「えいっ!とぉ!」
「何してんのー?」
「えんとつつくる!」
「煙突...?
おぉ」
「これ!かいてる!」
「あーサンタさんね
煙突作るって
だからってボールを天井に
投げないで」
「えぇ」
「だーめっ」
「うぅ」
「今どきのサンタさんは
ちゃんとドアから入るんやで」
「そーなの!
しらなかった...」
「うーん...私も」
「え?」
「ううん!何もないよ
あ、サンタさんに
何お願いしたん?」
「ヘヘヘッ内緒」
「え、いやそれは」
「なーいしょっ」
「教えてやぁー」
「やだぁ」
「えぇー...」
っていう出来事が
1週間前
かれこれプレゼント悩んだけど
彩は口を割ってくれない
仕方ないから
大きいお人形さんにしてみた
プルルルッ
「もしもし」
「あ、みるきー」
「陽菜さん
どーしたんですか?」
「いやぁなんか
気になることがあって」
「気になること?」
「あっちゃんがね
彩ちゃんに
パパがほしいって
サンタさんに言ったらくれるって
いったみたいで」
「あ...」
「もしかしたら彩ちゃん...」
「パパ...か」
「ごめんねー?
あっちゃんも
彩ちゃんの事情分かってなくて」
「いやあっちゃんは
サンタさんのこと教えてくれたし
ありがとうございます」
プチッ
「パパ...か」
確かに言われてもおかしくない
彩はパパをしらない
優さんを見てパパが欲しくなる
それも分かってる
でも...
「お仕事...?」
「ごめんな?
頑張って早く...」
「...うそつき」
「え?」
「ううん
音遠と遊んでる」
「うん、ごめんな?」
クリスマスOFFのはずやった
でも仕事が入って
一応プレゼントは
菜々ちゃんに頼んで
いい感じに渡してもらうことにしたけど
撮影は多分明日までなるやろうし
彩も分かってるんやろうな...
「顔こわ」
「当たり前やろ」
「彩ちゃんは?」
「家におる」
「クリスマスやのにねぇ」
「しゃーないよ仕事やし...」
「プレゼントは?」
「お人形さんにしたけど...」
「へぇー彩ちゃんそーいうの
好きなんや」
「ちゃうよ勝手に決めた」
「あらら
サンタさんの手紙とかはー?」
「あるんやろうけど彩
見せてくれへんくて」
「...へぇ」
「パパ...は無理やもん」
「やっぱそんな感じか」
「...」
「ったく、仕方ないな
俺の演技力見とけよ?」
「え?」
「すぅ...
イテテテテテテテ!!!」
(指原さんどうしました!?)
「急にお腹がっ
昨日食べた牡蠣が原因かなぁ!」
(それは...監督!)
(今日は終わりや!)
「...さっしー」
スタッフに抱えられる
さっしーを見ると
ウインクしてた
...大根やな演技
でも
「...ありがと」
私は急いで家に帰った