
「なぁ彩」
「んー?」
「この前さ彼女と喧嘩してさぁ
やっと昨日仲直り
疲れたぁ」
「喧嘩ってなんで」
「彼女が元カレと遊んでて
いやもちろん他にも人おったけど
ムカつくやん」
「そー?」
「彩、嫉妬とかしやんの?」
「まぁ長いしなぁ」
「そっかもうすぐ3年やっけ
ホンマに続いてるよなぁ」
「美優紀が俺のこと好きやねん」
「お前は」
「普通ー」
「最低かって
余裕やとか思ってたら
裏切られるでー?
みるきーモテるんやし」
別に嫉妬なんかせーへん
美優紀は俺のこと好きやし
他の男に興味示したことないし
不安に思ったことも…
「え!それめっちゃ好き」
「ん?…あ」
「やろやろ!
みるきー好きそうやなぁって」
美優紀と岸野
何か近ない?
てか好きとかいうてたよな
何の話や…
「彩はこんなん分からんやろ?」
「そう興味ないからさ
全然話されへん
里香ちゃん今度
一緒にそれ見に行こ!」
「え、いやええけど
彩は?」
「ええねん
彩、私に妬いたりせーへん」
「そうなんや
じゃあ行こっか
あ、めっちゃ美味しい
レストランあるねん
そこも行く?」
「行くーっ」
イラッ…
何やねんあれ
浮気やろあんなん
男と2人?ありえへん
てか何で美優紀から誘ってんねん
ムカつく…
(余裕やとか思ってたら
裏切られるでー?)
別に俺は
ちゃんと美優紀と
…あ、そう言えば
この前
(彩!次のデートさ
これ見に行こー)
(あーパス
久しぶりの休みやし
寝たいねん)
(…そーやんな)
あ、俺
誘われてたやんか
いや!でもだからって
美優紀から誘うとかおかしくない?
浮気やって…
「あーあ
里香ちゃん誘われた」
「あ、朱里っ!?」
岸野の彼女の朱里
「止めんでええんか?
岸野これじゃ浮気に…」
「ならへんよ
何で?」
「え…」
「だって里香ちゃん
朱里にしか興味ないって
言うてくれてるし
朱里やってそう言ってるから
不安なことないもん
それにちゃんと2人で遊ぶって
言うてくれたし
朱里も一応は誘ってくれたし
やましいことないやん」
「い、いや
でも男女2人って…」
「彩はなんで心配してんの?
みるきーは彩のこと好きなんやろ?」
「あたっ…りまえや」
「…なぁ彩
彩はどうなん?
いくら付き合って長いからって
何も言われへんのは
たぶん辛いと思うで
みるきー前に…悩んでたし」
「え…」
「考えたりや?」
「美優紀」
「あ、彩」
「行くで」
「え、ちょっと!
どこ行くん!?」
美優紀の手を引いて
自分の家まで連れて帰った
部屋に入って
美優紀を抱きしめた
「さ、彩っ?」
久しぶりに抱きしめた気がする
忘れてた
美優紀の匂いとか全部
「岸野と遊ぶとか
何してんの」
「何って…」
「男やで分かってんの?」
「別にええやん
友達なんやし
何もせんよ」
「…やめろ」
「どーしたんよ」
「イラつくねん
お前がほかのやつに
笑ってんの…」
「彩…?」
「…」
「嫉妬…してくれてんの?」
「…悪いか///」
「…」
「何やねん」
「驚いてんの
だって彩が?」
「うっさいなぁ」
「…私のこと好きなんや
よかった」
美優紀は消えるような声で
そう言った
…そっか
美優紀は俺に好きって言うてくれる
それやのに俺は…
「美優紀」
「ん?…ンッ///」
「好きや
お前しか見えてない
世界に女は美優紀だけでええ」
「ちょ、ちょっと
どうしたんよ///」
「だから…
美優紀も男は
俺だけでいてくれ…」
「…フフフッ
わがままやなぁ」
「はぁ?あのなぁ
俺は…ンッ」
「最初からそうやで?
里香ちゃんとのデート
あれはやめてん」
「え?」
「里香ちゃんがな
彩が来るちょっと前に
これで安心しできるでって
たぶんこうなるように
してくれてん」
「はぁ?…あの野郎」
「里香ちゃんすごいなぁ
優しいしかっこいいし」
「…じゃあ
岸野と付き合え」
「もぉすねへんのっ
男は彩だけなんやから」
「知るか…」
「さーやーかっ」
後ろから抱きつかれる
いい匂いするし
何かこういう雰囲気
久しぶりやし
「なぁ美優紀
…ええ?」
「どーしよっかなー」
「は、はぁ?
いや、この流れは…」
「彩がホンマに
私のこと好きか分からへんしなぁ」
「はぁ…」
美優紀の腕を引いて
ベットに押し倒す
「私するとか言うてへんけど?」
「その気にさせたるねん」
「強気やな」
「美優紀は俺が好きやからな」
「そーやで?」
「そーか
でも俺は…
愛してんで」