@novel_kysm0318 


みるさやで社会人で


かつラブラブなのが見たいです!










「この資料できました


あとこれ前に頼まれてたやつです」




(さすが山本やな


おー完璧)




「いえ」






(山本すごいよなぁ)


(同期の中で一番出世頭やし)


(やばいよなぁ)




周りの声に耳を貸してるのも


バカバカしい


デスクに戻ってパソコンをいらってると


メールが届く




営業部


yuki-watanabe@nanbashouji




彩ちゃん今日、飲み会行くん?






メールを開いて


顔を上げると


向こうの方のデスクで


ニヤけてる優紀




優紀は同期で


ちなみに私の彼氏


会社では噂はされてるけど


認めてはない


私は企画部


彼は営業部やから


結構関係は深くて


向こうの部署のよーわからん


女子達に嫌われると


支障をきたすから


認めはしない


だからこんなメール困る


普通に携帯に送ればいいけど


仕事中の私が携帯見ないのを知ってるから




「はぁ...




ため息をついて


もう1度目を合わす


一回頷くと


嬉しそうに笑った




ホンマに私の事好きなんやろうな




なんてまるで他人事のように


嫌いなわけでもないけど


でも告白したのは彼からで


私はそろそろ彼氏がいてもなんて


そんな感じやったから




(渡辺ー契約取れたんかぁ!)




「取れましたよぉー♪」




(さすがやなっ!)




ちなみに向こうは


持ち前の愛嬌の良さと


少し甘めのルックスで


契約をバンバンとるから


営業部のエースらしい


本人はその自覚ないから


特に威張ることもなくのほほんしてる




お昼休み


自販機でコーヒーを買いに行こうと


思って会議室の横を通ると


優紀とおそらく取引先の人が話してた




(一体どうなってるんや?


勧めたんはそっちやろ!


これは不良品なんか!?)




「申し訳ございません


ですが部長


私は部長とこのお話が出る前からの


付き合いで


私、個人では部長と信頼関係を結べたと


自負しておりました


部長の会社と部下への思いを直接伺い


部長との長い付き合いをしたいと存じます」




...しかしな渡辺


私だって君のことは信頼してる


仕事なしで飲みに誘うのは君くらいや


でも私やって立場がある)




「部長がおっしゃるなら


不良品かもしれません


使えないものかもしれません


でもこの商品を作るために


いろんな社員が努力して作り上げました


お気に召さないなら返品を承りますが


私は決して使えないものなんて


ないと思います」




...渡辺)






...なんやねん


なんやねん、なんやねんっ




バタンッ




「あの顔...なによ///




真剣な目


私が見てたのに気づいたとき


さっきみたいにホワホワ笑うんじゃなくて


大人の...男の笑い方をした


あかん...なんか...アカンって








(山本ー!ついでくれぇー!)




「はーいっ」




新年会は企画部、デザイン部、営業部


ほとんどの部が合同やった




(渡辺さんっ横いいですか?)


(あーお酒飲みましょ?)


(私酔っちゃった)




優紀の周りにはたくさんの


女子が囲んでて


優紀はニコニコしながら


会話をしていた


さすが営業部って感じやな




「っ///




ぼーっとみてたら


さっきの会社で見た顔を思い出して


また赤面してしまう


忘れた方が楽かもしれへん


こんなの胸が...




(山本ぉ酔ったんかぁー?)




「部長...キャッ、ちょっと」




(いやぁー腰元にゴミがなぁ


あー足に落ちたー)




いやらしい手つきで


腰と足を撫でられる


周りから見えないように


気持ち悪い感覚


ホンマは手を振りほどきたいけど


そんなことできひんから


苦笑いする






(二次会行くぞぉー!!)




幹事の人が叫ぶと


みんなついていく


優紀もどうやら行くみたい


私は隙を見て


こっそり出てきた




(どこまでですか?)




「難波西の...




ガチャッ!!




「難波東2丁目で」




突然タクシーのドアが開いて


横を見ると


優紀が入ってきた




「な、なんで」




「帰るなら言うてやハァハァ


危ないやろ?」




「でも二次会」




「頭痛いって帰ったから」




...




無言でタクシーに乗る


優紀のマンションに着いた




「じゃあまた明日...




「アホなん?


なんのために目的地変えたんよ


よいしょっ...




腕を引かれ


タクシーから下ろされた


そのまま引かれて


家に入る




「どしたん?」




「どこ触られてた」




「え?」




「部長に触られてたやろ!」




「あぁ...うん、まぁ」




「どこ?」




...腰、とか足、とか?」




...




「気にせんくても毎年の」




シュッシュッ




優紀はネクタイを緩めて


1ボタンを開けて


ソファーに座る私の両肩の横に手を置いて


上からのぞき込む




「気にするから


彼女触られてんねん


許せるわけないやろ」




いつもみたいな


優しい顔ちゃう


少し冷たい怖い顔


でもなぜかその顔を見て


鼓動が早くなる




「顔赤い


飲みすぎた?」




「ちゃうよ...




「じゃあなに?」




...男やなって思って」




...




「当たり前やけど、ほら


え、ちょっと...




優紀は無言で上を脱いだ




「男やけど


なんなら今から確かめる?」




「え...




またあの目で見つめてくるから


胸がドキドキしてしまう




...ごめんお酒入ってるし


そんなんでしたらアカンな


シャワーでも浴びたら?


俺外で頭を...




離れようとする優紀に


とっさにだきついた




「彩ちゃん?」




...いいよ」




思わず震えた


なんでかわかんないけど


でも体が言ってる


この人に抱かれたいって




「ええの?」




「うん、その代わり


わたし慣れてないから...


優しくして?」




...わかった」




優紀は真剣な目で見て


そのあと優しい顔で


私を持ち上げベットに運んだ




どーやら好きなのは


彼ばかりじゃなくて


私もかなり...らしい