「さ、やか…?」
「(コクンッ)」
「死んだのは事実やで?
一瞬やけどな
彩の生きる意志が無くなってな
でもそのとき恵が
みるきーのライブの動画流したんや
そしたら手が動いたんや」
「…優さんがな
お互いにお互いのこと必要としてること
分からせないとダメだって
だから言うてん」
「彩見えたやろ?」
(コクンッ…)
「彩…っ、」
近づこうとする
それなのに足が動かない
私は彩に苦しみしか与えられない
私なんかがいたら…
「しっかりせぇ!
彩の顔ちゃんと見ろ!」
「彩…」
真っ白な痩せこけた顔
でも分かる
いつもと同じ私を見る優しい目
吸い込まれるように足が動いた
彩…
「彩…」
「俺、腕疲れてきた
ほら早く」
「…おいで」
ゆっくり手を伸ばし
優さんから彩を受け取る
あまりの軽さにまた涙が出る
「ごめん、彩…ごめん」
「み…ゆ…ちゃ、、」
「彩…っ!!」
「た、だいま…」
なんで笑うんよ
こんな傷つけたのに
「その体、その手
二度と離すなよ」
「…離さへん
離さへん!!
彩、今度こそ約束
ずっと一緒にいよ」
「(フニャ…)」
「そろそろ病室戻りましょ
体力ないし」
「そうやな
彩~これから少しずつ
元気になろなー?」
「(コクンッ)」
(奇跡だと思います)
「…」
(回復にはかなり時間が
かかるものかと)
「はい…」
(しばらくは点滴での栄養摂取
そこから経口摂取に移行し
歩行訓練にします)
「…」
(大丈夫です
彩ちゃんは強い子です)
「はい」
「恵、ごめん私」
「仕事1ヶ月は休み取れた
かなり詰めて仕事してたし
幸いほかの仕事も後で行けるみたいや」
「…ありがと」
「お礼は彩ちゃんの笑顔で」
「うん」
「彩」
呼びかけると静かにこっちを見る
手が私を探してる
目もよく見えてないらしい
小さな手を握ると口元が動く
「み、ゆちゃ」
「彩ごめんな
私、自信がなかったんよ
彩にずっと好きでいてもらう自信
でもこれからは
自信じゃなくて意地で行くわ」
「…」
「今度こそちゃんと約束する
彩とずっと一緒にいる
こんな私やけど
そばにいて…」
「まる…もり」
「お守り…?
あ、はい」
「叶ったね…ニッ」
「ッ!!!」
初めて会ったときと同じ笑顔
私のことだけを見て
私のすべてに向き合おうとするような
澄んだ目…
「彩…大好きやで」
「ヘヘッ…」
彩は少しまた笑って
そのまま眠ってしまった
もう二度と離さない
誰に何言われたって
彩は私のものだから
大切な人だから
私が彩のお守りになる
「あら寝てる」
「ホンマですね」
「2人とも疲れたんでしょうね
みるきーやってもう少しで
彩ちゃんと同じ状態やったし」
「部屋荒れまくってたで」
「ハハッ…」
「恵」
「なんですか?」
「子供育てるってな簡単ちゃう
ましてや血が繋がってないんや
でもな俺は簡単ちゃうけど
でも1番易しいと思う」
「え?どういう…」
「結局は好きならいいんや
お互いがお互いを
喧嘩したり泣いたり
でも好きなら何度でもやり直せる
大きい問題が起きて乗り越えるほど
絆は強くなる
みるきーと彩は今
きっと俺らが想像出来ひんほど
強い絆が産まれたと思うで」
「優さん…」
「さてと俺もそろそろ
家族のとこに帰るとするか」
「空港まで送りますよ」
「いや、2人に着いててやってくれ」
「優さんありがとうございました」
「いいんや
また何かあったら言うてくれ」
「はいっ」
「あ、そーや忘れ物」
「え?うぉっ!」
ガシッ!!
「よーやったな恵
ポンコツマネージャーが
ここまで大きくなって
よく頑張った」
「優、さん」
「気持ち悪がんなよ?
向こうではハグが挨拶やからな?
