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ジリリリリー!!!

「ん、んぅ」

目覚ましを急いで止めて
起き上がる
ご飯作らへんと

「お弁…え」

「お、おはよ朱里」

「彩くん
なんで、まだ寝てても
てか、ご飯」

「目が覚めてん
昨日も紗英夜泣きしてて
朱里しんどいやろうし
朝ごはん作った」

彩くんは少し赤くなって
頬をかく

「ありがと…ごめんな?」

「謝らんとって
ちゃんと子育ても家事も
手伝うって決めてたし」

「疲れてるやん彩くん」

「そんなことないよー」

「棒読みっ」

朱里が笑ったら
軽く頭に手を置かれて
顔を上げたらおはようのちゅー

「ギャーッギャーッ」

「あ、紗英起きちゃったか」

「みたいやね
紗英ちゃーんおはよ」

「キャッキャッ」

「彩くん紗英ちゃん見てて
お弁当作るから」

「ええよ買ってくるし」

「あーかん
朱里やって決めてたから
彩くんに毎日
お弁当作るって」

「…ありがと
よーし紗英
高いたかーいっ」

彩くんはホンマに優しい
ここまで出来たお父さん
おらんと思う
ホンマに自慢のパパやで

「彩くん
行ってらっしゃい」

「うん行ってくる
紗英行ってきます」

「キャッキャッ」

紗英ちゃんは
最近彩くんが買った
おもちゃのギターを片手に
ご機嫌
どうやら彩くんに似て
ギターが大好きみたい


「紗英ちゃんお散歩行こっか」

「キャッキャッ」

「今日はずっと
ご機嫌やなぁ
パパに朝遊んでもらったからかな?」

「ウーウッ」

紗英ちゃんをベビーカーに
乗せて
近くの公園でお散歩
すると周りの子供たちが
集まってくる
男の子ばかりで
もし彩くんがいたら
怒ってたかなぁなんて
彩くん嫉妬深いから
もちろん一番は朱里にやで?


ガチャッ
「ただい…うぉっ///」

バタンッ!!!

「彩くん?」

「ご、ごめん!」

彩くんが帰ってきて
ちょうど母乳あげてるとこやった
顔真っ赤になって
リビングのドアを閉める
なんか可愛いなぁ

ガチャッ
「びっくりした…」

「そんなに驚く?」

「いやしばらく
そんなことしてないから」

「っ///
ふーんしたい?」

「えっ、もちろ…」

「キャッキャッ」

「あー紗英ちゃん
よく飲みましたぁー」

「え、ちょっと
朱里ー?」

「飲んだからねんね
しよーねぇ」

「おーい…」



「やっと寝たぁ」

「お疲れ」

「うん」

彩くんはソファーに
座って
目を合わせずに言う
たぶん拗ねてるんやろうなぁ
そーいうとこ
高校から変わらへんねん
先輩やったのに
甘えたですぐ拗ねるし
どっちが先輩か分からんかった

「さーやーかくんっ」

「うぉなんやねん」

「すねてんのー?」

「うるさい」

「かわいいー」

「やめろぉ」

「…好き」

「っ///」

「愛してるー」

チュッ

「…誘ってるんやんな?」

「…バレた?」

「バレバレ」

彩くんは朱里を抱えて
優しくベットに押し倒す

「我慢してたぶん
止まらへんで」

「きゃーっ」