ガラガラッ
「美優紀来たで...」
「スースーあ、彩ちゃんやスースー」
「起き上がられへんやろ?
ベットあげる?」
「うんスースー」
美優紀の体調は
ますます悪くなっている
食欲もなく
顔色も悪い
ひとりで起き上がることも
できひんくなってきたし
酸素マスクをつけないと
アカンくなった
「...スースー彩ちゃん」
「んー?」
「飛べてる?」
「飛べてるで
次の試合優勝する言うたやろ?
カッコエエとこ見せたるから
早くよくなるんや」
「スースー...もう無理やで」
「美優紀...?」
「よくなるわけ...ないやんスースー
こんなんになって
治るわけないやんかスースー」
「美優紀何言うて...」
「ごめんなっ彩ちゃん...
こんな私で」
「ど、どうし...」
「死にたくないっ...」
「ッ!!!」
「彩ちゃんと一緒にいたいっ
一人になって欲しくない
私も1人になりたくないっ...」
「美優紀...」
そっと抱きしめると
壊れそうな体が
震えていた
初めてやった
弱音を吐いたことも
感情を見せてくれたことも
でも私は何も言えない
優しい言葉一つ
口にできないんや
「おぉー山本
練習は終わっ...」
「上西...」
「ん?...おいっ!」
「お願いします!
美優紀を助けてください
私何でもするから
美優紀のためなら何だってできるから
だから美優紀を殺さないでっ!
美優紀はっ...美優紀は
何もしてないやんか
悪いことなんかしてないっ
死ぬ、必要なんかないやんかっ!
っお願いします...」
「山本...」
「ふぅ...あっ」
「こら禁煙は?」
「ごめん朱里...」
「もぉ...朱里のために
ちゃんと止めてや?」
「うん、ごめん」
「...みるきーのこと?」
「おぉ新しい治療を
利用してみようかと思ったり
他にも俺が...」
ギュッ
「朱里...?」
「アホ、無理しすぎ
ここのとこ帰ってこうへんし
ずっと調べてるんやろ?
今度恵が倒れたら
意味無いやろ?」
「...あぁ」
「彩になんか言われた?
さっき話し込んでたやん」
「...俺さ医者って
神様みたいなもんやと思ってた
病気診察して薬処方して治す
たくさんの人救って
天職やなーとか思った
でも実際はそんなことなくて
全部が助けれるわけちゃう」
「そうやな...」
「だから...無力な自分が
嫌になるんやっ...
泣きながら謝るあいつに
大丈夫なんか...言ってやられへん」
「恵...」
「俺やって...みるきーと
一緒にいたい
遊びに行きたい話したい
でも俺は、できないんやっ」
「...大丈夫
恵ならできる...
大丈夫、大丈夫」
「っ...っ...」
「美優紀来たで...」
「スースーあ、彩ちゃんやスースー」
「起き上がられへんやろ?
ベットあげる?」
「うんスースー」
美優紀の体調は
ますます悪くなっている
食欲もなく
顔色も悪い
ひとりで起き上がることも
できひんくなってきたし
酸素マスクをつけないと
アカンくなった
「...スースー彩ちゃん」
「んー?」
「飛べてる?」
「飛べてるで
次の試合優勝する言うたやろ?
カッコエエとこ見せたるから
早くよくなるんや」
「スースー...もう無理やで」
「美優紀...?」
「よくなるわけ...ないやんスースー
こんなんになって
治るわけないやんかスースー」
「美優紀何言うて...」
「ごめんなっ彩ちゃん...
こんな私で」
「ど、どうし...」
「死にたくないっ...」
「ッ!!!」
「彩ちゃんと一緒にいたいっ
一人になって欲しくない
私も1人になりたくないっ...」
「美優紀...」
そっと抱きしめると
壊れそうな体が
震えていた
初めてやった
弱音を吐いたことも
感情を見せてくれたことも
でも私は何も言えない
優しい言葉一つ
口にできないんや
「おぉー山本
練習は終わっ...」
「上西...」
「ん?...おいっ!」
「お願いします!
美優紀を助けてください
私何でもするから
美優紀のためなら何だってできるから
だから美優紀を殺さないでっ!
美優紀はっ...美優紀は
何もしてないやんか
悪いことなんかしてないっ
死ぬ、必要なんかないやんかっ!
っお願いします...」
「山本...」
「ふぅ...あっ」
「こら禁煙は?」
「ごめん朱里...」
「もぉ...朱里のために
ちゃんと止めてや?」
「うん、ごめん」
「...みるきーのこと?」
「おぉ新しい治療を
利用してみようかと思ったり
他にも俺が...」
ギュッ
「朱里...?」
「アホ、無理しすぎ
ここのとこ帰ってこうへんし
ずっと調べてるんやろ?
今度恵が倒れたら
意味無いやろ?」
「...あぁ」
「彩になんか言われた?
さっき話し込んでたやん」
「...俺さ医者って
神様みたいなもんやと思ってた
病気診察して薬処方して治す
たくさんの人救って
天職やなーとか思った
でも実際はそんなことなくて
全部が助けれるわけちゃう」
「そうやな...」
「だから...無力な自分が
嫌になるんやっ...
泣きながら謝るあいつに
大丈夫なんか...言ってやられへん」
「恵...」
「俺やって...みるきーと
一緒にいたい
遊びに行きたい話したい
でも俺は、できないんやっ」
「...大丈夫
恵ならできる...
大丈夫、大丈夫」
「っ...っ...」