あの一件以来
彼は毎日のように家に来てくれた
泊まる時もあるけど
帰る時の方が多い
私が眠るまで横にいて目が覚めたら帰ってる
泊まればいいのにと言うが

「いい加減にしたくないんです
お互い一人暮らしですけど
ちゃんとしたいから」

と、、真面目発言
でも本当は

「…もっといたい」

こんなこと思うキャラだったかな
そりゃ歴代の彼氏は私が好きでたまらなくて
追いかけ続けてた
もっと一緒にいたいとか思ってたけど
不安から来るもので
彼といたいというのはもっと暖かな感情

「今日もつかれたー」

「お疲れ様です朱里さん
今夕飯作りますね」

仕事から一緒に帰ってきて
私の部屋のキッチンで
手際よく夕飯を作り始める
作り置きとかを冷凍してくれてたりもする
掃除や洗濯もしてくれたり
奥さんなの?って聞きたくなるレベル
もともと家でもやってたみたいで
慣れてるんでって余裕な笑み
私、これでええの?

「ごちそうさま」

「洗っときます
朱里さんはテレビでも見ててください」

「私やるからっ」

「手が荒れたら困ります
綺麗やねんから」

「っ///」

家事ができないとバカにされてるんじゃない
愛されすぎてるんだ
こんなにも、、こんなにも愛されてる

洗い物をするゆーりの後ろ姿に
思わず抱きついた

「おぉぉ…どうしたんですか」

「ねぇ…私このままでええの?
こんなに甘やかされて
ダメ人間になっちゃう」

「朱里さんは完璧ですからね
そんなんになりませんよ」

「何も出来なくなっちゃうで」

「僕がやるからいいです
嫌々じゃないですよ
好きでやってるんです」

そう言って洗い物を片付けて
私の方に向き合い抱きしめてくれた

「そろそろ寝ますか?」

「今日は泊まる?」

「朱里さんが寝たら帰ります
朝ごはんは冷蔵庫に…」

「…」

「朱里さん?」

「朝までいたい」

「…」

「ずっと…」

「?」

「ううん何もない」

「フフッ…」

グイッ!!!

「ちょっ///」

「ずっと、、なんですか?」

「ゆーり目が」

「スイッチ入りました」

「…ずっと、、一緒にいたい」

「可愛すぎますねホントに
…考えてました僕も
さすがにこんな可愛い寝顔を置いて
家に帰るの苦しかったんで
ちゃんとしましょう…
一緒に住みませんか?」

「…うん、住みたい」

「なら、よかったです」

「ゆーり」

「ん??」

「あの、、、えっと」

「…あー
大好きですよ朱里さん」

「ん…」

「キスしたいです」

「そんなん言わんとしてや…///」

「朱里さん、キスしたい」

「///」

「いい?」

「…早く」

「ハハッ可愛い…」

ゆーりはそう言うと
顎を持ち上げそっとキスしてくれた
その後また目がギラギラになって…






「ん…朝」

「スースーッ」

「綺麗な寝顔やな…女の子みたい」

整いすぎた顔を眺めてると
すごい暖かい気持ちになった
すると突然目が開いて
腕を引っ張られる

「見すぎ」

「綺麗やなーって」

「男やで僕」

「だって綺麗やも…ンッ」

「こっちのセリフやわ
朝からそんな綺麗な顔に
ずーっと見られたら…ねぇ」

「キャッ…ちょっと」

「朝から…ってのもいいですね」

「よくないよくないっ///」

「愛してますよ朱里さん」

「っ///」

「その顔は合意ととります」

そう言って悪い顔で笑うゆーり
年下彼氏大変やわー