「美優紀、よしついた」
「ん、んぅ...ハァハァ」
「やべぇなとりあえず水飲んで」
体を少し上げてもらい
ゆっくり飲ませてくれる
頭がふらふらする
「服それじゃきついよな
俺の服貸すから着替えて」
服を取り出してきて
私に差し出し
そのままどこかに行こうとする
ギュ
「行っちゃやだ...」
「...美優紀」
「彩...一人にしないで」
「っ...
後ろ向いてるから着替えて」
「しんどい...」
「無理っ!さすがに
着替えさせるのは無理っ///」
「んぅ...」
後ろを向いてくれるから
ゆっくりと着替える
優しい匂いがする
これ、彩の匂いなんかな
「着替えた」
「ん、とりあえず寝よか
麻酔やし寝たら治るわ」
「ありがと...」
「俺ここで寝とくから
なんかあったら呼んで」
「ん...」
「...ん、ふぅ」
目が覚めたら朝やった
体は軽くなったし
意識もしっかりしてる
ベットの下を見ると彩が寝ていた
ずっといてくれたんや...
「ありが...うわっ!!」
ドスッ!
「グェッ!!!」
「ご、ごめんっ!!」
ベットから覗きこもうとしたら
落ちてしまい
彩の上にダイブ
「ホンマにごめん!
大丈...」
「大丈夫か!?
しんどいんか!体まだ動かへんのか?」
「へ?」
「病院行くか?」
「あ、ううんごめん
体は元気やから
痛かったよな」
「いや、びっくりしただけ」
「...ごめん」
「ええよ」
「...っ///」
「ん?...っ」
冷静に考えると
彩の上に乗って
体は支えられているから
顔の距離は近すぎる
「ご、ごめん...」
ギュッ
「え、ちょっと///」
「このままでええやんか」
「いや、何言って...」
「昨日はあんなに可愛かったのに」
「っ、うるさいっ」
バシッ!
「いてぇ...まぁそんだけ元気あればええわ
飯作ったるわ」
「...あ、ありがとっ」
「おぉ」
「昨日もやし
今も、ごめん迷惑かけて」
「俺はどんな形であれ
美優紀とずっとおれたから
うれしいで」
「っ...」
「軽いもん作るわ」
「へぇー...んで、何もなかったん?」
「うん...服着てたし」
「すごいなぁあの子」
「なにが」
「だって好きな子が家泊まってるんやで?
しかもかなり弱って
そんなん好き放題できすぎやのに」
「...興味なかったんちゃう?」
「そんなわけないやん
男の子やで?」
「ん」
「まぁ今回ので懲りたやろ?
もう合コンやめときや?」
「えー彼氏がぁ」
「そんなんいらんっ!」
「えぇひどいーっ」
「てか山本くんホンマにええやん
なんでアカンの?」
「年下やし
あとは生意気!」
「でも優しいし
助けてくれるやんか」
「ええと思うけどなぁ」
「...別にっ」
「強がるの好きやねぇ
んーでも不思議っちゃ不思議
警察のお偉いさんの息子が
ヤンキーって
やけど真面目?やし」
「そこやんなぁ...」
「ま、ええやん彼は彼やろ?」
「まぁ...そうやけど」
「あー」
「よっ」
「だから補導対象やでこの時間」
「ええよ」
「...やっぱめんどくさいから
いいわ
早く家帰り?」
「家来る?」
「もーいかへんわ」
「ちぇっ」
「ほら気をつけて」
「美優紀」
「ん?冷たっ...なにこれ」
「ミルクティーなんか目について買ったら
渡したくなったから
じゃーな」
「...なんやねん、
フフッ」