【最後のトリック】

中毒危険度 60


タイトル : 最後のトリック

初版タイトル : ウルチモ・トルッコ

ジャンル : ミステリー

著者 : 深水黎一郎

初版 : 2007年 (デビュー作)

受賞 : 第36回メフィスト賞 受賞


「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックのアイディアを、二億円で買ってほしいーースランプ中の作家のもとに、香坂誠一なる人物から届いた謎の手紙。不信感を拭えない作家に男は、これは「命と引き換えにしても惜しくない」ほどのものなのだと切々と訴えるのだが……ラストに驚愕必至!  この本を閉じたとき、読者のあなたは必ず「犯人は自分だ」と思うはず!?(文庫本裏表紙より)


(すいません。以下、全くレビューになっていません)


罠だ〜!!


意外な犯人像として、歴代のミステリー作家さん達が、挑戦してきた犯人像。


『探偵役が犯人』

『語り手が犯人』

『最初の被害者が犯人』

『全員が犯人』


色々あるけれど、今まで誰もなし得なかった犯人像、、、


ちょっと待て?

例に上がっているのは全部、アガサ・クリスティーの作品?

えっ、そうなの?


ならば、そのアガサ・クリスチャンさん(?)をしてなし得なかった犯人像、、、それは!


『読者が犯人』


そう、これは明らかに、作者つまりは深水黎一郎さんからの挑戦状なのだ!!


よくよく考えてみれば、事の重大性に気付くはず。

この本で行われる犯行が何かは分からないけれど、ミステリーの犯人がする事といえば、大抵の場合『殺人』ですよね。

という事は『読者が犯人』であるのならば、この本を読むと私は殺人者になってしまうという事です。

逮捕されて取調室で「私はこの本を読んだだけなのです」と言っても、その時は《時すでに遅し》、張り巡らされたトリックによって私は犯人にされてしまうのです。


そうこれは、罠なのです!!


絶対に読んではいけない本が、この世にたった一冊だけあるとしたら、それはまさしくこの第36回メフィスト賞作にして深水黎一郎さんのデビュー作【ウルチモ・トルッコ】(文庫本版改題・最後のトリック) なのです。←ここだけやけに説明くさい(笑)


あ~、恐ろしや!!

、、

、、、

、、、、


いいえ、本当の最後のトリックは、、、


『読者が被害者』!!


「え〜私(読者)、殺されちゃった〜」


《おわり》


すいませんでした m(_ _)m