「ママぁー」

「ん…おはよ
あれ?いい匂い」

「敦子おはよ」

「南??
なんで…」

「いつもの時間に起きちゃって
ご飯作ろっかなーって

敦子疲れてるやろうし」

「南…」

「それにほら」

「菜々…」

「菜々も手伝ってくれてん」

「みゆも手伝った!」

「そーやな
美優紀もお皿並べてくれたもんな」

「ママ!いいこ?
みゆちゃんいい子?」

「うんっ
すっごくいい子
ありがとーーっ」

ギューーーッ



「彩~おはよ」

「にぃに…」

「ほーら、ご飯食べよ?」

「ママは?」

「いるよ」

「っ…」

タッタッタッ

「あー彩おはよー
愛菜ありがとねー」

「うん」

「ママお仕事は?」

「フフッ今日はないよーっ
お外遊びに行こっか」

「行くっ!!」




「あ…」
「あ!」

「おはよーあっちゃん
あれ?南もー?」

「そう仕事休みでさー
にゃんにゃんも?」

「そう!休みー
いつもありがとねー」

「いやいや全然
今から公園?」

「そう」

「俺らも車で行くんだけど
一緒にくる?」

「え?」

「男の相手は男がしないとな」

「ありがとー助かる」




「愛菜ーっほれパス」

「えいっ!」

「おぉー上手いやんかー!」


「男の相手は男って
南も男らしくなったよねー」

「ヘタレやったもんなぁ」

「かっこよくなったよね」

「チビだけど」

「それはうちも一緒」

「優忙しいんやね」

「映画とってるからね」

「長いやつや」

「うん」

「あれ?彩は?」

「あそこで座ってる」

「体調悪いんかな?」

「人見知りやからね
南とは初めてだし」

「んー」

「彩には我慢させてばっかり
本当にダメな母親だなぁ」

「そんなことない
陽菜の気持ちちゃんと
伝わってると思うよ?」

「…うん」

「ママー水飲みたい」

「んー?はい美優紀」

「ありがとー
あれ?さぁちゃんは?」

「あそこ」

「パパと遊ばない?」

「んー恥ずかしいのかもね」

「愛菜に呼んできてもらう?」

「あぁ…それより
ねぇ美優紀ちゃん
彩に遊ぶように言ってきてくれない?」

「うん!」

「美優紀、にぃーで行くんよ」

「ニィーッ」

タッタッタッ


「さぁちゃん」

「なに?」

「遊ぼっ」

「美優ちゃんのパパだもん」

「んー…」

「僕のパパは違うもん」

「パパとさぁちゃんのパパ仲良し
さぁちゃんもパパと仲良しできるよ」

「…」

「さぁちゃん!」

「なに?」

「にぃーしてにぃー
えんえんの顔嫌い」

「…にぃ」

「うんにぃー」

「にぃーっ」

「さぁーちゃんっ
すきっ」

ギューーーッ

「っ///」

「ヘヘヘッ」

「美優ちゃんも行こ」

「ん?」

「美優ちゃんも一緒なら
僕も…行く」

「っ…うん
いこー!

パパーいーれーてっ」


「おぉええよ!
あ、彩ぁー」

「っ」ビクッ

「いっぱい遊ぼうなっ」

「っ…うん!」