Nの儚い物語楽曲小説を読んお願いします。


パパイヤの目をしてる女の子がゆーりちゃん!


そしてその子に初めての感情を抱いたのが、


チェリー須藤さんでお願いします!


ゆーりりぽんCP見てみたいです!








「図書館が休館日とは


予想外であった。」




せっかくの代休


のんびりと図書館で


本でも読みながら過ごそうとしたけど


まさかの休館日とは...




「たまには違う道...




ここらへんは通ったことないなぁ


入り組んだ路地


迷いそうだな


僕、方向音痴だし




憂鬱な気持ちを抱えた


その途中




ドンッ...




「あ、ごめんなさ...///




「すみません...




...




見たことない制服着た


長い髪を束ねた女の子


目が一瞬だけあって


そのまま追って


振り返り


華奢な背中を見送った


周りの音が消えて


そしてまた戻る


蝉の声が遠くで聞こえて


ただそれだけで


あとは僕の胸の音








...




パシッ




「なにボーッとしてんの?」




「姉さん...




「凜々がそんな顔してるなんて珍しい」




「実は...






「えー!それって


一目惚れってこと!」




「え、えぇ多分


そーなりますよね」




「どんな子!?」




「透明感がある子で


なんか目が住んでてて綺麗で


まだ青いパパイヤのようで...




「ん、んぅ


難しいな相変わらず」




「初めてで分かりません...




「そーやんなぁー


でもなんか寂しいなぁ


大きくなっちゃって」




...




「頑張りや?」










あの日から


民家の軒下に立ってる


会えるんじゃないか


一瞬でいいから


会いたいんや




この入り組んだ路地


道路に存在感のある竹竿


物干しには誰かの洗濯物があって


物語があったんだろうか




(お兄さん何してるんやぁ?)




「おばあさん...っと、持ちますよ」




(ありがとぉ


その家なんじゃ)




「そこですか


大変ですねこの路地」




(あぁそうやね


昔は...もっとねぇ)




おばあさんは遠い目をして


懐かしむ


どんな物語があったんだろうか


僕にもそんな物語できるんだろうか




愛と気づかないまま


華奢な背中を見送った


言葉もかけられないまま


次の角を曲がった




天使を見つけた


ここにだって天使はいる


こんなところに天使がいたのに


僕は手を伸ばせなかった


もう会えないのだろうか


いつか...僕はこのことを思い出し


物語として誰かに言えるのだろうか




「あ...っ」






「ゆーりほら行くで」


「待ってや彩くん」


「髪の毛短くなったなぁ」


「彩くんが短い方がいいって」


「そーやなええ感じ可愛い」


「ヘヘヘッ」






...




(どーした?お兄さん)




「僕の好きな話いつも


バッドエンドで


だからですかね


現実も...ハッピーにはならないらしい」




...フフフッでもお兄さん


ええ顔してるよ)




「え?」




(ええ顔や)




「始まってないのに


何傷ついてるんですかね」




(始まってないんだろ?


なら終わるわけない


始まらないと終わらないんだよ)




...




(荷物をありがとう


今を楽しみな?青年)




...




恋と呼べたのだろうか


一方的な愛だった


でも僕は満足だ


君を愛せたから


この甘い痛みが...僕の糧になれ




「こんな儚い物語...




僕にしか...似合わないだろうな」