「須藤さん?」

「えぇ...彩先輩の
んー、中学の時の後輩です」

「後輩...?」

「えぇ上西先輩とも
仲良くしてました」

「あ、恵?なーんや
てっきり追っかけの人やと
思ったわ」

「私をあのバカ達と
同じにしないでください」

「へ?」

「人の気持ちも考えず
自分の欲だけを満たすだけに
叫んで追いかけて
それで先輩がどれだけ苦しんだか」

「...凜々花ちゃんは
味方なんや」

「味方?」

「彩のこと考えてくれて
そんなこと言うてくれるなんて」

「ホンマに思ってることなんで」

「ありがとう
あ、彩なら今日は
残ってるで?」

「そーですか
それなら仕方ないです」

「あ、待ってる?」

「いえ戻ります
今日は美優紀さんに
会えただけでよかったんで」

「なにそれー」

「こっちの話です
では、また会いましょう必ず」

「うんっ」







「彩ー?」

「ん、ん?」

「何か今日はよく
ぼーっとしてるなぁ」

「んーんそんなことないで」

「いやだって」

「ちょっと疲れただけや」

「無理したらアカン」

「大丈夫や
美優紀はテンション高いな」

「うん、あーそうや
昨日な会ってん」

「会ったって?」

「須藤凜々花ちゃん
後輩やったんやろ?」

「ッ!?!?」

「彩?」

「...い、いや別に」

「彩に会いに来てたみたいやで?
また連絡とったら?」

「おぉ...」

まじか、やばいかもしれない...

「可愛い子やんなー」

「そーやな」

「凜々花ちゃんとは
どんな感じやったん?」

「...別に何もない」

「ふーん可愛いのになぁ
三人で仲良かったんやろ?
だから恵とこの学校?」

「まぁ...もーええやろ
昔のことは」

「ええやん気になる」

「時間がかかるし
やめとくわ」

「ちぇ」

「可愛いなぁ」