時は瞬く間にすぎる
大学に入り
1年また1年
大学院に進み
法律を学び続けた
卒業してから
大きく変わることは特になく
ただ平穏な日々を過ごすだけやった
「彩ぁーお疲れー」
「茉由~!久しぶりやなぁ」
「ヘヘヘッ大阪戻って
初の彩やな」
まーちゅんは東京で
自分のやりたい職の資格を取って
大阪に戻ってきた
「司法試験どんな感じ」
「んー難しいけど頑張るよ」
「すごいなぁ彩は
あれー?菜々ちゃんは?」
「あ、そこ」
「んぉー...がぉー」
「どんな夢見てんの?」
「さぁサワーですぐ酔った」
「アラサーがなにしてんの」
「いやホンマにな」
「てか私らも年取ったもんや」
「なんやねん急に」
「いやぁー昨日卒アル見てさ
あの頃は若かったなぁって」
「そりゃあな」
「知ってた?隣のクラスの
あのバカップル結婚するらしいで」
「マジで!?
ホンマに続いたんや」
「バカップルも馬鹿じゃなかったらしいな」
「ひぇーすごいな」
「うん...それで、その」
「んー?」
「彩、は?」
「...あー
告白はされたよ
まぁ自慢ちゃうけど色々」
「そりゃそーやん
彩綺麗やもん」
「なんやそれ笑
でも、アカンねん
先生が邪魔する」
「罪な男やなぁあの人も」
「そーやな」
「連絡は?」
「んーん
1年に1回だけ」
「それって」
「誕生日だけ
花送ってくれる
年の数だけ」
「うわぁロマンチスト」
「やんな...ハハッ」
「なぁ彩もういいんちゃう?」
「え?」
「さすがにうちらも大人やで?
一緒におるとまでは行かんけど
連絡とか少し会うとかはできるやろ?
それやのに花だけって...どうなんかな」
「...うんそーやな」
「別にけなすわけでもないけどさ
私的には彩のこと心配やし」
「ありがと...」
「はぁ...っていうても
結局いうこと
きかんのやろ?」
「ハハッバレた」
「バレバレもぉ
先生に次あったら
殴ったんねん
彩のことこんだけ待たしてって」
「怖いわ
でもな今こられても
余裕ないし
集中できるから
ラッキーやで?」
「もぉそんな言ってるから...
このおばちゃんでさえ
結婚して子供もおるのに」
「そーやな山田でもな」
「誰がっおばちゃんや!スースー」
「うわ、寝言言うた」
「こわーっ」
「夢でも言われてるんや」
「可哀想にな」
「「ハハハッー!!」」
ごめんな、茉由
心配かけて
でも、やっぱり
私は信じてる
先生が来るって
だから、ごめんな?
まだもう少し...待たせてください