さやみるきーで中学時代2人共
両思いだったのに言えないまま
卒業しちゃって同窓会で久しぶりに
再開して2人で話してる内に
みるきーかさや姉が酔っ払って
「実は昔好きだった」的なこと言って
実は私も的な事になって
ハッピーエンドになる見たいな
感じでお願いします
「ちーっす」
「おぉ!彩!」
「ぐぇっ」
「久しぶりやなぁ!」
「急に締めるなや」
「えーやん
懐かしいし
おーい茉由!里歩!ゆっぴー!
彩来たで!」
「おー!待ってたでー!」
「久しぶりー」
「おぅ久しぶり」
今日は同窓会
卒業してから5年ぶりくらいか?
5年なんてあっという間やったけど
でも皆かなり変わってた
結婚してるやつ
子供できた人
「大人になってぇ...」
「彩もやろ」
「そりゃな」
「まぁ飲め飲め
んでー?彼氏とかは?」
「あー...彼氏、な」
「やっぱ無理か?」
「...」
岸野だけは知っていた
私が女の子が好きということ
別に問題になったこともないし
なんなら女子からよくモテた
告白やって何回もされたけど
でも私は...彼女しか見てなかった
「みるきー...二次会から来るってよ」
「っ...」
久しぶりに聞いた名前
体が一瞬震えた
渡辺美優紀...のことだ
私のずっと想ってた人
「帰るわ」
「は?なんで!」
会いたくない
会ったらまたハマってしまう
やっと忘れかけてきたのに
会ったら...きっと
「アカンって
みるきー彩が来るなら行くって
言うてたし!」
ほら、またや
いつだってアンタは
私の気持ちを弄んでるんや
会場が二次会のカラオケに変わった
私はいつ彼女が来るか
気が気でない
ガチャッ
「久しぶりー!」
「あーみるきー!」
「久しぶりー」
「えー!可愛いっ」
「ありがとぉー」
心臓が早く動く
可愛くなくなったと思う
そんなん通り越してた
綺麗だ、美しい
昔のあどけなさはなくなり
大人の女性
きっと手の届かないほどの...
「彩」
「なんやねん」
「みるきーフリーらしいで」
「え...なんで」
「さぁ本人に聞けば?」
「いや、話したらきっと...」
「みるきー!こっち!
彩おるで!」
(あ、さやみるきーや)
(懐かしいー)
(いっつも一緒やったよな)
「ちょ、岸野」
「彩ちゃんっ!」
ドキンッ
この呼び方は彼女だけ
最初は嫌やったのに
いつしか彼女にしか
呼ばせなくなった呼び方
「おぅ...」
「彩ちゃんホンマに久しぶり
卒業して一回もあってないよな」
「そう、やな」
「またカッコよくなって
あ、ピアス増えてるし
時計ちょっと高そう!
あー顎もこんなにシャープに」
「誰の顎が削れてんねんっ!
あ...」
「フフフッやっと見てくれた」
「...」
「久しぶり彩ちゃん」
「久しぶりみるきー」
カラオケは
昔流行った歌やったり
モノマネやったりと
大盛り上がりで
その間みるきーは私の隣の席に
ずっといて友達と話してた
私はその緊張から酒の量が進んだ
(三次会行くでー!)
「うぇーーい!」
「彩ー行こうや!」
「私、パス
もう無理
おつかれ...」
家まで近いけど
タクシーで帰ろう
岸野に断りを入れて
すれ違う友達にも
また会おうなんて軽く言うて
タクシーを捕まえた
「難波1丁目の交差点へ...」
ドスッ
「私もそこで」
「みるきー!?」
「抜けてきた」
「なんでやねん
来たばかりやろ」
「だって彩ちゃん帰っちゃうし」
「だからって...はぁ」
またやられた
「はぁ、アンタの家の住所言いや
送ってから帰るし」
「いいよ
彩ちゃんの家泊まるから」
「はぁ?」
「一人暮らしのマンションなんやろ?
里香ちゃんが言うてた」
「...好きにすれば」
とか強がってるけど
頭はいっぱいで
「うわぁ綺麗」
「普通やろ...」
ソファーに寝転んで
目を閉じる
寝たらええんや
「彩ちゃん、はい」
「ちょ、勝手に冷蔵庫開けるなよ」
「ええやん
飲み直そ」
「...はぁビール飲まれんくせに」
「バレちゃった
私も結構のんだから
もう無理かも」
「ふーん...」
缶ビールを開けて
もう一度飲む
何かふわふわする
「なんで、きたん?」
「ん?」
「同窓会...みるきーは
こーへんとおもってた」
「何かな彩ちゃんに会いたくなってん」
「...そーいうの
彼氏に言えばええのに」
「彩ちゃん冷たいなぁ
...彼氏な
別れちゃった」
「...」
「結構前やけど
俺のこと好きじゃないとか
言われてさ
どーしてええか分からんかった」
「そっ...」
「彩ちゃんいっつも
そーやったやんな
私の話興味無さそうやけど
でもちゃんと聞いてくれてさ」
「アンタが勝手に話し始めるから」
「ううん、ちゃんと聞いてくれた
ありがと...彩ちゃん」
「別に、私は」
「やっぱり彩ちゃんやな」
「...じゃあ私にすれば?」
「え?」
しまった...そう思ったけど
お酒のせいか
嘘の心で本心を覆えない
「私、みるきーのこと好きやった
ずっと...」
「彩ちゃん...?」
「子供の時のさ
思い込みやと考えたりもしたけど
でもやっぱり
みるきーが好きや」
「酔いすぎやで彩ちゃん
ほら水でも」
ガシッ
「酔ってへんよ
これが本音」
「...そんなこと
言われても...困る」
表情で悟った
「悪い...やっぱ酔ってるわ」
「...待って」
「ん?」
「私、彩ちゃんのこと
傷つけてたんやんな
彼氏できたとかその愚痴とか
聞いてもらって、ずっと
苦しかったやんな」
「みるきー...」
「彼氏に振られて
考えてん
私な、彩ちゃんのこと
考えてた」
「え...」
「彼氏がいても
彩ちゃんならって
どっかで思ってて
あの時は曖昧やったけど
でも今ならはっきり分かるねん
私も彩ちゃんのこと...好きやった」
「お、おぅ...」
「ううん、やっぱり違う」
「...」
「今も好き...」
「っ!!!」
赤い頬
潤んだ瞳
明らかに酔ってる
でも目は真剣でぶれない
私は我慢出来なかった
「嫌やったら突き飛ばして」
みるきーの頬に手を置いて
顔を近づける
唇が触れた
ずっと思ってきたもの
触れたいと感じてたもの
嬉しくて何度もする
嫌じゃないんかな?
不安に思ったけど
みるきーの手が首に周り
安心感に包まれた
「...ごめん」
「謝らんとって」
「あのさ、みるきー」
「ん?」
「その、よかったら
私と...」
「うん」
「付き合って...くれませんか?」
「うんっ」
「っ...よかった」
「フフフッ」
もう一度見つめあって
唇に触れようとしたとき
「うっ...タイムっ!」
「え、彩ちゃん??」
ドタドタドタッ
「うぇぇぇぇーー...」
「あらら」
「気持ち、悪...」
「もぉー飲みすぎたんやな
ホンマに雰囲気台無し」
「すまん...うっ!!」
「はいはい
大丈夫やから
ったく、昔から肝心なとこで...
(彩ちゃん)
(んー?)
(私な彩ちゃんのこと)
(ックシュン!!...なんか言うた?)
(なんでもない)
台無しにするんやから」