「みるきー着いた」
「うん、さんきゅ」
収録が終わり事務所に戻る
ある人に会うためだ
数年前から何度も手紙を寄こす
彼女が来てるから
ガチャ
「お待たせしました」
「あ…どうも」
「何度も手紙をどうも」
「いえ、こちらこそ
こうしてお時間を」
「単刀直入に聞きます
あなたは本気ですか?」
「はい」
「じゃあなぜ?」
「耐えれ、なかったんです
私は未熟で
誰にも頼れず結果…
弱い力に甘えました」
「…」
「今は公開して
小さな店ですが毎日働いて
生活してます!
もう一度…」
「…簡単に言うな」
「ッグ…」
「アンタのせいでなぁ!!!」
「みるきー!離し!
すみません」
「いえ、おっしゃる通りやと思います
私は最低です
自分でもよく分かってますから」
「何したかわかってるんですか?
弱い力を…彩を!
恐怖に陥れ、痛みを与え
苦しませた
それだけじゃない、孤独と不安
愛情への飢え
いつも誰かに叩かれるんじゃって
常に身構える彩の!
その気持ちが分かるんか
アンタそれでも
母親か!!!」
そう、彩がメディアに出だしてから
事務所に手紙届くようになってた
彩の母親である、もう一度チャンスをと
すぐに乗る気はサラサラない
許すことなんてできない
でも彩をメディアに出したのは
そーいう理由もある
だからやったメディアに出した
それを思い出し彩の成長を見た上で
会うことにした
「彩を裏切った
それは分かってます
取り返しのつかないこと
全てをしました
でも、それでも彩は私の子供やから」
「っ…」
言い返せない
いくら彩を思っても
彩はこの人の子供で
私の子供ではない
「彩に会わせて下さい」
「…本人の意思を尊重したいです」
「わかりました」
「彩」
「んー?みゆちゃどしたん?」
「彩はもぉ5年生やね」
「うんっ!」
「うん…そーやんな」
「みゆちゃ?」
約8年一緒にいた
私ももぉアラサーってやつで
それだけの月日一緒に
でもこれから先どーするか
それは私が決めることちゃうよな
「彩、お母さんのこと覚えてる?」
「…え?」
「…」
「うん」
「…会いたい?」
「…」
彩は返事に困ってる
私に遠慮してるんや
アカンアカン…遠慮させたら
「彩のお母さんがな
彩に会いたいって
彩はどうしたい?」
笑顔で問いかける
彩はまた考え込む
「ママ…また、叩く?」
「…ううん叩かない
大丈夫」
「…」
「会ってみよっか
私、連絡を…」
ギュッ
「彩…?」
「みゆちゃ…いなくならないで」
「…」
「みゆちゃ、好き」
「…フフフ
何言ってんの?
私はずっといるって約束したやろ」
「…うんっ!」
「ほら、もう寝とき」
「分かった!
おやすみなさい」
「うん、おやすみ」
ワンッ
(みゆちゃん?)
「音遠…偽物より本物の方がええよな
なんやってさ」
ワンッ
(どしたん?)
「子供の彩に決めさせてるのは
アカンよな
会いたいって思ってるし
お母さんのこと好きなのも分かってる
生活安定してるみたいやし
もう大丈夫よな」
ワンッワンワンッ
(みゆちゃん?
私はみゆちゃんが悲しそうなのは
嫌だ)
「音遠…ありがと
でも元々は私…こうやねん」
ワンッ
(みゆちゃん…)
「私やって…彩が大好きやから
仕方ないよな」
「うん、さんきゅ」
収録が終わり事務所に戻る
ある人に会うためだ
数年前から何度も手紙を寄こす
彼女が来てるから
ガチャ
「お待たせしました」
「あ…どうも」
「何度も手紙をどうも」
「いえ、こちらこそ
こうしてお時間を」
「単刀直入に聞きます
あなたは本気ですか?」
「はい」
「じゃあなぜ?」
「耐えれ、なかったんです
私は未熟で
誰にも頼れず結果…
弱い力に甘えました」
「…」
「今は公開して
小さな店ですが毎日働いて
生活してます!
もう一度…」
「…簡単に言うな」
「ッグ…」
「アンタのせいでなぁ!!!」
「みるきー!離し!
すみません」
「いえ、おっしゃる通りやと思います
私は最低です
自分でもよく分かってますから」
「何したかわかってるんですか?
弱い力を…彩を!
恐怖に陥れ、痛みを与え
苦しませた
それだけじゃない、孤独と不安
愛情への飢え
いつも誰かに叩かれるんじゃって
常に身構える彩の!
その気持ちが分かるんか
アンタそれでも
母親か!!!」
そう、彩がメディアに出だしてから
事務所に手紙届くようになってた
彩の母親である、もう一度チャンスをと
すぐに乗る気はサラサラない
許すことなんてできない
でも彩をメディアに出したのは
そーいう理由もある
だからやったメディアに出した
それを思い出し彩の成長を見た上で
会うことにした
「彩を裏切った
それは分かってます
取り返しのつかないこと
全てをしました
でも、それでも彩は私の子供やから」
「っ…」
言い返せない
いくら彩を思っても
彩はこの人の子供で
私の子供ではない
「彩に会わせて下さい」
「…本人の意思を尊重したいです」
「わかりました」
「彩」
「んー?みゆちゃどしたん?」
「彩はもぉ5年生やね」
「うんっ!」
「うん…そーやんな」
「みゆちゃ?」
約8年一緒にいた
私ももぉアラサーってやつで
それだけの月日一緒に
でもこれから先どーするか
それは私が決めることちゃうよな
「彩、お母さんのこと覚えてる?」
「…え?」
「…」
「うん」
「…会いたい?」
「…」
彩は返事に困ってる
私に遠慮してるんや
アカンアカン…遠慮させたら
「彩のお母さんがな
彩に会いたいって
彩はどうしたい?」
笑顔で問いかける
彩はまた考え込む
「ママ…また、叩く?」
「…ううん叩かない
大丈夫」
「…」
「会ってみよっか
私、連絡を…」
ギュッ
「彩…?」
「みゆちゃ…いなくならないで」
「…」
「みゆちゃ、好き」
「…フフフ
何言ってんの?
私はずっといるって約束したやろ」
「…うんっ!」
「ほら、もう寝とき」
「分かった!
おやすみなさい」
「うん、おやすみ」
ワンッ
(みゆちゃん?)
「音遠…偽物より本物の方がええよな
なんやってさ」
ワンッ
(どしたん?)
「子供の彩に決めさせてるのは
アカンよな
会いたいって思ってるし
お母さんのこと好きなのも分かってる
生活安定してるみたいやし
もう大丈夫よな」
ワンッワンワンッ
(みゆちゃん?
私はみゆちゃんが悲しそうなのは
嫌だ)
「音遠…ありがと
でも元々は私…こうやねん」
ワンッ
(みゆちゃん…)
「私やって…彩が大好きやから
仕方ないよな」