書いて欲しい曲は三代目のLOVE SONG








「彩っ」

デートの待ち合わせ
現れた君

「美優紀」

スムーズに手を繋ぐと
美優紀は笑う
君が無防備に笑う度
胸に溢れるI LOVE YOU

美優紀との出会いは
一年前の春
夜に広場の噴水の前
ギターを弾いて歌う俺に
声をかけてくれた

「上手すぎてで感動しました」

その時も
無防備に屈託なく笑った
その笑顔に恋をして
あの夜生まれた恋は
触れ合う度に絆に変わった

「今日のデートどこー?」

「どこやと思う?」

「わからへんーっ」

「ハハッ」

美優紀は可愛い
会う度に触れる度に恋に落ちる
好きだ、大好きだ
でもそんなありふれたコトバより
俺は思ったまま
迷いのない真実を美優紀に

「んー桜綺麗っ」

連れてきたのは
桜の観光名所
美優紀は綺麗なものが好き
夜景とか海とか
少しでも喜んでほしくて

「桜かぁ
そう考えたら
もう1年やね出会って」

「そーやな」

「懐かしいなぁー」

汚れのない
風が吹いている
君の髪をなびかせる
君は空を見上げてる
その横顔が少し遠い
今、何を考えてる?
誰のこと考えてる?
どうか空を見上げる時
想ってる人がきっと…
僕でありますように

「彩の声めっちゃ遠くから
聞こえてきててん」

「そうなん?」

「うん
ちょっと落ち込んでる時で
あーもう全部嫌やぁって
そんなときに彩の声聞こえた
この人の声、そばで聞きたいなぁって
思ってたから
彩が告白してくれて…よかった」

君のいけないところは
すぐに無防備に笑うとこ
そんなことされたら

ギューーーッ

抱きしめたくなるんや

「美優紀…愛してるで」

「何よ急に…」

「何度だって言うんや
そしたらもっと
俺のこと好きになるやろ?」

「さすが歌手やな
言ってることがキザ」

「嫌か?」

「んーん、彩やからええねん」

また出会った時みたいに
落ち込むことがあったら
今日を嘆くことがあったら
逆らえない運命に出会うことがあったなら
僕は平気な顔して
愛の詩を歌うで
痛みも悲しみも苦しみも
全部全部愛なんやって
歌で伝える
そしてもちろん…

「彩ぁー!ハートの桜ぁー!」

「フフフッ…おー!見せてー」

幸せやって愛やと

詩にのせて僕は歌うよ