「ん、んぅ...ここは」

まだ体は自由に動かない
縛られてるんかな...
アイツらは...

ガラガラッ

「目、覚めたか」

「や、ま...もと?」

「ここは俺の家や
あいつらは警察に引き渡したから
もう大丈...」 

バシッ!!!

「触らんとって!!!」

「...あ」

「...そうやな悪い」

「...ごめんなさい」

「いや、俺の方が
無神経やった」

ガラガラッ


頭がうまく回らへん
何であいつら捕まったんや?
私は拘束されてて
1週間は解放されへんくて
もう1週間経ったんかな?

ガラガラッ

「目覚めたんやってね」

「...」

「はじめましてか
私は菜々
彩の姉やねん
一応看護師してます
だから安心して?」

「...は、はい
あの私は一体」

「彩がな
助けたんよ
あなたのこと
よっぽど好きなんやろうね
助けに行っててん
2回も行くなんて」

「2回...?」

「前もあなた似たようなことあったやろ?
その時も彩必死で探しててんよ?
どうせ憎まれ口叩いたんやろうけど」

あのときも探してくれてたんや
そして今、救い出してくれた

「私、アイツらに写真...」

ヤってる最中や
全裸の写真など
全て撮られた

「あーそれなら
彩がな
その場におった全員の
スマホ壊したから大丈夫やで?」

「...そんなこと」

「とにかく今は
体を休め?
彩はしばらくの間
ここに近づかせへんから」

「別にそれは、」

「あなたのこと思ってやで?
ここにもいつまでも
おってくれて大丈夫
少しでも恐怖心なくたったら
ええんやけどな」

「ありがとうございます」

「うん気にせんとって」


山本が助けてくれた?
助けへん言うたやんか
私、アンタの忠告無視して
自業自得やのに...
なんで、



助けたんよ