あいななでどちらも女の子で、
菜々ちゃんがいじめられていて、
けっこう精神的に追い詰められていて、
そこで愛菜ちゃんが菜々ちゃんに
手を差し出す
でも菜々ちゃんは私なんて…
と言ってそれを拒むけど、
愛菜ちゃんがイケメンな感じで
これ以上菜々ちゃんには
苦しんでほしくないんだって感じのことを
言って、これからは私が菜々ちゃんを守るよ!
的な感じがいいです!
菜々ちゃんはかよわい女の子で、
ポンコツで自分に自信がない感じで、
愛菜ちゃんはスポーツ万能で
頭も良くて誰からも好かれる存在です。





ガラガラガラッ
バシャンッ!!

(あー菜々ちゃんごめんなぁ?)
(掃除してたら気づかんかった)

「…いいよ別に」

(なんてー?)
(声が変すぎて聞こえへーん)

「っ…」

今日も朝からこんな感じ
友達なんておらんし
守ってくれる人もいない
最初は立ち向かおうって
思ってたけどやっぱり無理で
ただどんどん
心がすり減っていく感じ…

「…楽になりたい」

昼休み
お弁当の時間は
校舎裏のベンチで食べる
誰も来ないし
何も言われないから

ポーンポンポンッ

「ボール…?」

「どこいったー?
あ!ありがとう」

笑顔で近づく
女の子
私にも分かる
福本愛菜ちゃん
隣のクラスの子で
すごい人気者の子

「い、いえ…」

「ここでお弁当?
寒くない?」

「いや、大丈夫です」

「そうなん?
でもここ危ないと思うで?」

「安心するから…」

「そうなんや…なぁ」

「え?…うわっ///」

「顔、上げたら?
せっかく可愛い顔と声
合ってるのにもったいないで?
ボールありがと
じゃーね?」

「…初めて言われた」

その日から
昼休みには何故か
福本さんが来てくれた
寒いからって
マフラー貸してくれたり
カイロくれたり
友達と遊んでるはずやのに

「福本さん」

「だから愛菜でいいって」

「私に構っても意味ないで
福本さんの印象
悪くなるから…」

「…私が菜々ちゃんと
いたいって思ってるねん
印象なんてどうでもいい
自信持って?」

「…」


放課後
授業が終わり
皆、部活とか遊びとかで
盛り上がってる
その横を行こうとしたら

ドテッ!!

(うわぁ山田さんコケた)
(大丈夫ー?)

「っ…」

(えー?泣くほどいたい?)
(やめてやぁ?泣くなんて)
(超音波聞こえへんでー)

泣いたらアカン
泣いたら終わりや
でも私やってもう…

ドンッ!!
「何してんの?」

(愛菜)
(どーしたん?誰かと…)

「大丈夫?菜々ちゃん
怪我してへん?」

(愛菜何してるん?)
(菜々ちゃんと友達なわけ…)

「友達や
少なくともアンタより
仲いい」

(は?)
(愛菜どうしたんよ)

「菜々ちゃんに何してんの?
謝れよ」

(うちら何もしてへん)

「うちのクラスの子が
アンタらが菜々ちゃんに
水かけたりとかしてんの
見てん
逃げられへん」

(っ…)

「謝れ!」

「福本さん…大丈夫
私は…」

「よくないから!
謝れって!!」

(…ごめんなさい)
(ごめん、なさい)

「早く帰れ
次やったら
絶対許さんから…」



「ありがと…」

「ええよ、てか怪我してる」

「あ…」

「じっとしてて」

福本さんは
足を持ち上げて
絆創膏を貼ってくれた

「これでよし
なぁ、もう我慢せんとって
しんどかったら
しんどいって愛菜言うて」

「そんなことできひんよ」

「ほっとかれへんねん
菜々ちゃんのこと何か分からんけど
気になるから
だから、言うてな?」

「福本さん」

「愛菜って言うてくれへん?
嫌、?」

「恥ずかしくて…」

「呼んで?」

「愛菜…」

「うん、菜々
菜々のことは
愛菜が守ってあげるから
だから笑ってや
愛菜、菜々の笑顔
大好きやねん」

「っ///」

「あ、部活忘れてた
そうや!今日一緒に帰ろ」

「え?」

「待っててくへん?」

「いいよ」

「ありがと!
じゃあ行ってくる」

バタンッ

「ふぅ」

足の絆創膏を見ると
少しシワができていて
不器用なんやって
笑みがこぼれた
守ってくれるっていた
彼女に少しドキドキした
笑いかけてくれて
嬉しかった
こんなにも胸がドキドキするのは
久しぶりや
きっと私は


彼女に惚れてしまったらしい