彩ちゃんと朱里
カップルで
女の子のまんまで
おねがいします





ピンポーン

このインターホンが
朱里の楽しみ
下から声がして
階段を登る音がする
すごくワクワクドキドキ

ガチャッ

「こんにちわー」

「あ、先生
あれー?今日やっけ」

「今日やでー」

そうやって
ニコって笑ってくれる
その顔がカッコよくて可愛い

朱里の家庭教師
山本彩先生
大阪でトップの
難波大の2年生
朱里の好きな人

「宿題やってきた?」

「うんっ」

「お、偉いやん
おーまぁちょっと間違ってるけど
ちゃんと出来てるで!
偉い偉い」

優しく暖かい手が
朱里の頭を覆う
好きやなぁって感じる
大好きやねん先生のことが
朱里は初めホンマに
落ちこぼれっていうか
勉強したくなくて
ママが家庭教師無理やりつけて
最初の先生は
セクハラ親父やって
その次の人は怖いおばさんで
それで先生に出会った
ちょっと家庭教師不信に
陥ってた朱里を
助けてくれた人やねん

「ここわからへん」

「ここはなぁ…こうなって
ここがこうで…」

メガネ似合うなぁとか
横顔綺麗やなぁとか
付き合ってる人おるんかなぁとか
そんなんしか思わへん

「朱里ちゃん
私の顔なんかついてる?」

「え?なんで?」

「なんか視線感じて」

「っ///」

「もしかして
私のこと好きなん?」

「えっ」

「なんちゃってー
いやぁ朱里ちゃんみたいな
可愛い子私とは合わへんわぁ」

「先生は誰かと
付き合ってへんの?」

「んーいいなぁって
思う子はおるけど
叶わへんかなって」

「そうなんや…」

「よし続きやろっか」

「先生…朱里」

「ん?」

「ううん…何にもない
続きやろ」

そこから問題を解いて
授業が終わった

「じゃあ宿題してきてな」

「はい」

「…あのさ
さっきはごめん
変な空気にしちゃって
やりにくかったやんな」

「ううん…」

「私のこと気にせんでええから
また新しい出会い見つけるわー」

「…いや」

「え?」

「…ほかの人出会っちゃアカン」

「朱里ちゃん?」

「なぁ朱里先生に
釣り合わへん?
無理なんかな」

「ど、どうしたん?」

「好き…です
先生
朱里、先生のこ…ンッ」

先生に突然キスされて
抱きしめられる
一瞬のことでよく分からへん

「ごめん我慢できんかった
朱里ちゃんずるいねん
我慢してたのに
先生やから立場考えたのに
意味ないやんか」

「考えてくれてたん?」

「そうやで
朱里ちゃんのこと
初めてあった時
一目惚れして…
好かれたくて必死やった」

「朱里も一目惚れ」

「はぁ…幸せや」

見つめあって顔が近づいてきた時

ガチャッ
「先生~コーヒー入りました」

ビクンッ!!!

「す、すいませんっいただきます!」

「はーい」

バタンッ

「びっくりした…」

「ママおるの忘れてた」

「バレんでよかった
バレたら首やん」

「え!いやや!
先生以外は嫌!」

「…可愛いこと言わんとってや
私やって嫌や
だから秘密の関係な?」

「なんかドキドキする…」

「燃えるやろ
朱里…」

「そーやな
彩…」