完成度は凄まじい唯一無二のサウンドを奏でています。確かにブライアンの歌声はかつての身も心も奪われるような歌声ではなくなっているかもしれませんが、彼をサポートしている周りの人々の力もあり、決して見劣りなどしない素晴らしい出来です。
自分はビーチボーイズは大好きで、特にペットサウンズは、自分の中ではフェイバリット・アルバムだと人に進める事の出来る数少ない名盤の一つです。何度聞いても飽きない。音楽は楽しく、そして美しく、儚く、素晴らしいものであるという事を感じさせてくれます。一番ビックリする事は片耳の聞こえない男が、どうしてこんなに凄いものをつくれるのか不思議でした。しかしその後のブライアンがたどった運命を知っていますと胸の痛くなる思いも同時にありました。
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しかしブライアンはペットサウンズで培ったスタジオワークを更に追求し、彼にとっての理想の完成形であるスマイルに着手します。商業的な受けをねらえばそういったものをつくれたはずですが、彼は自分の信じた理想を追い求めますが、やがてそのプレッシャーによってクスリに溺れ、精神を病み、後一歩と迫った完成間近でスマイルもブライアン自身も崩壊してしまいます。ペットサウンズに影響を受けたポール・マッカートニーはサージェント・ペパーズを完成させ、ビートルズは大成功を収めます。伝説になったビートルズ、伝説になりきれなかった男、ブライアン・ウィルソン。
まあビーチボーイズ自体の功績を考えれば十分伝説のバンドだと思いますし、ブライアンが残した楽曲達は不滅の名曲であり、伝説といって差し支えないと思いますが、スマイルでの崩壊という暗い影があり、どうしてもそれさえなければという思いがありました。
しかし37年の時を経て、スマイルの完成形を世に送り出したわけです。感無量。自分もこのアルバムを聞くまでは半信半疑でした。ファン向けのファンが喜びそうな金儲けかと思っていたら、とんでもない、聴いた当時はそれこそ繰り返し繰り返し聴いたもんです。
人間は弱い生き物です。それは人が知恵を獲得し、精神という概念に気付いてしまったからでもあります。他人の評価を気にしてしまい、右往左往してしまう。このブライアンもそうです。誰しも天才だと思うような才能を持ち、心を引き込まれるような歌声を持ち、成功を収め富を手にしていても、周りから承認を得られず、プレッシャーに押しつぶされてしまい、人生のおよそ半分をウジウジ暮らしてしまう。彼は人一倍、繊細であったのかもしれませんが、例え商業的に失敗したって、周りから承認を得ていたら、彼はこんなに傷つく事もなかったのではないかと思ったりするわけです。ちょっとくらい売れようが売れなかろうが、彼が天才で凄い奴だと言う事は、誰だってわかっていた事のはずです。彼が弱く、甘ちゃんだったという事もあるのでしょうが、彼に承認を与えるものは、クスリや享楽的な生活となり、自分の殻に閉じこもって傷つかないように、精神が壊れる事によって自己防御をしてしまう。
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壊れてしまった弱い心、失ってしまった時間、いったん諦めてしまったものを、周りに支えられて、勇気を取り戻し、心を取り戻し、音楽を楽しむ事を取り戻す。
人生は辛い事もあるけれど、素晴らしい、そんな事を感じさせてくれるアルバムです。聞き終わった後は笑顔になる事間違いなしです。
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政治ネタにうんざりしましたので、久々に大好きな音楽ネタをつらつらと書いてみました。
ペット・サウンズ/ザ・ビーチ・ボーイズ

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ラバー・ソウル/ザ・ビートルズ

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サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド/ザ・ビートルズ

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