「みるきー昨日は...」
「家帰って寝てた
何もしてへんよ」
「そっか!よかったぁ」
「...」
山本の方をチラッって見たら
無表情で本読んでる
「なに?山本くんのこと気になるん?」
「え!?ちゃうって
ほら本!あの本おもろいんかな?って」
「ふーん
てっきり気になるんかと思った」
「まっさかぁ
あんな地味なやつ好きにならへん」
「そー?
朱里はいいと思うけど?
あーいう子
優しそうやし」
「じゃあ朱里が付き合えばええやん」
「だから恵がおるってば」
「恵、恵、恵うるさいなぁ」
「悔しかったらみるきーも
本命の人作りーや」
「作るわ」
「へ?今...」
「だから作るって」
「っ、ホンマに?」
「なんなんよ...うわっ」
ギューッ
「よかったぁぁ
よーやくその気になってくれたんや」
「うるさいなぁ
その気とか
別にそんなん...まぁ」
「うんうんでも朱里は
嬉しいでぇー!!」
「うっとーしぃー!」
「お前さ
吉田にだいぶ好かれてるねんな」
「なに?羨ましいん?」
「ちゃうわアホ
あんなに思われてるんやから
裏切ったんなよ」
「アンタに言われんでも分かってる
とりあえず本命見つけたらええんやろ?
他校の男子でー」
「うちのじゃアカンの?」
「だってほとんどの奴とエッチしてんもん
付き合うなら相当なテクニシャンがええ」
「何やねんその条件
さすが学校一のビッチやな」
「それ!その呼び方止めてや
失礼な話や
私は誘ってないし
断らへんだけで」
「それがアカンっていうてんねん
子供でもできたら
どーする気や」
「避妊してるし」
「はぁ他にも色々あるやろ
女やねんから
そんな知らんやつと
簡単にするもんちゃうやろ」
「なに?心配してくれてんの?」
「いやこんなやつを
心配してる吉田を
哀れんでるだけ」
「なにそれ
アンタやって
めんどくさいからって
そっちの姿に逃げてるだけやん」
「っ、」
「どーせ
断って泣かれるのがめんどくさいし
罪悪感あるからーとかやろ」
「ッチ」
「図星か
まーいいや
誰かいい人おらんかなー」
「俺の友達紹介するわ
他校やし
まーまー頭いい
都合いい日言うてくれたら
俺も同伴で付き合...」
「ちょ、ちょっと待って
何でそこまでしてくれるん?」
「協力する言うたやろ?
俺よりお前を先に
引っつけた方が
早く済むやろ」
「ふーんめんどくさいんや」
「そーいう訳ちゃう
ただ、お前はすぐに
フラフラするから
ほってたらあかんやろ?」
「...山本ってさ
ええ人やねんな」
「なんやねん急に///」
「いやそ~思っただけ
話してて感じたわ
ありがと」
「お前が素直やと
調子狂うんやけど」
「うっさいなぁ
とりあえず紹介してや
イケメンのテクニシャン」
「テクニシャンかは
分からへんわ」
「そこ重要やで!」
「あほかお前は」