メインがさやみるきー&ゆーりちゃんで、
高校生の先輩後輩で、
さや♂みるきー♀先輩で、
ゆーりちゃん♀が後輩。
学校で有名な美男美女の
つきあってるわけじゃない
幼馴染だけど、仲良い。
そんな2人に可愛がってもらってる
ゆーりちゃん
友情とか先輩後輩関係をメインでみたいです。
ガラガラッ
「まただ...」
キュッキュッキュッ...
「ワンツースリー...」
私がこの高校を受けた理由は
ダンスの強豪だから
見学で憧れて入った
上手くなりたくて
輝きたくて朝練も
誰よりも早く来てる
...つもりだったのに
「彩、先輩」
「おぅ、ゆーり」
白い歯を見せて笑う
この人には敵わない
「毎日毎日えらいなぁ
よっ...と」
「彩先輩の方が早いやないですか」
「俺はじっとできひんねん」
「フフフッ」
「笑うなやー」
「うわっやめてくださいよー」
「ハハッよし
身体ほぐして
アシメ頼むわ!」
「はい!」
彩先輩に近づきたくて
必死に覚えたパート
練習に付き合えるなんて嬉しい
でも私には勝てない相手がもう一人
「彩ちゃん」
「ん」
「もぉありがとうは?
せっかく作ったのに」
「さんきゅっ」
「フフフッ
よーし皆、ジャズの頭から通すでー」
((はい!))
「ふぅ彩ちゃんいける?」
「ふぅ...ええで」
(やっぱちゃうよな)
(ホンマにオーラとか)
(二人合わさったら無敵やろ)
男子と女子のアシメ
どちらかが足を引っ張る
でもふたりは...高め合う
誰も寄せ付けないパフォーマンス
「届かない...」
昼休み
自主錬をし続ける
越す事はできない
でもせめて隣に並びたい
さやみるきー先輩の隣に
「ゆーり」
「彩先輩」
「わりぃ!かくまって」
「え?」
「美優紀がさ
買い物連れてけうるさくてさ
アイツの買い物なげぇから」
「フフフッいいですよ」
ガラガラッ
「彩ちゃん!
あれ?ゆーりだけ?」
「そーですよ」
「もぉ彩ちゃん
約束破ったー」
「どこ行ったんでしょうね」
「ホンマに
あ、ゆーり
大会2曲目のBメロ
ステップ苦手やったのに
朝練すっごい良かった」
「え...」
「いっぱい努力したんやな」
彩先輩とは違う笑顔
ふわっと優しい顔
「ゆーりみたいな後輩がおるから
私ら安心して引退できるわ」
そう次の大会が
先輩達の最後
だからこそ気が抜けない
目標がいなくなるから
目に焼き付けるんや
2人の姿を
「あーあ!彩ちゃん
買い物行ってくれへんから
部屋あさっとこーっと」
「ちょ!それはちゃう!」
「彩ちゃんみーっけ」
「あ」
「はぁ」
「ゆーりすまん!」
「先輩あほですね」
「言い過ぎやっ!」
「ゆーりかくまったなぁー?」
「すみません」
「フフフッ
罰として練習付き合ってな?」
「...はい!」
「さて、彩ちゃん
お仕置きせーへんとな?」
「...それは」
「明日からお弁当のおかず
ぜーんぶピーマン」
「うげ!!美優紀ー!勘弁!」
「あーかんっ」
「よーし
次の曲頭からー」
((はい!))
美優紀先輩が声をかけて
フォーメンションにつく
この曲は美優紀先輩の
側転の見せ場が
スルッ!!ドン!!!!
「美優紀先輩!!!」
「イテテテ、滑ってもぉた」
(今日掃除誰?)
(1年やろ)
(最悪やん)
先輩達の目が私たちに
その通り
掃除をしたのは私たちやから
悪いのは私たちなんや
「ちゃうよー
今日滑りやすい靴やったから
ステップ軽くしたくて
ごめんなー
大丈夫...やから
ッ!!!!」
ガラガラッ
「おつー...美優紀?
美優紀!!!」
「彩ちゃん...ハハッこけちゃった」
「足!見せてみろ!
腫れてる」
「大丈夫やって
立てるか...」
「アホか!
よっ...保健室行くから」
「うわー彩ちゃんに
お姫様抱っこやー」
「騒ぐな落とすぞ
ほら、行くで」
「はーい
皆、練習続けてて」
その後練習を続けて
いつも通りの時間に解散した
先輩のところに行きたかったけど
全員帰宅することを命じられた
そして次の日
彩先輩以外の部員が集められ
顧問の岸野先生が来た
「えー渡辺は昨日病院に行った結果
足にヒビが入っていた
そのため、出場はしない」
(えぇ)
(最後やのに)
(マジで?)
「メンバー変更を発表をする
渡辺のポジションに
太田はいれ」
「え...」
(なんで?)
(普通2年やろ)
「わ、私には」
「これは渡辺と副部長の山本の意見や」
「...」
「以上解散!」
タッタッタッ!!
ガラガラッ
「彩先輩!」
「おぉ、ゆーりか」
「あの!私には」
「よし、行くで」
「え?」
「美優紀のとこ
アイツお見舞い行かへんと
うるさくてな」
彩先輩に連れられて
美優紀先輩の家に来た
「あーゆーり!来てくれたぁぁ」
「こら、動きすぎ
絶対安静
ほら、寝ろ」
「彩ちゃん冷たいなぁー」
「普通や治らんやろが」
「ちぇー」
「あ、あのっ!」
「ん?」
「私には!無理です
先輩のポジション」
「え?」
「ほかの先輩の方が良くて
代わりなんか...」
「ハハッ何言うてんの?
代わりなんか頼んでへんよ」
「でも」
「ゆーりはゆーりらしい
センターをして欲しい
美優紀も俺も同じ意見や」
「うんそーやで
私も彩ちゃんも
ゆーりの努力ずっと見てたから
だからゆーりにしてほしいの」
「先輩...」
「引き受けてくれへんか?」
「っ...分かりました」
「ありがと
あーでも彩ちゃんの横頑張ってやー?
彩ちゃんめっちゃ暴れるから
大変やで...」
「あーそれな
俺も出るのやめたから」
「「え!?!?」」
「な、何言うてんの」
「俺のポジションは美瑠に
任すことにした」
「なんでなん!
彩ちゃんまででーへん必要ないやん!
ゆーりもそう思うやんな」
「...」
「私のことは大丈夫!
客席から応援するし!
彩ちゃんと踊った思い出は
たくさんあるから
それを...」
「うっさい!
おれが嫌なんや!
お前が隣におらんのが」
「...彩ちゃん」
「あー、別にこれが最後ちゃう
難波大のダンスサークルはいるんやろ
そこでまたセンター張ればええやろ」
「...」
「ゆーり悪い
これでええか?」
「...はぁフフフッ
めっちゃいいです」
「やろっ」
「あほっ...彩ちゃん
ホンマに、なんなんよ...」
美優紀先輩は彩先輩に抱きつき
涙を流す
先輩は暑苦しいなんて言うけど
美優紀先輩みたいな笑い方して
頭をなでてた
「...失礼します」
バタンッ
「あーあホンマに...
かなわへんなぁ」