「美優紀勉強どうや?」

「大丈夫やで」

「まぁあんまり心配してへん
美優紀はできる子やから」

「親バカ?」

「かな?」

「彩もコンサートの準備
ええの?」

「あーホンマや
ごめんな?受験直前やのに
何もしてやれんで」

「ううん
彩はいつも支えてくれてる」

「美優紀」

「あ、じゃあ
受かったらわがまま言っていい?」

「受かったらって
いつも言うてええのに」

「言うてるやん」

「そうかぁ?
んーわがままって?」

「デートして」

「デート??」

「うんっ」

「デートって…
あー好きな人でもできたか
それの予行演習?」

「ちゃう!
彩とデートしたいの!」

「へ?」

「ちゃーんと
彼氏役してや?」

「あぁ分かった」

「楽しみー
勉強してくるなぁ」

「おぅ頑張れ」

デート…か






「で、何で柊なんよ」

「いや年近いやろ」

「近いって言うても5歳離れてる」

「いや私は14離れてるからな」

「ババアやん」

「誰がババアや」

「んーまぁみるきーのためやし
デートってやっぱドライブちゃう?」

「ドライブな」

「同い年やとできひんことやん?
カッコイイと思うし
大人って感じするからな」

「なるほどなぁ
柊に聞いてよかったわ」

「ママに聞こうとしてたんやろ?
危険すぎるやん」

「いやまぁ最悪の手段やからさ」

「ふーん
ま、でもみるきーのこと
笑顔にしてや?」

「分かってるって」


そして美優紀は
受験をし見事合格した