コンコンッ
「朱里様起きてください」
「んぅー彩ぁ?
あれ?美優紀はー?」
「美優紀は、まぁ…その///」
「ふーん察した
よかったな幸せそうで」
「えぇ朱里様のおかげです
朱里様の無鉄砲な考えのおかげで」
「げっ…」
「フフフッ」
(彩様!A国から宣戦布告が!!!)
「何やと…やはり」
「宣戦布告って!」
「あぁ…A国とは
昔から折り合いが悪く
ほぼ冷戦状態で…
このままでは、軍の用意を…」
「その必要は無い」
「陛下!」
「俺が直々に話に行く」
「お待ちください!
危険です!」
「それしか方法はない
そもそも折り合いの悪さは
俺のせいや」
「陛下…どうなさったのですか」
「分かったんや…色々と
午後には出る
その間国のことは彩、任せた」
「お待ちください!
私も…」
「アホか国を誰が守るんや
もしものときは…彩
お前に全てを任せる
頼んだ」
「陛下っ!」
「これは命令や
問答無用…
用意をしろ」
「…かしこまりました」
「ちょっと待って!!」
「何や…」
「危なすぎる
恵狙われてるんやろ
そんなとこに一人で行って
そんなん…」
「無事には戻れないかもな」
「何言ってんの…それならっ!」
ガバッ…ギューッ
「俺、朱里と出会って
分かったんや
月は月やけど
お前と見る月は…綺麗や
分かるんや
この国にはそうやって
綺麗なものを見ながら過ごす民がいる
国王として…守らんとアカン」
「っ…言ったやん
そばにおるでって朱里も行く」
「…俺が帰ってこなければ
祖国に帰れ
船の手配はすぐできるようにしてる」
「アホなこと言わんとって!
そんなこと…」
(陛下準備ができました!)
「すぐ行く
…じゃあな」
「待って!朱里な恵のことっ」
「…愛してる朱里
これは変わらん
色々言って悪かったな
もし、帰ってこれたら
その時は今言おうとしたこと
言ってくれ…」
「恵っ!
絶対言うから!
絶対聞いてもらう
だから帰ってきて
また月見ようや二人で一緒に」
「その時はまた
術…見せてくれ」
「わかった!
一番綺麗なの作る」
「楽しみだ」