おじいちゃんの家に来て


3週間経つけど


ホンマに息がつまりそう


学校と家の往復やもん




「よっ...お気持ちは分かりますけど」




「んー...よし


でもさーしんどいやん」




「あーまぁ...よし


お嬢の言い分は分かるよ」




「なっ...




「凜々パスね


ほい」




「おぉ...でもお嬢


それが使命ってもんよ」




「ぬぅ...




「どーしたんよ凜々」




「誰ですか


ハートの5を止めてるのは!」




「言うわけないやん」




「凜々頭脳派なんやろ?」




「ぬぅぉぉぉ...戦略に負けたー!」




「ハハッ凜々よわっ


結局、私と恵の争いやん」




「くそっ...




「彩もやるー?」




...やらん」




...はぁ


恵、わかる?あれ


あの態度」




「まぁ彩は昔からそうやし」




「でも彩さんは


優しいですよ


僕のこと面倒見てくれたし」




「そーやな」




「はぁ...




この家のすべてが苦痛なのではない


恵は優しいし


凜々も支えてくれる


組員の人もできるだけ笑顔で


私を見てくれる(不気味やけど




「コイツや問題は」




17時には車にもどれ


ほら行ってこい」




「ムカつくー!


私、犬ちゃうし!」




「じゃあな」




「ッ!!!行ってきます!べぇー!」




「ッチ」




何やアイツ


何なんよ!!!


ムカつくムカつく!!




「美優紀ちゃん」




「なに!?あ...先輩」




「おぉ不機嫌やな


なんかあった?」




「すいません


ちょっと...あ、それより


どーしたんですか?」




「あー、そーやった


今日さ放課後遊ばへん?」




「え?」




「部活OFFで遊びたくてさ


どうかな?」




「あ、行きたっ...






17時には車にもどれ)






「美優紀ちゃん?


用事あった?」




「いえ、大丈夫です!


行きます」




「そっか


よかったー


じゃあまた教室迎えに行くわ」




「はいっ」




やったー今日は先輩とデートー


たまにはいいやんな?


ちょっとくらい...な?










「彩さん」




「凜々か」




「差し入れです」




「おぅ親父は?」




「定例出てます


恵さんついてるんで」




「そうか」




「どうですか?


お嬢の護衛は」




「問題は無い」




「そうでしょうね


じゃないと志願しませんよね」




...




「でも美優紀さんの彩さんへの


印象は...




「わかってる」




「不器用ですね」




「るせぇ


早く仕事にもどれ


親父はお前がいないと


アカンねんから」




「そうですね


戻ります」




...不器用ね


まぁそうかもな」