新しい長編ね




山本彩
高校2年生
バスケ部

これが簡単な自己紹介や

俺の朝は早い
7時に家を出るけど
起きるのは5時半
家族の朝ごはんを作らへんとアカンから
父親は海外で働いてて
離婚してる
母親はずっと働いてて
なかなか帰ってこない
姉1人妹1人
しっかりしてるのは俺で
だから俺が母親みたいなもん

「お兄ちゃん!
美瑠のブラウス
乾燥機かけたやろ!!」

「え?あぁ悪い」

「もぉー!縮んだぁぁ」

「ごめんってば」

「むぅ…」

「新しいの買ってくれるか?
これで」

「え、別にええよ…」

「ほら、ええから
ごめんなホンマに」

美瑠には甘いこと分かってる
でも親がいない分
辛い思いさせたくないっていうのが
本音…

「お兄ちゃん行ってくるなぁ」

「はいよー
行ってらっしゃい!」

「うん!」

「ふぅ…あとは…」

ゆっくり
階段を登って奥の部屋へ
2回ノックして
扉を開けると
予想通りまだ寝てる

「姉ちゃん…朝やで」

「ん、んぅ…」

「あ!さ!」

「あ、彩おはよ」

「ご飯置いてるから
学校行ってくるで」

「んぅ…いつもありがとっ」

「ええよ別に///
じゃあな」




「おはよー」

「朱里おは
あれ上西は?」

「恵ちゃんまた
どっかで遊んでる」

「またか…」

上西恵
一応親友
バスケ部1のチャラ男
吉田朱里
上西の幼なじみ
バスケ部のマネージャー

「彩も彩やで
朝練来るの早すぎ」

「そーか?」

「そうそうっ」

ドーンッ!

「彩おっはー!」

「重いっての…
遊んでないで練習しろよな
まったく…」

「ごめんごめんっ
彩も作ればええやん
彼女とか彩なら余裕やろ」

「興味無い」

「カリカリすんなよ
お母さん?」

「はぁ?何やそれ」

「美瑠ちゃんがいうてた
お母さんみたいやって
先輩に頼んだらええのに」

「姉ちゃんそういうの無理やから」

「ふーん…
お母さんなら
俺なんかしてもらおっかな」

「アホか」

俺の日常
楽しそう?俺笑えてる?
ホンマは俺にはものすごい
悩みがあるんや…
それは…

(あぁ今日も可愛い)
(笑ってくれてるで)

「あーらら
彩のお姉様
また囲まれてるわ」

「あぁ助けるわ

おい!邪魔や」

(ちぇっ、また来た)
(弟がでしゃばんなよ)

「ったく」

ギューッ

「ありがとう彩ぁー」

「別に…
てか離れてや」

「えぇー彩ちょうどええんやもん
今日は一緒におろうやぁ」

「教室ちゃうやろ」

「ちぇー」

(みるきー!)
(おはよー行こー!)

「あ、はーい
じゃあね彩」

「おう…」

去る時にフワッと香る
甘い匂い…
心臓が突然締め付けられる思いや
俺は笑えてないと思う
だって普通ちゃうんやもん
俺は


姉ちゃんが好きなんやから