「ハァハァハァ!!!!」
ガラガラッ
「おじいちゃっ!?」
「おー美優紀」
「へ?」
「すまんのー
若いのが大袈裟に」
(大袈裟じゃないっす)
(死にかけてたでしょ!?)
「ハハハッワシは
まだまだ死なんよ」
「っ...ッグス...」
「美優紀...」
「怖かったぁぁ...ッグス」
「...すまんかったな
おいで?」
おじいちゃんに抱きつくと
優しく頭を撫でてくれた
「大丈夫や
お前を一人にせんからな?
大丈夫、大丈夫や」
「っ...っ」
怖かったんや
過ごした時間は短い
でもおじいちゃんは私の大切な
おじいちゃんやから
助けてくれたから
支えてくれるから
いなくなるのが怖い...
「おじいちゃん...」
「美優紀...大丈夫や」
「っ...」
(アホやなお前は)
(俺が守ったる)
「美優紀?」
「ううんなんもない」
「ただいまー」
「おかえり!
親父さんどーやった?」
「大丈夫そうやった」
「そっか良かった良かった
さーてと風呂でも入るか」
「もぉーここで脱が...ッ!?」
百ちゃんの腕に傷があった
あの傷...
あの時助けてくれた
黒フードの...じゃああれは
「百ちゃんっ」
「おぉっ!!!!どした」
「ううん好きやから抱きついた」
「なんやそれ
可愛すぎやろ?」
「フフフッ大好きー」
これでホンマにスッキリした
私は百ちゃんが好き
百ちゃんが守ってくれる
「美優紀ちゃん」
「んー?」
「俺が高校卒業したら
結婚してくれへん」
「え...」
「傷つけたこともあった
でもやっぱり
俺が好きなのは美優紀ちゃんやから
これから先ずっと一緒にいてほしい」
「...ええん?私で」
「うん美優紀ちゃんがええ」
「フフフッ百ちゃん大好きっ」
「ヘヘヘッ幸せっ」
コンコンッ
「はい」
ガラガラッ
「っ...」
「よぉ親父」
「来てくれたんか?」
「くたばるのも
時間のうちやと思ってな
来てやった」
「相変わらずやな」
「もー2度と会うことねぇと
思ってたからな」
「俺もや
なぁ...やっぱりお前も」
「説教されに来たんやない
顔拝みに来ただけや
じゃあな」
「待て、また見舞い
待ってるからな」
「あぁ分かった」
「風邪ひくなよ
彩」