リクエストで、
男化無しのさやみるで
甘々でお願いします!
設定はお任せします。




朝早く起きて
メイクして髪の毛いらって
少しでも可愛いって思ってほしくて
必死…やねんなぁ私

「あ、ヤバイもう時間がぁ

…あ、やっぱり」

待ち合わせ場所に
走っていくと
すでに彩ちゃんは
壁にもたれて本を読んでる
最近はみんな携帯やのに
本やのが彩ちゃんらしくて
キュンキュンする
でも早く行かへんと
周りの女の子たちが
カッコイイだの
綺麗だのキャーキャー言ってる

「彩ちゃん!お待たせ!」

周りの子達に見せつけるように
抱きつく

「おぉ急にどうしてん」

「ごめんな遅くなって」

「ええよ
フフフッ髪の毛ボサボサやで」

「っ…うぅ」

彩ちゃんはフッって笑って
髪の毛を撫でて直してくれた

「可愛いで?
早く起きて頑張ってくれたんかな?」

「…うん」

「そっかありがと
じゃあご飯が先やな?
行こっか」

そのまま手を繋いで
歩き出した
彩ちゃんは高校3年生
私は1年生で
女子サッカー部の
マネージャー見学の時
一目惚れして
その後頑張って告白して
付き合えた
自慢の彼氏兼彼女さん


「彩ちゃんは何見たい?」

「んー?美優紀は?」

「私はー…これ見たいっ」

「じゃあ私もそれ見たい」

「彩ちゃん…」

多分彩ちゃんは
恋愛映画より
アクションとかそういうのが
好きやのに…

「彩ちゃん」

「ん?」

「好き…」

「…私も好きやで」


映画が終わって
夜景が綺麗な橋まで来た

ヒューーーッ

「ックシュン…」

バサッ…

「彩ちゃん…」

「寒いやろ?着といて」

「それなら彩ちゃんが…」

「大丈夫やから、な?」

「だって彩ちゃん受験あるし
サッカーやって…」

「美優紀が風邪ひいてるのみたくない
それに私、基礎体温高いし」

彩ちゃんはそういうけど
やっぱり心配
だから彩ちゃんの前に立って
背中向けて
彩ちゃんの腕を自分の体に回した
簡単に言えば
彩ちゃんが私を背中から抱きしめてる
みたいな感じ
彩ちゃんは少し戸惑ってたけど
力を込めてくれた

「なぁ、美優紀」

「ん?」

「私さ…留学やめた」

「なんで…?」

彩ちゃんはサッカーが上手くて
連盟?の人からお声が掛かって
一年くらいサッカー留学できることに
なっていた
プロにもなれるし
私はそんな彩ちゃんの彼女であることに
誇りを感じている

「自信ないねん…」

「大丈夫、彩ちゃんは強いで
サッカーしてる時はカッコよくて
私の自慢の…」

「…勝ちたいって思う自信ない」

「え?」

「留学して
一人で向こうでサッカーする自信
前までさサッカー好きで
チームのためとか自分のためやったけど
美優紀と出会って
…なんていうか、美優紀のため
って言うのが一番になって
カッコイイとこ見せたいし
応援してほしいから近くで
今、私のサッカーする理由は
それやからさ、正直プロとか世界とか
どーでもええねん」

「彩ちゃん…」

嬉しい…
素直にそう思う
でもこれじゃ彼女失格や

「彩ちゃん…
考えて、彩ちゃんには才能がある
もっと生かせる…
大丈夫、離れたって私は
彩ちゃんのこと…」

「そんなことちゃうねん
今の私は美優紀とおることが
一番やし
自分でも分かってる
留学するのがええって
でも私の幸せは…美優紀とおること
だから大学行くわ」

「…ええんホンマに?」

「私の方こそええ?
重くない?」

「重くない…
どーせならもっと重いほうがいい」

「ハハハッまじか
…あ、もうこんな時間か」

「彩ちゃん…」

「どーした?」

「まだ、帰りたくない」

「っ…誘ってんの?」

「うん誘ってる…」

「明日学校休んでな」

「狼さんやな」

「嫌い?」

「んーん大好きっ」

「さぁ行こっか
赤ずきんちゃん」

「彩ちゃん寒いー」

「なんやねんもー」

ありがと彩ちゃん
これからもずっと
そばにいてな?