「彩ちゃーん」
シュンッ!!
「あーあ
もぉあっちゃん」
「ブーッ」
「あーこっちも不機嫌だし」
ワンワンッ
「おぉ音遠助けてくれんの?
ありがとーな」
ワンッ!
音遠は彩ちゃんの服の端を掴んで
連れてきてくれた
すかさず抱きしめる
「ごめんなぁ?大丈夫やから
この子は俺の子供
敦子、あっちゃんやで?」
「...」
しっかり目を見て説明すると
少し表情がゆるんだ
「あ、っちゃ」
「そう
あっちゃんな
彩ちゃんのことだーいすきに
なったから
仲良くしてくれへんかな?」
「好き?」
「そう
な、あっちゃん」
「...うん
ムニムニしてるから」
「おもちゃか...ったく
彩ちゃんだめかな??」
「あ、っちゃ」
「なに?」
「さぁのこと...好き?」
「...」
あっちゃんは
不思議そうな顔をして
俺を見た
しっかり頷くと
大好きな彼女と同じ笑い方をした
「うん!好き!」
「...」
テテテテッ
...チューーーーーーッ!
「ッ!!!」
「さ、彩ちゃん??」
「さぁちゃんも
あっちゃ、好き
だからチュー
ね、ゆーちゃ」
「フフフッやっぱええ子やなぁぁ」
ガシガシガシッ
「きゃははっ!!!」
「よし!出かけるぞー!!」
車には可愛い愛の結晶
そして姪っ子のようなgirl
そして賢い友達
「幸せだぜー」
「パパいっつも言ってる」
「いっつも思うからだぜー」
「へぇー」
「しあわせ?」
「んー
大好きな人と一緒にいてる時
に思う気持ちを
そーいうんや」
「...みゆちゃ」
「そーやな
彩ちゃんにはみるきーや」
「...」
「そんな顔したらダメだぜー
笑うといい事ある
そーやサンタにお願いだ」
「サンタ...」
「そーだ!
あっちゃんもサンタに頼んだら
お化粧セットもらえたんだよ!」
「お願い叶えてくれる?」
「叶えてくれるはずだぜ?
よーし公園ついた
遊ぶぞぉぉぉー!!」
「パパー!!もーいっかい!」
「ハァハァ休憩」
「あっちゃ」
「んー?」
「ゆうちゃ、パパ?」
「うんそーだよ
ママは美人でパパは
カッコイイんだよ」
「...パパ」
「彩ちゃんにはいないの?」
「さぁちゃ、しらない」
「...あ、サンタさんに
お願いしたらいいよ!
きっとパパもらえる!」
「サンタさん...そっか、」
「よーし!やるか!」
「やったー!
彩ちゃん逃げるでー!」
「うん!」
「ほんとに助かりました」
「いいっていいって
俺も楽しかったし」
「あっちゃんも
寝たんですね」
「うん楽しかったみたい
また遊んで?
あ、そーやクリスマスどーしてんの?」
「あぁその日は
オフもらえました」
「そっか
彩ちゃんサンタに興味もったみたい」
「プレゼント」
「それとなく聞き出したら?
また困ったことあったら
連絡ちょーだい
あ、時差のこと考慮した上で笑」
「わかりました」
「じゃーね」
「はい」
「楽しかったんやな」
「スースーッ」
「少し表情
柔らかくなった」
ベットに入って
頭を撫でたら
少し微笑んだ
「サンタ...」
「サンタ...
彩は何が欲しいんやろね...?」