君のいる町 アニメ君のいる町の歌です。 
歌い手は細谷佳正さん。
さやみるきーのさや姉を男化でお願いします。




「おっすー彩試合行こ...
どーしてん」

「...美優紀から手紙来た」

「へぇーみるきー?
なになにー?

彩くん
元気ですか
私はめっちゃ元気やで?
こっちの町に来て
ママとも上手くいってるし
仕事も上手くいってるみたいで
毎日楽しいです
友達もいっぱい出来たし
こっちに来てよかったなぁーって
だから心配しないでください
サッカー頑張ってね?
美優紀より

ふーんよかったやん」

「嘘ばっかり書きやがって」

「え?何言うてんねん
普通に幸せそうやんか」

「助け求めてるんやアイツは」

「いやいや
それは彩の勝手な思い込みやろ?
まぁそりゃ引っ越す前までは
離婚であれこれ大変やったけど
手紙でも楽しい言うてるやん」

「...っ」

「ほらほらしつこい男は
嫌われんでー?
早く試合行こうや
優勝かかってるんやし」

「でも...」

「ほら!」

「おぉ...」

「よっしゃ行く...うぉっ」

チャリーンッ

「いてぇごめんな彩
ん?何やこれ」

「それは...」


美優紀が引っ越す前

(美優紀...引っ越すんやってな)
(うん...離婚してママについて行くから)
(大丈夫なんか?)
(大丈夫...ママのこと支えへんと)
(...笑うなよ)
(辛い時こそ笑わへんとやで?彩くん
あ、そうやこれ!)
(何やこれ)
(ブレスレット、作ってん彩くんが
サッカーで活躍できますようにって)
(...ありがとう)
(うん、これで私の...)
(美優紀...)
(ん?)
ギュッ...
(守るから俺が...大人になって自立して
美優紀のことちゃんと守るから)
(...フフフッありがとう)



「...彩?早く行くで」

「...約束守りたい」

「おい、どーし...」

「上西!頼む
俺、どーしても行かんとアカン!」

「はぁ?ちょ、ちょいっ!

...ったくなんかそんな気してたけどな」


自転車を漕ぎ続ける
隣の隣の町
ずっと遠い場所に美優紀がいる
町を過ぎる度
美優紀との思い出が蘇る
一緒遊んだ川
探検した林
イタズラして怒られた寺
そして...プロポーズした丘
子供の約束やけど
でも叶えたいんや
だって俺には美優紀しかおらんから
美優紀だけが好きやから

俺も行く、美優紀の町へ
美優紀の答えが俺の思ってるのと
違うのでもいい
それでも俺は美優紀の元へ行く
美優紀の心が俺を呼んでるから
聞こえるんや美優紀の声
いつも悲しい時に笑って我慢する
優しい美優紀やからきっと
苦しんでいるんや
だから、俺が行く




「ハァハァ...この辺...やんなハァハァ」


(さみしいやつ!)

「ん?...あ」

(黙ってへんで何か言いや!)
(調子のんな!)
(田舎に帰れー!)

「あれ、美優紀...


おい!お前ら!
美優紀にさわんな!」

バキッ!!

(な、何やねんこいつ!)
(逃げるで!!)

「ハァハァ」

「...彩くん?」

「...」

「なんで...」

「幸せそうやん
手紙通りやな」

「え...」

「俺にはあの手紙
寂しくて辛くて
助けてほしいって見えたから
俺、守るって約束したから
守りに来たけど
必要ないみたいやな」

「...」

「じゃあな」


「待って!」

「ん?」

「っ...ごめんなさいっ
全部嘘やねんっ
ホンマは上手くいってない
楽しくなんかない!
彩くんと離れてさみしい
会いたくてしゃーない!
でも迷惑かけたくなくて
だから、嘘ついてん
ホンマは...ホンマはっ
来て欲しかったんや...」

「...ったく
素直になればええのに」

俺が両手を広げたら
美優紀が飛び込んできた

「...美優紀


俺が来たから
もう大丈夫や」