シュッ!!!…ドスッ!!
「よしっ!」
「うん、一応標準までは
飛べるようになったな
大変なのはここからやで?」
「分かってる」
「まぁ彩ならいけるいける」
「茉由アンタも練習しなさい」
「菜々ちゃん顔怖いー!
走ってきまーす」
「もぉ、あれ?みるきーは?」
「なんか用事あるからって」
「ふーん‥‥最近多いな」
「まぁ色々あるやろ」
「気にならへんの?」
「別に」
「また彩が余計なこと
言ったとか?」
「別になんにも…
どちらかと言えば
私は…」
「まぁええけど
彩は昔からそういうとこ
あるからなぁ」
「何やねんそれ」
「口下手すぎるってこと
付き合ってた時だって
なーんも言うてくれんくて
メールで気持ち言うとか」
「あ、あれは!
その、思い直してや!」
「思い直すねぇ
せっかくデートしてても
彩黙ってばっかりやったし」
「なんて言うてええか
分からんかってん!」
「…不安やったよ」
「え…」
「彩気づいてないと思うけど
彩が好きって言うてくれる前から
私の方が好きやったから
大会で彩見つけて
必死な姿カッコよくて
飛んだ後の笑顔が可愛くて
すぐに惹かれた
上の人に頼んで
彩のコーチになってん」
「…そう、なん?」
「だから告白されて
嬉しかった」
「…」
「今も変わらへんよ…」
「菜々…」
「私は今も彩が好き
なぁまた私を
専属コーチにしてくれへん?」
「でも菜々には
たくさんの選手が」
「彩が飛んでるとこ見たい
一番近くで
彩を飛ばせれるのは
私だけやろ?」
(先輩を飛ばせてあげます!)
(菜々さんが必要でしょ?)
「…」
「…ごめん困らせてるやんな
別に恋愛とかなしにしても
彩のコーチにはなりたい
彩を選手として惚れてるのは
確かやから
世界狙うこと出来ると思うよ」
「…さんきゅ」
「うわぁー疲れたぁ!
あれ?二人共どうしたん?」
「いや、別に
茉由お疲れさま」
「あー疲れた
さっきそこで
みるきーおったけどさ
何か用事やって帰っちゃった」
「渡辺が?」
「うん
何の用事なんやろ
結構悲しそうやったけど」
「え…」
私は知らなかった
このやりとりが
君に聞かれていたこと
そしてこのやりとりが
「ただいまー」
「おかえり、じゃあ
行こっか?」
「うん
あ、お母さん
このことは…」
「分かってる
彩ちゃんには言わへんよ
でもいいん?
いつかは…」
「ええよ
先輩に支えはできたし
私はもう…いらないみたい」
「美優紀…?」
「だから後は
離れるだけやから」
「…そう」
また君を傷つけ
一人にしてることなんて
全く気づきもしなかった
「よしっ!」
「うん、一応標準までは
飛べるようになったな
大変なのはここからやで?」
「分かってる」
「まぁ彩ならいけるいける」
「茉由アンタも練習しなさい」
「菜々ちゃん顔怖いー!
走ってきまーす」
「もぉ、あれ?みるきーは?」
「なんか用事あるからって」
「ふーん‥‥最近多いな」
「まぁ色々あるやろ」
「気にならへんの?」
「別に」
「また彩が余計なこと
言ったとか?」
「別になんにも…
どちらかと言えば
私は…」
「まぁええけど
彩は昔からそういうとこ
あるからなぁ」
「何やねんそれ」
「口下手すぎるってこと
付き合ってた時だって
なーんも言うてくれんくて
メールで気持ち言うとか」
「あ、あれは!
その、思い直してや!」
「思い直すねぇ
せっかくデートしてても
彩黙ってばっかりやったし」
「なんて言うてええか
分からんかってん!」
「…不安やったよ」
「え…」
「彩気づいてないと思うけど
彩が好きって言うてくれる前から
私の方が好きやったから
大会で彩見つけて
必死な姿カッコよくて
飛んだ後の笑顔が可愛くて
すぐに惹かれた
上の人に頼んで
彩のコーチになってん」
「…そう、なん?」
「だから告白されて
嬉しかった」
「…」
「今も変わらへんよ…」
「菜々…」
「私は今も彩が好き
なぁまた私を
専属コーチにしてくれへん?」
「でも菜々には
たくさんの選手が」
「彩が飛んでるとこ見たい
一番近くで
彩を飛ばせれるのは
私だけやろ?」
(先輩を飛ばせてあげます!)
(菜々さんが必要でしょ?)
「…」
「…ごめん困らせてるやんな
別に恋愛とかなしにしても
彩のコーチにはなりたい
彩を選手として惚れてるのは
確かやから
世界狙うこと出来ると思うよ」
「…さんきゅ」
「うわぁー疲れたぁ!
あれ?二人共どうしたん?」
「いや、別に
茉由お疲れさま」
「あー疲れた
さっきそこで
みるきーおったけどさ
何か用事やって帰っちゃった」
「渡辺が?」
「うん
何の用事なんやろ
結構悲しそうやったけど」
「え…」
私は知らなかった
このやりとりが
君に聞かれていたこと
そしてこのやりとりが
「ただいまー」
「おかえり、じゃあ
行こっか?」
「うん
あ、お母さん
このことは…」
「分かってる
彩ちゃんには言わへんよ
でもいいん?
いつかは…」
「ええよ
先輩に支えはできたし
私はもう…いらないみたい」
「美優紀…?」
「だから後は
離れるだけやから」
「…そう」
また君を傷つけ
一人にしてることなんて
全く気づきもしなかった