続・カルニチン
カルニチンの作用は、前回紹介した脂肪酸のキャリヤーとしてだけでなく、他にも脂肪組織内の血液循環をよくする効果や筋持久力を向上させる効果もあるようです。
また、筋肉の中に含まれるBCAA(ちなみに筋中に一番多いアミノ酸はグルタミン)は、カルニチンが多く存在すると脂肪の代謝が向上するため、BCAAが代謝されなくてすむようです。
簡単に言うと、筋肉のタンパク質(アミノ酸:BCAA)が分解されることをカルニチンが防いでくれるのです。
これは、筋肉量の増加につながりますね。
このように、カルニチンはいろいろな作用を持っています。
では、カルニチンの取り方ですが、
カルニチンは、牛肉やラム肉にも含まれていますのでこれを食べることによっても
とることができます。
しかし、牛肉やラム肉でカルニチンを取った場合、どうしても一緒に肉に含まれている脂肪をとることになります。
脂肪は、そのまま体脂肪になりやすいため、食事でカルニチンをとることは不可能ではありませんがカロリーオーバーになりやすくなります。
やはりサプリメントでとることが確実で簡単な方法と思われます。
是非カルニチンを有効に使いダイエットに筋量UPに役立ててください。