じゃあな
Good luck~」
「…ったく
かっこよすぎるわ」
「(コクンッ)」
「死んだのは事実やで?
一瞬やけどな
彩の生きる意志が無くなってな
でもそのとき恵が
みるきーのライブの動画流したんや
そしたら手が動いたんや」
「…優さんがな
お互いにお互いのこと必要としてること
分からせないとダメだって
だから言うてん」
「彩見えたやろ?」
(コクンッ…)
「彩…っ、」
近づこうとする
それなのに足が動かない
私は彩に苦しみしか与えられない
私なんかがいたら…
「しっかりせぇ!
彩の顔ちゃんと見ろ!」
「彩…」
真っ白な痩せこけた顔
でも分かる
いつもと同じ私を見る優しい目
吸い込まれるように足が動いた
彩…
「彩…」
「俺、腕疲れてきた
ほら早く」
「…おいで」
ゆっくり手を伸ばし
優さんから彩を受け取る
あまりの軽さにまた涙が出る
「ごめん、彩…ごめん」
「み…ゆ…ちゃ、、」
「彩…っ!!」
「た、だいま…」
なんで笑うんよ
こんな傷つけたのに
「その体、その手
二度と離すなよ」
「…離さへん
離さへん!!
彩、今度こそ約束
ずっと一緒にいよ」
「(フニャ…)」
「そろそろ病室戻りましょ
体力ないし」
「そうやな
彩~これから少しずつ
元気になろなー?」
「(コクンッ)」
(奇跡だと思います)
「…」
(回復にはかなり時間が
かかるものかと)
「はい…」
(しばらくは点滴での栄養摂取
そこから経口摂取に移行し
歩行訓練にします)
「…」
(大丈夫です
彩ちゃんは強い子です)
「はい」
「恵、ごめん私」
「仕事1ヶ月は休み取れた
かなり詰めて仕事してたし
幸いほかの仕事も後で行けるみたいや」
「…ありがと」
「お礼は彩ちゃんの笑顔で」
「うん」
「彩」
呼びかけると静かにこっちを見る
手が私を探してる
目もよく見えてないらしい
小さな手を握ると口元が動く
「み、ゆちゃ」
「彩ごめんな
私、自信がなかったんよ
彩にずっと好きでいてもらう自信
でもこれからは
自信じゃなくて意地で行くわ」
「…」
「今度こそちゃんと約束する
彩とずっと一緒にいる
こんな私やけど
そばにいて…」
「まる…もり」
「お守り…?
あ、はい」
「叶ったね…ニッ」
「ッ!!!」
初めて会ったときと同じ笑顔
私のことだけを見て
私のすべてに向き合おうとするような
澄んだ目…
「彩…大好きやで」
「ヘヘッ…」
彩は少しまた笑って
そのまま眠ってしまった
もう二度と離さない
誰に何言われたって
彩は私のものだから
大切な人だから
私が彩のお守りになる
「あら寝てる」
「ホンマですね」
「2人とも疲れたんでしょうね
みるきーやってもう少しで
彩ちゃんと同じ状態やったし」
「部屋荒れまくってたで」
「ハハッ…」
「恵」
「なんですか?」
「子供育てるってな簡単ちゃう
ましてや血が繋がってないんや
でもな俺は簡単ちゃうけど
でも1番易しいと思う」
「え?どういう…」
「結局は好きならいいんや
お互いがお互いを
喧嘩したり泣いたり
でも好きなら何度でもやり直せる
大きい問題が起きて乗り越えるほど
絆は強くなる
みるきーと彩は今
きっと俺らが想像出来ひんほど
強い絆が産まれたと思うで」
「優さん…」
「さてと俺もそろそろ
家族のとこに帰るとするか」
「空港まで送りますよ」
「いや、2人に着いててやってくれ」
「優さんありがとうございました」
「いいんや
また何かあったら言うてくれ」
「はいっ」
「あ、そーや忘れ物」
「え?うぉっ!」
ガシッ!!
「よーやったな恵
ポンコツマネージャーが
ここまで大きくなって
よく頑張った」
「優、さん」
「気持ち悪がんなよ?
向こうではハグが挨拶やからな?
じゃあな
Good luck~」
「…ったく
かっこよすぎるわ」