今回はさやなながいいです!
シチュエーションは
もともと学生の頃に
付き合ってたふたりが、
その当時はほとんど何もなく終わってしまう。
卒業してから分かれてしまい、
最初は遠距離でも付き合っていたが、
別れてしまう。
数年後、ばったり道の途中で再開して
また会うようになり、惹かれはじめて
過去にできなかったことを、
最終的に超ラブラブで行うっていう展開お
ねがいします!
さやかくんとななちゃんでおねがいします!
(もう、別れる!)
「ちょっ、おいっ!!
…はぁ」
「あーあ振られた」
「うっせ…」
「彩ってホンマに
長く続かんよなぁ」
「知らんわ…」
今の彼女は
付き合って2週間くらい
告白されて
俺的にはちゃんと
彼氏してたつもりやねんけど
「彩つまんなそうやもん
俺とかとおる方が
よっぽど楽しそうや」
「まぁ、そうやねんけど」
「1ヶ月超えた子なんか…
あ、1人だけか」
「ん?あぁ…」
山田菜々
高校の同じクラス
元カノ
まーちゅんと俺と山田
いつメンってやつやった
それで気づいたら
山田と付き合ってた
付き合ったって言うても
何か恋人らしいことをしたことはなく
ただ一緒にいるだけやった
一緒にいるだけで満足出来てる気がしてた
高校卒業して
山田は大阪から出ていって
遠距離ってやつになったけど
連絡をマメに出来んくて
知らん間に自然破局ってやつ
「まぁ菜々ちゃんと
付き合ってる時の彩
結構幸せそうやったけどな」
「そう、かな」
「正直さ歴代彼女
皆、菜々ちゃん重ねてるやろ」
「っ…」
「あーあ
結婚とかできひんのちゃう?」
「別に俺は…」
確かにまーちゅんの言う通り
山田と重ねてる自分がいる
あいつならって
別れて気づいた
俺結構惚れてたんやって
あのときは恥ずかしくて
何もできんかったけど
でも、今なら…
「遅いけどな…」
ドンッ…
「あ、すいませ…」
「ごめんなさ…あ」
まさか、やった
目の前にいたのは
紛れもなく
「山田…」
「彩…久しぶり…」
「あぁ…久しぶり」
久しぶりに会った山田は
大人になっていた
元々大人びた顔立ちで
ババアなんていじってたけど
年齢にあっていて
服も女性って感じで
胸がドキッとした
「…彩?」
「あ、いや
何してんねん
こんなとこで」
「あぁ上京したけど
やっぱり大阪がよくて
戻ってきてん
今はそこの会社のOLしてる」
「そうか…」
「彩は?」
「俺はボチボチ」
「そっか…頑張ってな?
じゃあ私は…」
山田が横を過ぎようとする
俺は思わず腕を掴んだ
「彩…?」
「い、いやその
ほら、せっかく再開したし
飲みに行かへん?」
「…」
「アカン…か?」
「ええよ」
「何か不思議やなぁ
彩とお酒飲むなんて」
「そーやな
てかもう顔赤いで
弱いんか?」
「そんなに強くないかもっ
すいませーん!おかわりー!」
「ちょ、ちょい」
「大丈夫大丈夫」
ふにゃふにゃしながら
笑っていうけど
どこが大丈夫やねん…
「彩はー?
今まで何してたんー?」
「ん?まぁ色々と」
「彼女…できたぁー?」
「それはまぁそこそこ」
「ふーん」
「山田は?」
「…内緒ぉー!」
「おい…」
また笑いながら言う
その顔は可愛いと思った
お酒を飲む横顔は
綺麗やと思った
俺は気づいた
昔の気持ちが
昔以上に溢れてきていると
そこから山田とは
よく会うようになった
飲みに行っては山田をタクシーに乗せ
次の日に謝られる
そのくり返しやった
二人で色んな話をした
相談もしあった
山田に会う度に惹かれてる
それは分かりきっていた
「おかわりぃー…飲むぅ…」
「はいはい、アカンってば
学習せんやつや」
いつもみたいにタクシーに乗せて
お金を払おうとした時
山田に腕を引かれ
俺も車内へ
「山田…?」
「まだ一緒にいて…」
「え…」
走り出すタクシー
特に何かを話すわけでもなく
車内で揺られるだけ
「ほれ、水」
山田の家について
水を渡して
ソファーに座らせ
隣に座る
「んぅ…」
「マジで大丈夫か?」
「んー…休憩」
「ちょ、ちょい」
俺の肩にもたれかかかってきた
「あのなぁ…」
「なぁ、彩…
久しぶりに会った日
彩に内緒って言うたやん」
「内緒?
…あ」
(山田は?)
(内緒ぉー!)
「あぁ」
「…ムカついたから」
「え?」
「彩は色々付き合ったんやって
私は別れたんなんか思ってへんのに」
「っ…」
「連絡したかった
でも彩の重荷なりたくなかった…
嫌われたくなかった…」
「やま、」
「私はずっと彩が好き」
潤んだ目
赤い頬
限界やった
「…ンッ」
「…」
「なんで?」
「なにが」
「なんでキスするん?
なんで?」
「それは?」
「彩も酔ってるん?」
「俺、酒強い」
「じゃあ何でよ
軽く見えた?
酔ってるからいけるって…」
「そんなんちゃう」
「もう、わからへんっ…」
俺は山田を抱きしめた
「俺、高校のとき
付き合うって何かわからんくて
山田に何していいか分からんかった
恥もあったと思う
大人になって彼女できた
いざそういうことしようとすると
無理やった
いつもお前が出てきた」
「私が…?」
「気づいたんや
俺は、山田が好きや」
「っ…っ…」
「ごめん、傷つけて
ごめんな?」
「遅いねんアホぉ…」
「ごめんな…これからは
ちゃんとする
大切にする
だから俺と付き合って」
「…しゃーないな」
「なんで上からやねん」
「立場は上や」
「はぁ?…ンッ」
「ヘヘヘッ好きっ」
他の女に何度も言われた
でもなんとも思わなかった
むしろ嫌悪を覚えたやつもいた
でも山田に言われるだけで
こんなにも嬉しいんや…
「菜々…」
「彩」
「好きや…」
「…うん///」
「なんや?」
「彩、カッコいい///」
そーやって照れて赤くなる
まるで子供みたいに
こんなことで赤くなるなんて
そんな風にされると
いじめたくなる
「…可愛いな菜々
何で赤いん?」
「酔ってるから…」
「照れてるからやろ?」
おデコにキスしたら
もっと赤くなる
アカンこれはアカン
「菜々」
「なに?」
「俺、アカンは
菜々にハマった
抜けられへん」
「え?」
「責任とって
ずっと…一緒にいてや?」
「…しゃーないな」
「っ…なんで上からやねん」