(山本くん)

「どうしたん?」

(付き合ってください)

「あ、ごめんな…
彼女おるねん…」

(そっか…)


告白
もし、受け入れたら
母さんは喜ぶんだろうか
彼女として連れていけば
喜んでくれたんやろうか

「彩っ」

「姉ちゃん」

「何落ち込んでんの?」

「いや、何にもないんや」

「その顔いや」

「え…イデデデッ」

「笑って?」

「…」

ガバッ!!

「さやっ、か///」

「悪ぃ…今だけ
許してくれへんか…」

「いいよ
彩…大丈夫」

校舎裏
もしかしたら
誰かに見られるかもしれない
でも我慢出来ない
この人を失いたくない
この人の側にいたい




「ホンマに美優紀は
体操服忘れるなんてなぁ…」

(山本くんとお姉さん仲良すぎひん?)
(しょっちゅう二人でいるとこ見るし)
(この前抱きついてるの見たって!)
(付き合ってんのかなー?)
(ありえへんくない?)

ガタンッ!!

(何か音した?)
(さぁ)
(あ、急がんと授業や!)
(急ご急ご!)



「まさか…」

ありえへん美優紀と彩が?
いや、美優紀は彼氏が
あ…

(年下で面倒見てくれるねん
すごーい優しいねんで!)

それって
彩のこと…?
そんなことある?


「おばさん??」

「凜々花ちゃん…」

「どうしたんですか
こんなとこで
え、顔青い…」

「凜々花ちゃんっ!」

「え…」

「彩は、彩と美優紀は…」

「…おばさん」

「まさか、そんなこと…」

「おばさん、あの…」

「い、いや!何にもないねん
ごめんな!!」

「おばさんっ…


これは、もしかして…」