突然現れた彩さんは
華麗に元彼を地面に押さえつけ手錠をかけた

「…大丈夫かー?朱里」

「っ…は、は、い」

「こいつ元カレなんやろ」

「えぇ…まぁ」

(離せよ!俺は朱里と話すんや!)

「お前にそんな権利ない」

(うるせぇ!朱里には俺が必要なんや!)

「朱里は強い女や
誰かに頼らな生きられへん
軟弱もんちゃうねん」

(どいつもこいつも
朱里騙されるな!お前には!)

「こーちゃんごめん…
朱里、こーちゃんのこともう
頼れない」

(…っ)

何も言えなくなった彼は
後に来たパトカーに連れていかれた

「彩さんありがとうございました」

「いや、別に
俺は連絡受けただけやし」

「連絡…?」

「…あの元彼、数時間前に
1人の男と話してる
朱里さんに付きまとうな、彼女の気持ちを
考えろって諭されてな
初めは受け入れたフリして
気を抜いたその男を後ろからカバンで殴り
逃走…殴られた男から連絡を受けた俺は
朱里を探し、今に至る」

「…その男って」

「いい加減いいんちゃうか?
お前のことこんなにも大切にしてる
奴がいるんやから
まぁ気を抜く時点で刑事失格ではあるけど」



ピンポーン
「はーい…

吉田さん」

「…大丈夫なん?」

「あー、、大丈夫ですよ
よかったですねストーカー捕まって」

「…」

「僕は大丈夫やから
もう帰っ…」

「私は全然大丈夫じゃないから」

「へ?」

「っ…、ウゥッ…」

「え!ちょっと!え、泣かないで
あ、えっととりあえず中へ」

「…」

「あー、えっとコーヒーでも入れ…」

ギューーーッ

「っ///よ、吉田っ、さんっ??」

「何で下の名前で呼んでくれないの?」

「えっ、いやそれは
適切な距離をと思って…」

「そんなに突き放さないで…」

「そういう訳では…僕はただ」

「ねぇ、、どーしよ
否定できなくなっちゃった」

「え?」

「私、あなたが好き」

「ふぇっ?」

「…彼女にして、、」

声が震えて上手くでやない
今までこんなことになったことないのに

「朱里さん…」

彼は腰に回った手に自分の手を重ねて
繋いでくれた
彼の手は大きくて優しい
こんなに安心する
もう否定なんかしない
プライドとかどーでもいいくらい
この背中が愛おしくて仕方がない

「ゆーり」

「っ///ダメだっ
正面から抱きしめさせて…」

「っ…」

「はぁ、マジでなんなんですか
突然現れたかと思ったら
可愛すぎるし…ホンマに」

「そんなことない」

「自覚してください
まじで可愛すぎるんですよ
腹立つくらいに」

「怒られた」

「当たり前です」

「ごめん」

「っ///
あー、、まじ可愛い
朱里さん僕と付き合ってください」

「うん、よろしく」ニコッ

「あー、、ホンマにあーー、、」

ゆーりはずっと唸ってる
なんか変なの
お腹すいてるんかな?

「ゆーり?」

「まぁ初めてちゃうしええか?」

「?

ンッ///」

「…柔らかくて可愛いなぁ」

「何よ突然」

「キスしたくてしたくて
もぉ仕事してる時もたまらなかった」

「なっ///そこは集中しなさい」

「だから離れてたんでしょ」

「なにそれそんな理由?
あほやん」

「誰がアホや」

「別に普通やんか」

「普通ちゃうよ、すっごい綺麗やし
プルプルしてて…あーもう1回」

「ちょっと…ンッ

ンッ、もう1回って言うた、ンッ…」

「可愛い…まじ可愛い」

可愛いを連呼する彼
色々話したいことあるのに
そんなのお構い無しでずっとそう
あーこれから大変だなー
こんなめんどくさい年下彼氏
私に上手く扱えるかな?