「...おはよ」
「...よぉ」
朝、渡辺の家に迎えに来た
一応送り迎えはしよかなとか
「今日、委員の集まり
あったっけ?」
「あるやろ放課後に」
「そっか」
「嫌なんか?」
「ううん、学校で
一緒におれるの
その時だけやから」
「あぁ...」
付き合い始めてからも
学校での関係性は
変わらないままやった
「でも授業中見てるから
ええねんっ」
「別にこんな地味なやつ
見てても意味ないやろ」
「彩」
「ん?」
「私別に彩の顔好きなわけちゃう」
「へ?」
「彩が好きやねん
だから地味でもイケメンでも
どっちでもええねん」
物好きやと呆れる以上に
嬉しさがこみ上げた
(山本くんノート)
「あ、はい預かっ...うぉ」
バサバサッ
(あーあ)
(大丈夫ー?)
係でノートを集めようとした時
手が滑って落としてしまった
「すいません」
(もぉ気をつ...あれ?)
「っ!!あ、どうも!」
(なぁ?山本くんってさ)
(メガネとってくれへん?)
「え、えーっと
見えないんで遠慮を」
(ええやん)
(すぐやし)
やべ...
「山本ぉー!」
「渡辺...」
「もぉ委員早くして!」
無理やり腕を引かれ
そのまま走り去る
「委員ってまだ30分...」
「あほ」
「はぁ?」
「なにバレそうになってんのよ
正体バラしたらまずいんやろ?」
「まぁ...」
「それに...」
「なに」
「私やって困るし」
「なんで」
「だって彩に人気出たら
私の心配が絶えへん」
「心配って」
「そーやんか」
「アホか」
「アホって...」
「お前1人でうっとおしいのに
ほかの奴まで相手できるわけないやろ」
「...」
「お前だけで十分や」
「っ///」
「あっ、いや...今のは」
「彩...」
「なんやねん」
「好き...」
「...っタチ悪い」
「えー何でやぁ」
「別に
ほら、委員行くで!」
「えー」
「彩」
「んー?」
「この出し物誰出てもらう?」
「ミス難波とミスター難波ねぇ」
「彩でたら?」
「お前言うてること
矛盾しすぎやろ」
「いや、でも推薦かぁ」
「クラス代表者をカップルにして
出場やからな
もしかしたらカップルとか
できるかもな」
「おーそれってすごいなぁ」
っていう話をしててんけど
ミス難波 代表
渡辺美優紀
こんなことになってしまった